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令和6年度第1回『県内企業×奈良高専 産学交流会』開催
令和6年7月29日(月)本校地域創生交流室において、令和6年度第1回『県内企業×奈良高専 産学交流会』を開催いたしました。奈良県奈良しごとiセンターのご協力のもと、県内企業をお招きし、活発な意見交換を行いました。
参加者は8企業15名、奈良県奈良しごと i センターより3名、本校教員は各学科2名、計10名、合計28名でした。
中村教授の開会挨拶後、まずは、全体で企業様から事前にいただいた質問に教員が回答する、質疑応答を行いました。
続いて、2グループに分かれて、より話がしやすい形態でのトークディスカッションを行いました。企業様と教員の距離が近くなった分、活発な意見交換が行われました。
機械工学科の須田准教授による「ものづくり実験・実習棟」の案内を行い、学生の実習の取り組みなどの説明を行いました。
起業家工房では機械工学科5年生の宮本さんが、金属3Dプリンタ「LASERTEC 65 3D」の説明を行い、皆さん、熱心に見学してくださいました。
最後の名刺交換の時間では企業様も教員も熱心に情報交換する様子が見られました。
終了後のアンケートでは「先生方の生の声を聞く機会がないので貴重な時間でした」 など、また参加したいというお声をたくさんいただきました。
ご参加いただき、ありがとうございました。今後も、幅広い様々な連携を模索するきっかけづくりの場として、企業様に学校の事を知っていただく機会を作っていきたいと思っています。
令和5年度3機関連携「郡山城天守台プロジェクションマッピング」実施
令和5年12月2日(土)、大和郡山市・阪南大学・奈良高専による3機関連携、郡山城にぎわいづくり事業「郡山城天守台プロジェクションマッピング」が、大和郡山市の郡山城跡にて開催されました。
本事業は「教育研究の成果を社会還元する機会づくり」「地域活性化に寄与する若者の人材育成」を通し、大和郡山市の地域活性化に連携して寄与することを目的とした3機関による連携協定の成果として、実施しています。
本校からは、情報工学科 内田眞司教授と本科3・4年生7名が映像制作の一部を担当しました。今回の映像制作では生成AIを用いる試みを行っており、そのこともあり映像投影の前の講演では、情報工学科 市川嘉裕助教が生成AIの活用に関する講演を行いました。また、会場では一般教科 稲田直久教授が協力し、天体コーナーとして望遠鏡を設置し、木星の縞模様や衛星も来場者の方に観察いただきました。寒い中お越しいただきありがとうございました。内田教授(右)挨拶 市川助教講演 天体コーナー準備(正面木星) 観察の様子 奈良県主催『脱炭素を実現する夢の水素エネルギー』イベントに山田ラボ参加!
去るR5年8月24日、奈良県が主催する『脱炭素を実現する夢の水素エネルギー』イベントが行われました。
奈良高専による科学教室のほか、奈良県オールトヨタより地域貢献の一環として寄贈された、燃料電池車「MIRAI」が展示され、水素エネルギーを紹介するポスターも展示されました。
科学教室は今年で3回目と好評な奈良県のイベントとなっています。物質化学工学科 山田裕久准教授と松本充央GEAR特命助教、研究室の学生5名が科学教室を担当しました。イオンモール大和郡山イベント広場で3回に渡り実施しました。
このイベントはR3年度、奈良県内初の水素ステーション「イワタニ水素ステーション奈良大安寺」が開設されたことを記念し、奈良県内における水素エネルギーへの理解促進を目的として行われています。
山田研究室の専攻科1年、音成さんが科学教室の実験の説明を行い、縄手さんが解説を行いました。
専攻科2年の大井さん、本科5年の加藤さん、山口さんはサポートをしました。1回目から、スムーズに参加者をサポートし、明るい雰囲気で実験が進みました。今回の参加者は、小学生を中心に老若男女、幅広い年齢の方にご参加いただきました。1つ目の実験は『ボルタ電池を作る』です。水に3種類の粉を入れ、どう変化するか、通電してオルゴールは鳴るのか?
