令和8年9月12日(土)、大和郡山市との学市連携協定事業の一環として、科学教室「からくり人形をつくりましょう(機械工学科担当)」を奈良高専で開催し、大和郡山市内の小学4~6年生8名が参加しました。
機械工学科の廣 和樹 教授が講師を務め、技術職員1名及び本科生4名の補助スタッフとともに、以下の内容で実施しました。
① 開講式・概要説明
講師・スタッフの自己紹介の後、身近な機械や玩具に使われている「からくり」の仕組みについて説明を行いました。今回はそのからくり人形の一つである「連理がえり人形」を製作します。「連理がえり人形」とは、2本の棒でつながった2体の人形です。棒の中に入っている金属球が低い方に流れることにより重心が変わり、階段を降りていきます。
② からくり人形の製作
連理がえり人形キットは本校で製作したオリジナルのものです。まずは人形が降りる階段から作り始めました。次に人形作りにチャレンジしました。木材や部品を組み立てながら、動力がどのように伝わるのかを確認し、人形が動く仕組みを学びました。学生スタッフのサポートを受けながら、受講生それぞれが微調整を加えながら製作を進めました。
③ 動作確認・調整
完成後は実際に人形を動かしながら、より滑らかに動くよう調整を行いました。部品の位置や組立て方によって動きが変化することを体験し、ものづくりの面白さを感じてもらいました。
自分で製作した階段で人形が降りられるようになった受講生から、あらかじめ用意しておいた3倍の長さの階段にも挑戦してもらいました。
④ まとめ
受講生たちは、多くの部品を前に、初めは少し戸惑ったり苦戦したりする場面もありましたが、講師や補助スタッフのサポートを受けながら熱心に製作に取り組んでいました。完成したからくり人形が思いどおりに動いたときには、嬉しそうな表情が見られました。
からくりの仕組みを楽しみながら学ぶことで、機械やものづくりへの興味・関心を深める機会となりました。
今回の科学教室を通じて、科学技術やものづくり、そして奈良高専への興味を持っていただくきっかけとなれば幸いです。



