~実践を通して社会とつながるプロジェクト~
令和8年2月20日(金)、本校にて「学生アイデアチャレンジ(SIC)2025」成果報告会を開催しました。本事業は、学生自らの自由な発想を起点に、地域・社会課題の解決や新たな価値創出を目指す実践型プロジェクトです。
令和7年度は、公益財団法人寺田科学技術育英会様、奈良高専地域イノベーションコンソーシアム様、奈良高専同窓会様より活動費をご支援いただき、過去最多となる9件のプロジェクトを採択しました。ここに深く感謝申し上げます。
■ 成果報告会の概要
日時:令和8年2月20日(金)13:00~
場所:奈良高専 本館2階 地域創生交流室
発表形式:スライド発表(5分)+質疑応答(3分)
発表数:9プロジェクト
支援機関から9機関13名の皆様にもご来校いただき、各プロジェクトが約半年間の活動成果、プロジェクトの到達点と今後の展開可能性を報告しました。
令和7年度採択プロジェクトおよび報告書
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プロジェクト名 概要 |
チャレンジ 種類 |
報告書 |
| 1 |
高専特化型受付AI ~光瀬 愛奈(KOSE AINA)~ 概要:高専の来訪対応に特化した対話型AI受付システムの開発と実証 |
試作検証 社会実装 |
報告書 |
| 2 |
おみく地蔵プロジェクト 概要:参拝体験をデジタル技術で拡張する体験型おみくじシステムの制作 |
地域創生 |
報告書 |
| 3 |
NITNC×テキサン撮影コーナー 概要:学校ブランド発信を目的とした体験型フォトブースの企画・制作 |
地域創生 |
報告書 |
| 4 |
レーシングカートを題材とした教材展示の作成 概要:実車両を用いて機械工学の構造・力学を学べる展示教材の開発 |
試作検証 |
報告書 |
| 5 |
5軸3Dプリンタによるサポート材削減の検証 概要:独自に5軸制御機を試作し、サポート材削減効果を検証する研究 |
試作検証 地域創生 |
報告書 |
| 6 |
5インチゲージプロジェクト 概要:実走行可能な模型鉄道の製作を通じた機械設計・加工技術の統合実践 |
試作検証 地域創生 社会実装 |
報告書 |
| 7 |
ルーBIGキューブプロジェクト 概要:大型立体パズルの製作を通じた構造設計と来場者参加型展示の実装 |
試作検証 地域創生 社会実装 |
報告書 |
| 8 |
応力の可視化プロジェクト 概要:偏光や材料挙動を利用し、目に見えない応力状態を可視化する教育教材の開発 |
地域創生 |
報告書 |
| 9 |
Tsugi Lab ~金継ぎと最新技術で繋ぐ未来~ 概要:伝統工芸「金継ぎ」と最新加工技術を融合させた新たな価値創出の試み |
試作検証 地域創生 社会実装 |
報告書 |
■ 発表内容の特徴
今回の報告会では、単なるアイデア発表にとどまらず、
• 実機プロトタイプの完成
• 数値データによる検証結果
• 地域との協議状況
• 次年度以降の事業化構想
など、具体的な成果と実装可能性が示されました。
質疑応答では、支援機関関係者から専門的な視点での質問やコメントが寄せられ、学生たちは自らの取り組みを客観的に見直す機会となりました。報告会終了後には、実際に制作した成果物の展示や実演を行ってくれたプロジェクトもあり、会場は大変な賑わいを見せました。
■ 次年度へ向けて
本報告会をもって令和7年度の活動は一区切りとなりますが、複数のプロジェクトは継続発展を予定しており、社会実装や外部連携への展開が期待されています。
奈良高専は今後も、学生の自由な挑戦を制度的に支援し、地域と未来をつなぐ教育実践を推進してまいります。
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 多くの支援機関関係者、学生、教職員の
参加がありました
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 山田 産学協働・地域創生研究
センター長による開会挨拶
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 高専特化型受付AI~光瀬 愛奈(KOSE AINA)~ |
 おみく地蔵プロジェクト |
 NITNC×テキサン撮影コーナー |
 レーシングカートを題材とした教材展示の作成 |
 5軸3Dプリンタによるサポート材削減の検証 |
 5インチゲージプロジェクト |
 ルーBIGキューブプロジェクト |
 応力の可視化プロジェクト |
 Tsugi Lab ~金継ぎと最新技術で繋ぐ未来~ |
 報告会終了後の展示の様子 |
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| 報告会終了後の展示・実演の様子 |
(関連記事)
学生アイデアチャレンジ中間報告会の様子
https://www.nara-k.ac.jp/contribution/otherproject/2025.html