参加者は、白衣とゴーグルを着用し、何が始まるのかとワクワクしながら実験に参加していました。2つ目の実験は『燃料電池を作ろう』です。水素が何なのか、分からない小さな子供さんでも簡単に出来る実験で、炭素棒から泡が出てくるのを不思議そうにじっと見られていました。
参加後のアンケート(一部抜粋)
【 小学低学年 】
「燃料電池の実験で炭素の棒にぶくぶくついていて楽しかった。」
「実験道具をさわれて楽しかったです。」
「泡がぶくぶくと出て来た時は楽しかったです。」
「リトマス紙の色が変わることが楽しかった。オルゴールの音が鳴ったことにびっくりした。」
など、実験を楽しんでいただけたお声を頂きました。
【 小学高学年 】
「学校でやってない実験が出来て楽しかった。」
「とても楽しかった。空気がお風呂に入っていることを初めて知りました。」
「水素や酸素のしくみや電気の使い方が分かりました。」
「とても楽しかった。この学校に頑張って入りたい。」
など、実験を楽しんでいただけたお声を頂きました。
昨年度に引き続き、物質化学工学科 山田 裕久准教授がユニットリーダーとして参画している『GEAR5.0 K-§MART』の活動の一環として行いました。
奈良市立三笠中学校「高校授業体験」にて出前授業を行いました。
令和4年9月30日(金)に、奈良市立三笠中学校でキャリア教育の一環として実施された「高校授業体験」の
プログラムの一つとしてお招きいただき、出前授業を行いました。この催しは、同中学校が高校等の様々な教科担当の先生方をゲストティーチャーとして招き、生徒の皆さんに授業
を体験してもらうというもので、県内の様々な高校等が特色ある授業を行いました。
本校は理科の授業体験を担当し、情報工学科 松村 寿枝 教授による「音や音声の特徴を調べてみよう」と
題した授業を行いました。授業では、奈良高専の概要を紹介した後、松村教授の研究分野である「音声工学・音響工学」について説明を行い、
騒音レベルを数値で見れる騒音計で、実験を行いました。話声のない教室内は『40dB』で図書館並み、先生が話し
ている場面では『60dB』、生徒さんの一瞬の大声は『110dB』くらいまで達しました。
ちなみにセミの鳴き声は『80dB』(計測距離にもよる)だそうです。続いて、フリーソフトを利用して以下の実験を行いました。
・可聴域チェック:一般的に20代をピークとして徐々に聞き取りにくくなると言われる周波数の高い音を、どこまで
聞こえるかみんなで試しました。人が聞き取れる音の高さは20~20,000Hzと言われますが、教室内の雑音も
ある中19,000Hzまで聞き取った生徒さんもいてました。・音の周波数分析:生徒さんが持参してくれたギターの音について、周波数を分析しました。
奈良高専とは?
可聴域チェック
ギターの音を鳴らしてもらいました
ギターの音分析中
今回は、理科の授業体験という事でしたが、高専で行っている「研究」というものを少しでも身近に感じてもらえた
らうれしく思います。ありがとうございました。公益財団法人寺田科学技術育英会様を訪問しました(令和4年9月9日)
令和4年9月9日(金)に後藤景子校長、中村秀美校長補佐(研究推進担当)、上野秀剛産学協働・地域創生研究センター長が、公益財団法人寺田科学技術育英会 理事長 寺田俊彦 様を訪問し、後藤校長より同育英会の科学技術教育支援事業の支援対象へ今年度より本校を加えていただいたことへの御礼の挨拶、社会における教育研究環境、学生の進路状況、技術研究開発等ざっくばらんに意見交換を行いました。
国際フロンティア産業メッセ2022に出展しました。
令和4年9月1日(木)・2日(金)、神戸国際展示場で行われた「国際フロンティア産業メッセ2022」に2年ぶりに奈良高専が出展しました。
「国際フロンティア産業メッセ2022」は「未来を拓く 未来を動かす」をメインテーマとし、約500小間の出展がありました。また、全国初となる「第1回ドローンサミット」(主催:内閣官房・兵庫県)も同時開催し、多種多様なドローンが展示され、二日間で約12,900人の来場があり奈良高専のブースにも多くの来場者にお越しいただきました。
本校ブースでは物質化学工学科 中村 秀美 教授及び 情報工学科 上野 秀剛 准教授のパネルを展示し来場者に対してシーズの紹介等を行いました。
