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奈良高専×イオンモール大和郡山 地域創生共同イベント「歯ブラシで動く金魚ロボットを作ろう!」を開催しました

令和元年11月4日(月)、イオンモール大和郡山様との地域創生共同イベントとして、本校機械工学科 須田 敦 助教、谷口 幸典 准教授及び技術系職員による「歯ブラシで動く金魚ロボットを作ろう!」が開催されました。

同店舗1階 北小路コート会場において、午前・午後合わせて4回の工作体験を実施し、計109名の参加者が自分で組み立てたロボットが動く楽しさを体感しました。

(機械工学科  須田 敦 助教)

(機械工学科  谷口 幸典 准教授)

まずはじめに、6名ずつ着席した各テーブルに配置された本校教員や職員から"歯ブラシで動く金魚ロボット"の組み立て方法について説明がありました。

用意された枠型から必要な部品を切り離し、ロボットの動作の要となる歯ブラシ、モーターと電池ボックスを、土台となる金魚型の板に設置しました。

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(作業に取りかかる様子)


次に、もう一枚の金魚型を土台に取り付け、スイッチを入れ動作確認をしました。

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井上技術専門職員(右手男性)

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福田技術職員

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谷本技術職員(左手女性)

金魚ロボットは底面に取り付けた歯ブラシの位置によって、真っ直ぐ泳ぎだすもの、その場で回転してしまうものなど、様々な動きが見られ参加者から驚きの歓声が沸き起こりました。

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(金魚ロボットが動き、子どもたちの歓声があがりました。)

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(歯ブラシの設置場所を考え、工夫したところを説明してくれる様子。)

ここまでの作業を約15分で終えると、飾りつけ作業です。完成すると「できた!」と嬉しそうに、笑顔で金魚池を模した試走エリアに向かいました。
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(熱気に包まれる会場の様子)

 

みなさんの作品を紹介します(※作業途中で撮影させていただいたものを含みます)


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"歯ブラシで動く金魚ロボット"製作舞台裏も紹介します

 

本校自慢の「ものづくり実験実習棟(機械実習工場)」を紹介します。鋳鍛造場、熱工学実験室、流体工学実験室、材料力学実験室を擁し、多くの実験実習機器(卓上ボール盤や3Dプリンター等)を用いて新しい実験、実習に役立てています。

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下の写真は、歯ブラシで動く金魚ロボット製作に大活躍したレーザー加工機です。その名のとおり、木板、アクリル板や薄い紙などにレーザーでカットしたり、印字したりすることができます。今回の"金魚ロボット"の材料はこの工場で加工されたものです。レーザー自体は目に見えませんが、印字している箇所が熱を帯びて赤く光っているのが見えます。 デザイン画のデータを用意し、細かい文字、図形でもスピーディーに掘ることができます。

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次に金魚の型にカットします。一度に2台分の材料を、約30分で加工します。右は拡大写真です、ラインが茶色く見えるのは高温でカットするため付着したススです。

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(できあがり)

世界に一つ、自分だけのオリジナル金魚ロボットは、お土産に持ち帰っていただきました。このような体験を通じて 理系教育の楽しさを体感し、世の中に普及しているロボットの存在に気づき、仕組みに興味を持っていただくなど、将来を担う理系人材に育っていただければと思います。たくさんのご来場、ありがとうございました。

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