令和8年8月1日(土)、大和郡山市との学市連携協定事業の一環として、科学教室「油が大へんしん!セッケンづくり実験 ~やってみて学ぶ、くらしの科学~(物質化学工学科担当)」を奈良高専で開催し、大和郡山市内の小学5・6年生14名が参加しました。
物質化学工学科の宇田亮子 教授が講師を務め、技術職員1名及び専攻科生4名の補助スタッフとともに、以下の内容で実施しました。
① アイスブレイク・全体説明
講師・スタッフの自己紹介の後、セッケンはいつ頃、どのように生まれたのか、なぜ汚れが落ちるのかといった話や分子構造について学びました。その後、実験の概要や安全上の注意について説明しました。
② 油選び
休憩時間を利用して、実験に使用する油を選びました。油ごとの特徴や用途を紹介したパネルと実物サンプルを見ながら、色や香りの違いを確かめ、それぞれが興味を持った油を選択しました。
③ 実験
マカデミアナッツ油やシアバターなど、それぞれが選んだ油を用いて、高専の学生実験でも扱うような本格的な手順でセッケン作りに挑戦しました。安全に配慮しながら、白衣やゴーグル、手袋を着用して実験を進めました。
実験中は、補助スタッフが一人ひとりの作業を丁寧にサポートし、受講生は油を温めたり混ぜたり、固体と液体を分離するための吸引ろ過を行ったりと、真剣な表情で実験に取り組んでいました。また、油の種類によって色や香り、仕上がりの様子が異なることにも興味を示し、自分で作ったセッケンが泡立つことがわかると嬉しそうな表情が見られました。
完成したセッケンはそれぞれ気に入ったガラス容器に詰めて持ち帰りました。自分で作ったオリジナルのセッケンを手に、受講生からは達成感や満足そうな笑顔が見られました。
④ 振り返り
今日の実験の振り返りや感想をアンケートにまとめてもらいました。
今回の科学教室を通して、身近な材料からセッケンができることや、実験を通じて化学の楽しさに触れてもらうことができました。今日の体験をお家の方と一緒に振り返ってもらえたらと思います。また、この体験が科学や化学、そして奈良高専への興味につながれば幸いです。