MOBIO産学連携オフィス『テーマ別大学・高専合同シーズ発表会(環境・SDGs編)』において 物質化学工学科 中村 秀美教授がシーズ発表をおこないました
令和3年9月14日(火)、大阪産業創造館で開催されたMOBIO産学連携オフィス『テーマ別大学・高専合同シーズ発表会(環境・SDGs編)』において、本校 物質化学工学科 中村 秀美教授が「使用済みメッキメディアからの金属リサイクルシステム開発」と題して研究シーズの発表をおこないました
当日は、会場参加者、オンライン参加者あわせて約90名の参加者が熱心に聴講しました。発表後には、発表大学・高専ごとに各ブースに分かれ、展示会も実施され、立ち寄った参加者からの質問等に対応しました。
「第2回おしごとフェスタin大和郡山」に出展しました。
奈良高専は、令和3年3月7日(日)に、大和郡山市立体育館(三の丸会館)で開催された「第2回おしごとフェスタin大和郡山」
(主催:昭和工業団地協議会)に出展しました。
この催しは、昭和工業団地の企業16社様を中心として開催されたものです。出展者が普段取り組んでいる仕事を、子どもたちが
体験することにより、新しい知識、発見、ひらめき、経験値を得るだけでなく、世の中にある様々な職業・企業を知り将来の夢や
可能性を育てることにつなげることを目的としています。本校は、機械工学科 須田 敦 准教授および谷口 幸典 准教授による「歯ブラシで動く金魚ロボットを作ろう!」と題した出展を
行いました。(機械工学科 須田 敦 准教授)
(機械工学科 谷口 幸典 准教授)
この出展では、本校で製作したキットを使って、参加者の皆さんに歯ブラシで動く金魚ロボットを作ってもらいました。
予定していた定員となる40名のお子さんたちが参加し、ロボット製作を行いました。皆さん、折り紙などを使って思い思いの
デザインにしていきました。
完成したお子さんからスイッチを入れ、動作確認を行いました。この金魚ロボットは底面に取り付ける歯ブラシの位置によって
様々な動きをします。皆さん、動きを変えるために歯ブラシの場所を色々と試行錯誤していました。
皆さんが作った個性豊かな金魚ロボットはお土産として持って帰ってもらいました。家に持って帰ってもらってからもデザインを
変更したり、また歯ブラシの位置を変えて別の動きを試してみたりするなど楽しんでもらえると幸いです。MOBIO常設展示場「知的財産等ビジネスマッチング」企画展に出展しました。
奈良高専は、令和2年12月2日(水) ~令和3年1月28日(木)の期間、クリエイション・コア東大阪で開催されたMOBIO常設
展示場「知的財産等ビジネスマッチング」企画展に出展を行いました。
このイベントは、大阪府と連携する「産学連携オフィス」の36大学・高専及び研究所等が有するアイデア(特許等)を展示・紹介
するとともに、知的財産の支援機関「知財サポートチーム」を広くPRすることにより、府内ものづくり中小企業を支援することを
目的に開催されたものです。本校は、農工連携クラスターから機械工学科 福岡 寛 准教授の研究シーズ「樹液流量測定システムの改良」のブース展示
を行い、来場された企業の方などに関心を示していただきました。令和2年度 特許検索競技大会 スチューデントコースのサテライト開催を実施しました。
本校は、令和2年12月14日(月)、令和2年度 特許検索競技大会(主催:一般財団法人 工業所有権協力センター)スチューデント
コースのサテライト開催を実施しました。
特許検索競技大会は日本で唯一の特許調査の実務能力を評価する大会で、J-PlatPatや商用DBを用いた実際の検索作業を含
む問題等を通じて、特許調査の実務能力を競います。当大会のスチューデントコースは、各学校内で開催を行うサテライト参加が
可能であり、今年度、知的財産権に関する課外教育を受けてきた電子制御工学科及び機械工学科の本科5年生が受験しました。
採点の結果、一定のレベルを満たした学生に対しては、後日、認定証が送られました。
認定を受けた学生の皆さん、おめでとうございました。
知的財産の情報収集は、技術者・研究者にとって重要なスキルの一つです。社会に出てからも必要になりますので、普段の研究
