
平成28年5月14日(土)から7月2日(土)までの全6回に渡り、「奈良高専産学交流講座 2016年度新ベーシックコース ~ゼロから始める組み込みシステム基礎講座~」の開講が行われました。
平成19年度から平成23年度の5年間に文部科学省の科学技術振興調整費(現:科学技術戦略推進費)、地域再生人材創出拠点の形成事業として、「元気なら組み込みシステム技術者の養成」事業が採択され、奈良県を中心に、中小企業を数多く抱える周辺の東大阪市、八尾市、京都府南部までを対象にして中小企業の組み込みシステム技術者の育成を行ってきました。平成24年度以降は「奈良高専産学交流講座」として、毎年開講しております。
開講式では、電気工学科の土井准教授からの挨拶があり、その後に講義担当の石飛准教授の紹介や受講に当たっての注意事項等の説明が行われました。

(電気工学科 土井 滋貴准教授)
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(電気工学科 石飛 学准教授)
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本年度も、拠点形成事業で蓄積された教育・研究のノウハウに基づき、実験実習を重視した実践的な新ベーシックコース(技術要素コース)の1コースを実施し、組み込みシステム技術をゼロの状態から最終製品の企画、開発、製造までを包括的にできる技術者の養成をめざし、講義が行われました。
全6回に渡り、新ベーシックコースの講義が行われ、受講者は熱心に講師の言葉に耳を傾けていました。講座修了者には修了証書が授与されました。