奈良工業高等専門学校

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COC+政治・経済 第8回 振り返り・アンケート調査(2016年12月6日掲載)

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平成28年11月30日(水)の1・2時限目に、COC+政治・経済 第8回「振り返り・アンケート調査」が電子制御工学科で行われました。

第1回目では、「奈良経済の課題について」奈良中央信用金庫様からお話を頂き、奈良県の現状について知りました。その後、奈良県経済統計のデータを用いて、SWOT分析を行い強みと弱みを把握し、アイデアあふれる事業計画書を作成しました。第5回目では、奈良県企業様に事業計画書をみてもらいアドバイスを頂きました。これを踏まえ、プレゼンテーションの準備をし、第7回目に、グループ発表を行い奈良中央信用金庫様に評価を頂きました。

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-振り返り・アンケート調査-

グループ発表について、奈良中央信用金庫様による評価・竹原講師による教員評価・学生による評価のそれぞれの結果をプリントにより共有しました。                       

竹原講師から、「金融機関から見た評価や授業を通して見た教員評価・学生から見た評価は、それぞれに違った目線から違った結果が出ています。多くの評価結果が得られ、それぞれに参考になったと思います。」との、コメントがありました。

そして、「グループ内相互評価シート」に従って、自己評価や他者評価を行いました。また、スマートフォンを活用して学生はアンケートに答えていきました。

この授業を通して、工学的知識をベースに経済の基礎知識を身に付ける試みがなされ、将来に必要なコミュニケーションや問題解決スキルを体験することができました。グローバル化の時代にあえてグローカル化に着目し、実際に事業計画書を作成することにより、地域発展の重要性を理解し、問題解決や新しい価値の創造に積極的に取り組むベンチャーマインドの必要性を知りました。このことは、奈良県での生活や仕事に愛着を感じる良い機会となりました。

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最後に、竹原講師は、アフガニスタンで井戸を掘る医師、中村 哲 氏を例に挙げ、その地域の「人も知り、社会も知り、活躍できるエンジニアを目指してください。」と述べ、期待を込めて、「”Think Globally Act Locally!” (地球規模で考え、足元から行動せよ)。」と、学生にメッセージをおくりました。そして、「もし、皆さんが将来、起業をしてみたいと思った時は、是非、奈良県で活躍してください。」と、結ばれました。

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この時間を持って、平成28年10月より全8回に渡って進められた、地方創生推進(COC+)事業における地域理解教育の一環としての講義「COC+ 政治・経済」が電子制御工学科において、無事終了いたしました。

 

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COC+ 政治・経済(2016年10月6日掲載)

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