に加えてこちらも今後意識して、引き続き技術習得に向けて頑張ってください。3機関連携「郡山城天守台プロジェクションマッピング」を実施しました
昨年度に引き続き、令和2年12月20日(日)に大和郡山市・阪南大学・奈良高専による
3機関連携「郡山城天守台プロジェクションマッピング」を開催しました。
上田市長から挨拶がありました。
阪南大学 来村先生の講演。百万石の城-郡山城-をテーマにお話をいただきました。
本校 稲田先生の講演、宇宙に関するお話をいただきました。
プロジェクションマッピングの様子
天文観測コーナーの様子。この日は木星と土星のランデブーでした。
今年も多くの市民の皆さんに来場いただきました。
教育の成果として、このような素晴らしい場に披露できたことは学生諸君にとっても
とてもよかったのではないかと思います。
MOBIO産学連携オフィス連続企画 テーマ別大学・高専合同研究シーズ発表会において、電子制御工学科 玉木 隆幸 准教授がシーズ発表を行いました。
令和2年12月9日(水)、クリエイション・コア東大阪で開催されたMOBIO産学連携オフィス連続企画 テーマ別大学・高専合同
研究シーズ発表会『精密・微細(材料・加工)編』において、本校 電子制御工学科 玉木 隆幸 准教授が「超短光パルスを用い
たガラス、金属材料への微細加工技術」と題してシーズ発表を行いました。
発表後には、今回のシーズのブース展示会が行われ、発表を見た参加者からの質問等に対応しました。特許検索に関する特別講演会を実施しました。
本校電子制御工学科では、知的財産権に関する課外教育を行っています。今年度は特許検索に関する特別講演を3回行った後、
特許検索競技大会に挑戦する予定となっております。(対象者:電子制御工学科及び機械工学科の本科5年生全員)
令和2年11月30日(月)・12月7日(月)、古谷国際特許事務所の弁理士 古谷 栄男 様をお招きし、特許検索競技大会に備えて、
特許検索の実技を含んだ特別講演会を実施しました。
(古谷 栄男 弁理士)学生は説明を聞きながら、実際にパソコンで特許検索に取り組んでいました。今回学んだことを用いて、特許検索競技大会に挑戦
します。知的財産権特別講演会を実施しました。
本校電子制御工学科では、知的財産権に関する課外教育を行っています。今年度も令和2年12月7日(月)、古谷国際特許
事務所の弁理士 古谷 栄男 様をお招きし、電子制御工学科の4年生を対象とした特別講演会を実施しました。
(古谷 栄男 弁理士)技術者にとって将来必要となる知的財産権ついてご講演いただきました。学生は実際に特許公報を読むなど実践的な内容
まで幅広く知的財産権について学ぶことができました。株式会社椿本チエイン会長 長勇 様が来校されました。
令和2年11月13日(金)、株式会社椿本チエイン会長の長勇様が来校されました。
椿本チエイン様は、奈良高専 地域イノベーションコンソーシアムの会員企業様であり、
また、共同研究を行うなど積極的に本校と連携いただいております。まず、本校 後藤校長及び中村校長補佐と会談され、後藤校長が本校についての簡単
な説明を行いました。その後、現在、共同研究を行っている電子制御工学科 飯田教授により研究内容などの
説明がありました。今回のご来校を通して、今後も椿本チエイン様と本校の間で活発な連携を行っていくこと
を確認いたしました。知的財産権特別講演会を実施しました。
本校電子制御工学科では、知的財産権に関する課外教育を行っています。今年度は特許検索に関する特別講演を3回行った後、
特許検索競技大会に挑戦する予定となっております。(対象者:電子制御工学科及び機械工学科の本科5年生全員)
令和2年11月11日(水)、古谷国際特許事務所の弁理士 古谷 栄男 様をお招きし、特許検索に関する特別講演会を実施しました。
(古谷 栄男 弁理士)特許検索を含む知的財産権について基礎となる内容からご講演いただき、学生は真剣な表情で聴講していました。
奈良県広域消防組合様と実験を行いました(電気工学科 池田 陽紀 講師)
令和2年10月13日(火)、電気工学科 池田 陽紀 講師は、奈良県広域消防組合様からの要請を受け、本校においてコンデンサ
