令和7年6月19日、経済産業省 近畿経済産業局により、半導体人材育成に資する産学官コンソーシアム「関西半導体人材育成等連絡協議会」が設立され、本校および高専機構も設立時から参画しています。
同協議会では、関西の半導体産業の将来を見据え、必要な人材像の検討と、それに対応する人材育成の取組について産学官で議論が行われています。教育機関にとっては、地域の半導体企業との連携強化や学内教育活動の充実を図る場としての活用も期待されています。
また、同協議会の下に設置された「ワーキンググループ(WG)」では、産学の実務者を中心に、人材像の明確化や育成に向けた取組案の整理など、具体化が進められています。
このたび、令和7年12月16日(火)、WGメンバーを対象とした「奈良工業高等専門学校 施設見学会」を開催しました。近畿経済産業局様をはじめ、産業界・教育機関から14名、本校から5名、総勢19名が参加しました。
見学と意見交換は、以下の視点で行われました。
➢ 半導体分野で求められる人材像を企業と高専で共通化
➢ 企業ニーズを踏まえた高専教育プログラムの設計
➢ キャンパス(授業・研究・実験・実習環境)を視察しながら連携の着想を得る
➢ 「半年以内に検証できる」具体的連携アクションを導出する
開会にあたり、本校 近藤科江 校長より挨拶があり、その後、山田裕久 産学協働・地域創生研究センター長から、本校における教育研究活動や産官学連携の取り組み状況について説明がありました。
引き続き行われた施設見学では、機械工学科の実習、起業家工房Hub×Fab、共通機器管理センター、さらに物質化学工学科の研究室をご覧いただきました。
見学後は、高専機構本部 本間哲雄 学務参事より、高専機構における半導体分野での産学連携の現状について説明がありました。
続くグループワークでは、半導体トップ人材育成を目指した高専・大学連携の内容や、近畿地域における産学官連携の強みについて活発な議論が交わされ、企業・教育機関それぞれの視点から多様なアイデアが出されました。
最後のまとめ発表では、インターンシップや工場見学など具体的な連携提案もあり、今後の半導体人材育成に向けた第一歩となりました。
 近藤校長による開会挨拶 |
 本間学務参事による説明 |
 見学風景(機械工学科実習) |
 見学風景(起業家工房Hub×Fab) |
 見学風景(共通機器管理センター) |
 グループワーク |