令和7年9月6日(土)、奈良高専にて大和郡山市との学市連携協定事業の一環として、科学教室「6足歩行ロボットを作って動かそう」(電子制御工学科担当)を開催しました。当日は、大和郡山市内の小学1~4年生と保護者等の10組が参加し、ロボット製作とミニゲームを通じて、ものづくりの楽しさを体験しました。
講師は電子制御工学科の山口和也助教が務め、本校5年生の5名が学生スタッフとして参加。以下の内容で教室を進行しました。
◆実施内容◆
①全体説明:
開講挨拶、講師・スタッフ紹介、学科紹介、製作するロボットの説明
②ロボット製作:
昆虫型の6足歩行ロボットを組み立て、動作確認と調整を実施
③ミニゲーム:
完成したロボットを使ってゲームに挑戦
- ボールをゴールに入れる「ミニサッカーゲーム」
- ブロックを目的地まで運ぶ「運搬チャレンジ」
- 障害物を乗り越えてゴールを目指す「障害物レース」
④まとめ
受講生は、普段使い慣れていない工具を使いながら、細かな組み立て作業に挑戦。保護者と協力し、学生スタッフのサポートも受けながら、見事にロボットを完成させました。完成したロボットには、左右に2個のギヤボックスが取り付けられており、それぞれをリモコンで操作することで、前進・後退・回転などの多彩な動きが可能です。
ミニゲームでは、思った通りに動かないロボットに苦戦しながらも、他の受講生と協力したり競い合ったりする姿が見られ、操縦の難しさと楽しさを体験していただけたようです。 初めて会った受講生同士でも、ミニゲームを通じて自然と打ち解け、歓声と笑顔があふれる場面も印象的でした。
今回の科学教室が、ものづくりへの興味や奈良高専への関心を深めるきっかけとなれば幸いです。