の放電による発火の再現実験を行いました。
(電気工学科 池田 陽紀 講師)実験は数時間に及びましたが、今回の結果を消防署に持ち帰り、今後活用させていただくとのお言葉をいただきました。
奈良市立三笠中学校「高校授業体験」にて出前授業を実施しました。
令和2年10月27日(火)に、奈良市立三笠中学校でキャリア教育の一環として実施された「高校授業体験」の
プログラムの一つとして本校もお招きいただき、出前授業を行いました。この催しは、同中学校が高校等の様々な教科担当の先生方をゲストティーチャーとして招き、生徒の皆さんに授業
を体験してもらうというもので、当日は本校も含め12プログラム実施されたとのことです。
本校は理科の授業体験を担当し、情報工学科 松村 寿枝 教授による「音や音声の特徴を調べてみましょう」と
題した授業を行いました。授業では、奈良高専の概要を紹介した後、松村教授の研究分野である「音声工学・音響工学」について、説明を行い
ました。
続いて、フリーソフトを利用して以下の実験を行いました。
・可聴域チェック:一般的に20代をピークとして徐々に聞き取りにくくなると言われる周波数の高い音を、どこまで
聞こえるかみんなで試してみました。・音の周波数分析:ギターの音、手をたたく音、人の声等のいろいろな音による波形の違いを確認しました。
今回は、理科の授業体験という事でしたが、高専で行っている「研究」というものを少しでも身近に感じてもらえた
らうれしく思います。ありがとうございました。国際フロンティア産業メッセ2020に出展しました。
令和2年9月3日(木)・4日(金)、神戸国際展示場で行われた「国際フロンティア産業メッセ2020」に奈良高専が出展しました。
この「国際フロンティア産業メッセ」は、企業や大学・研究機関による先端技術の紹介や新事業創出の基盤となる製品展示を
中心とした多彩なプログラムを展開することにより、技術交流・ビジネスマッチングを進めることを目的として開催されています。
今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、十分な安全対策が講じられる中、317の企業・団体が出展を行いました。
本校ブースでは来場者に対して教員研究シーズや地域イノベーションコンソーシアムの紹介等を行いました。
新型コロナウイルス対策の関係で入場制限がかかる中でしたが、多くの来場者にブースにお越しいただき、本校の産学交流
活動に関心を示していただきました。
大学・高専・企業マッチング交流会を開催しました
令和2年1月24日(金)、クリエイション・コア東大阪に於いて、「大学・高専・企業マッチング交流会」を開催しました。
(共催:奈良女子大学、武庫川女子大学 後援:近畿経済産業局、大阪府、奈良県、(一財)大阪科学技術センター、
池田泉州銀行)本イベントは、社会でも関心の高いダイバーシティの動向を通じて、産業界と大学・高専との産学官金連携マッチングの場を創出し、ダイバーシティの普及、地域活性化および技術振興を図ることを目的として実施しました。
【講演会の部】
はじめに、奈良工業高等専門学校 後藤景子校長より開会の挨拶、奈良女子大学 理事副学長 藤原素子様と、武庫川女子大学 栄養科学研究所長 福尾 惠介様から共催のご挨拶をいただきました。引き続き、近畿経済産業局 地域経済部次長 内海 美保様から来賓ご挨拶をいただきました。
次に、5高専(大阪府立大学高専・鈴鹿高専・鳥羽商船高専・富山高専・明石高専)を加えた2大学・近畿地区6高専それぞれの学校紹介と研究事例紹介がありました。本校は、情報工学科 松村 寿枝 教授 (本校男女共同参画推進委員会委員長)が紹介を行いました。
続いて、連携企業3社(株式会社プロアシスト様、帝人フロンティア株式会社様、佐藤薬品工業株式会社様)から、ダイバーシティへの取組や技術紹介についてご講演いただきました。
【産学官金交流会の部】
2大学・6高専がそれぞれブースを設け、ご参加いただいた皆様と技術相談・就職関係などで活発な情報交換を行いました。
同時に、近畿経済産業局が実施している「関西ものづくり新撰」に選定された企業様によるポスターセッション、ダイバーシティ企業・後援機関の展示も実施しました。
