8月20日(火)、2019年度の大和郡山市科学教室「3D-CADを使ってみよう!パソコンで3Dモデル組立て」が、
機械工学科棟3階コンピュータデザイン演習室で開催されました。

機械工学科 須田 敦 助教 から挨拶と概要説明がありました。

今回受講生の皆さんに使っていただく3次元CAD設計ソフトウェア「SolidWorks」です。
このソフトウェアはとても高性能でお値段もかなりのものです。
多くの企業や高等教育機関、研究所等で利用されており、まさに日本のものづくりを支える
ソフトウェアと言って過言ではありません。
これを受講生である小学生の皆さんに使っていただきます。
ダミー人形のデータを操作するとコンピューター上でいろいろな動きをします。
なお、1人につき1体配置しているダミー人形のポーズをコンピューター上で
再現することは、簡単に見えて実は結構難しい作業です。
余談ですが1体1体全く違うポーズをとって置いてある構図は、
じわじわと遊び心をくすぐってくれます。


さいころを組み立てる作業です。

受講生の写真を撮影しています。パソコン上に反映させるとあたかも自分自身が
パソコンで動いているようです。

実際にブロックを手に取り、3D-CAD上のブロックと比較しています。

須田先生と補助学生が、丁寧に受講生をサポートしています。
受講生は、正味5時間の演習にも関わらず集中力を切らすことなく3D-CADにも慣れ、
いろいろ画像処理を試していました。子ども達の上達の早さには目を見張るものがあります。
是非とも3D-CADに関心を持って将来の技術者・研究者になってくださいね。
受講生の皆さん、本当にお疲れ様でした。