「関西ものづくり新撰」は、近畿経済産業局が関西ものづくり中小企業の優れた製品・技術を発掘し、情報発信や販路開拓支援、などを通じてビジネスの拡大を応援することを目的に実施しており、その優れた製品や技術が紹介されました。交流会の参加者は、57機関(関係機関含む)123名(うち学校関係者・後援機関など59名)にのぼり、盛況のうちに終えることができました。。
このマッチング交流会が、ご参加いただいた企業の皆様と各大学・高専が産学官金連携・就職などにおいて関係が深まる一助になれば幸いです。
whiims様より抵抗カラーコードかるたを寄贈いただきました。
令和元年12月23日(月)、本校専攻科生の内田啓太さんが参加する制作チーム whiims 様より 抵抗カラーコードかるたを寄贈頂いた事を受け、後藤校長から内田さんに礼状が渡されました。
抵抗カラーコードかるたは、抵抗のカラーコードをゲーム感覚で覚えられるよう作られたかるたです。 電気工学のミニ知識も楽しく学べるようになっています。 頂いたかるたは、本校の授業や実験で活用させて頂きます。
奈良市立三笠中学校「高校授業体験」にて出前授業を実施しました。
奈良高専は、令和元年10月29日(火)に、奈良市立三笠中学校で行われた「キャリア教育参観」の中の3年生対象
「高校授業体験」の1プログラムとして出前授業を行いました。
この催しは、三笠中学校が周辺の高校から様々な教科担当の教員を招待し、生徒さんに高校で行われているような
授業を受けてもらうという内容になっています。
本校は理科の授業体験担当で、情報工学科 松村 寿枝 教授による「音を見てみよう-フリーソフトで音を分析する-」
と題した授業を行いました。授業では、まず奈良高専について簡単に紹介があった後、松村教授が普段研究している音声工学・音響工学について
説明がありました。
(情報工学科 松村 寿枝 教授)
続いて、フリーソフトを使用してどこまで高い周波数の音を聴き取れるかという可聴域のチェックを行いました。
中学生の皆さんは20000Hz近くの高い周波数まで聴き取ることができていましたが、参観に来られていた保護者の
方々は15000Hzくらいから聴き取ることができていないようでした。
次の実験では音に含まれる周波数成分を見ることができるフリーソフトを使用して、様々な音の分析(周波数分析)を
行いました。
今回は、生徒の皆さんがマイクの前で、指を鳴らしたり、鈴を振ったり、定規を弾いたり、声を出したりしてくれたので、
それらの音の分析を行いました。
色々な音の波形を、生徒の皆さんは興味深そうに見られていました。
最後にまとめと生徒の皆さんからの挨拶。
皆さん、最後まで楽しみながらも集中して授業を受けられていました。
ぜひ検索してみてください。2019年度 電子制御工学科「卒業研究中間発表会」を開催しました。
令和元年10月17日(木)、本校 電子制御工学科5年生の卒業研究中間発表会が外川町スポーツ会館で開催されました。
(中間発表会の様子は電子制御工学科HPからもご確認ください。)
当日は、55社88名の企業関係者の方々が来場され、卒業研究のポスター発表の聴講や、同じく聴講のために参加した4年生に対して企業紹介を行われました。
会場は、学生と企業の方々との活発な交流が行われ、大盛況のうち終了いたしました。「奈良県福祉フェア 第4回福祉機器展 in 奈良 2019」に出展しました。
奈良高専は、令和元年9月21日(土)に奈良県営福祉パークで行われた「奈良県福祉フェア 第4回福祉機器展 in 奈良 2019」(主催:社会福祉法人奈良県社会福祉事業団)に出展しました。
この催しは、高齢者や障害者の社会参加と自立の促進のため、福祉用具を見て・触れて・試して・体験する「福祉機器展」を通じて、県民に福祉用具の普及啓発を図ることを目的に開催されているものです。
本校からは、電子制御工学科 早川 恭弘 教授による『高機能歩行支援靴』『介護移乗移動ロボット「ひびき」』等の研究紹介を早川研究室の学生が行い、福祉機器に関心を持つ県民の方々と交流を行いました。
また、今回、同時開催された「介護ロボット奈良フォーラム」において、早川 教授が『介護移乗移動ロボット「ひびき」』の研究事例紹介を行いました。これまでにない介護移乗移動ロボットは多くの関心を集めていました。
1日を通して、多くの方にお越しいただき、イベント最後まで盛況のうち終了しました。手作りIoTのすすめ「IoT BASIC」(IoT基礎講座)を実施しました。
令和元年7月6日・13日・27日、8月10日の4回にわたり、電気工学科 土井 滋貴 准教授による社会人向け講習会
「手作りIoTのすすめ「IoT BASIC」(IoT基礎講座)」開催しました。本校では、「元気なら組み込みシステム技術者の養成」の後継事業として「新ベーシックコース~ゼロから始める
組み込みシステム基礎講座~」を平成28年度まで実施してきましたが、その中で現在の潮流である「IoT」に焦点
を当てた後継事業として開催しているものです。講義では、土井准教授よりIoTに関する様々な解説があるとともに、ときには実習を行いながら、最新のIoT技術に
ついて学んでいきました。
(土井 滋貴 准教授)
また、7月13日の講義では、大阪府大高専 総合工学システム学科の土井 智晴 教授をお招きし、IoTの事例紹介等
について講義いただきました。
(土井 智晴 教授)
各回、受講生の皆様は真剣な表情で受講されていました。この講義で学ばれたことをこれからの業務の中でも活用
いただけると幸いです。『IKOMAサマーセミナー』にて本校教員が授業を実施 ~音を見てみよう~
令和元年8月18日(日)、生駒小学校等で生駒市・生駒市教育委員会主催の『IKOMAサマーセミナー』が開催され、当セミナー授業の一つとして
本校情報工学科 松村 寿枝 教授による「音を見てみようーフリーソフトで音を分析するー」と題した授業が行われました。(於、生駒市小学校)まず最初に音について説明があった後、受講者の皆さんに可聴域のチェックをしてもらいました。
可聴域は、人が音として認識できる周波数の範囲です。人は20Hz~20,000Hz程度の周波数を聞き取れますが、加齢とともに高い音が聞き取れ
なくなります。今回は様々な周波数の音を出すことができるフリーソフトを使ってチェックを行いました。今回受講された皆さんは全員10代でしたので
18,000Hzくらいまでは全員聞き取ることができ、人によっては20,000Hzも聞き取ることができていました。
なお、動物により可聴域は異なりますが、コウモリは人間の6倍の約120,000Hzまで聞くことができるそうです。次に、音に含まれる周波数成分を見ることができるフリーソフトを使用して、色々な音の分析を行いました。
まず、2人の受講者の方の声の分析を行いました。分析された音の波形を比較し、それぞれの波形の違いを確認しました。続いて持ち込んだ色々な楽器等から一つを選んでもらって周波数分析を行いました。
今回選ばれたのは卓上ベル。分析すると先程の声とは波形が大きく異なることが分かります。最後に奈良高専の紹介と今日の授業のまとめ。
皆さん、楽しみながら音について学ばれていました。今回の授業で使用したようなフリーソフトは誰でもダウンロードできますので、興味がある方は
是非検索してみてください。近鉄百貨店 橿原店で出前授業を実施しました
令和元年8月6日(火)、情報工学科 山口 賢一 准教授、岩田 大志 講師が、近鉄百貨店橿原店において開催され
ている「夏休みこども博」の一環で出前授業「パズルの達人」を実施しました。
( 山口 賢一 准教授 ) ( 岩田 大志 講師 )
この出前授業では、「15パズル」という1~15の数字が書かれたバラバラのピースをスライドさせて順番通りに並べ
るゲームに挑戦してもらいます。
タブレットに入ったアプリのパズルと、本校にある3Dプリンタで作ったパズルを準備していましたので、参加者の小
学生の皆さん全員に挑戦してもらいました。なお、3Dプリンタで作ったパズルはプレゼントとして、持って帰ってもら
いました。
最初にとりあえず解き方のコツは伝えずに挑戦してもらいました。
早い人はこの段階でも5分ちょっとで解けていました。
先生や本校の学生がヒントを与えるなど補助してくれました。
パズルの早い解き方について説明がありました。15パズルには早く解くコツがあります。
皆さん、説明後は最初と比べて格段に早い時間で、完成させることができるようになっていました!
最後に本日のまとめ。15パズルのような16マスでの数字の並べ方は約20兆通りあり、そのうち約10兆通りは絶
対に答えにたどり着きません。ここから、世の中には解けない問題もあることや、答えの求め方にはいくつも方法が
あること、コンピュータはさらに難解な問題も解くことができることなど話がありました。
このようなパズルからでも、小学生の皆さんに、理系科目に興味をもってもらえればと思います。
奈良県、近畿財務局奈良財務事務所と本校見学を通じて地方創生について情報交換をしました
令和元年7月18日(木)、奈良県庁及び財務省 近畿財務局 奈良財務事務所の一行が視察のため来校されました。
奈良県庁からは 末光 大毅 総務部長、財務省近畿財務局 奈良財務事務所からは 米倉 洋成 所長にお越しいただき、
学校見学や意見交換を行いました。
最初に本校の後藤校長が奈良高専について簡単に説明を行いました。
アクティブラーニングを行う授業の様子を見学いただきました。
ものづくり実験実習棟で様々な設備機器を見学いただきました。
続いて、物質化学工学科 中村 秀美 教授の研究室、物質化学工学科実習棟、機器分析センターの設備機器を
見学いただきました。
最後に、意見交換を行いました。奈良県及び奈良財務事務所からは、奈良高専の持つ豊かな可能性を地域振興に 還元できるよう具体的な連携のあり方を検討していきたいとの意見が示され、今後、様々な面における連携の 可能性を検討していくことになりました。
八尾市、川西町の小・中学生対象『ロボットプログラミング教室』を実施
平成31年3月26日(火)、本校地域創生大講義室において、大阪府八尾市及び奈良県磯城郡川西町の小・中学生計31名が参加し、本校電子制御工学科 玉木隆幸准教授及び学生5名による『ロボットプログラミング教室』を実施しました。 冒頭、玉木准教授より本校の紹介及び今回の『ロボットプログラミング教室』の進め方について紹介がありました。
(玉木准教授による「ロボットプログラミング教室」の紹介)
講義は、教育用LEGO Mindstormsというロボットキットを使用し、小学生たちが二人一組となり、本校学生が作成した動画マニュアルを電子タブレット端末で確認しながらロボットプログラミングの基本を学び、タブレット端末を使って実際にロボットを試走させながらプログラミングの楽しさを体感しました。
(タブレット端末を使った学習)
(ロボットの試走)
最後にコンテストを行い、設定されたコンテスト用シートの上でルールに沿ってロボットを走らせて点数を競い、教室内は小学生たちの歓声と熱気に包まれました。
(ルールに沿ってロボットを走らせるコンテスト)
競技終了後、点数上位の3チームが表彰され、玉木准教授より表彰状が授与されました。
(表彰式)
当日は、参加した小学生たちが高いモチベーションで取り組み、将来を担う理系人材教育の一環として有意義な一日となりました。「かしばのしごと展」に出展しました。(2019年3月12日掲載)
奈良高専は、平成31年3月3日(日)に、香芝市ふたかみ文化センターで開催された「かしばのしごと展」に参加しました。
<会場の様子>
この催しは、子どもたちがあこがれの職業や社会に必要なさまざまな職業を体験することで、将来なりたい職業探しのキッカケ作りを目的として、かしば産業展実行委員会が実施しています。
親子で楽しめる20種類以上の「かしばのしごと」を体験しながら「仕事をする→給料をもらう→買い物をする」といった社会の仕組みを学べる体験型イベントです。
香芝市との産学官連携・地方創生に係る連携として、本校から電子制御工学科 玉木 隆幸准教授率いる同好会「システム開発研究会」の学生が参加し、「ロボットプログラマー」と題するブースで、小・中学生にロボット作製・プログラミングを行いました。
<電子制御工学科 玉木 隆幸准教授(左側)とシステム開発研究会の学生>
最初に、教育用LEGO Mindstormsというロボットキットを使用して、二人一組でロボットを作製し、プログラミングを行いました。
<本校学生が作成した動画でロボットの作製、プログラミングを学ぶ様子>
<学生がサポートする中、二人一組でロボット作製、プログラミングを行う様子>
<ロボットを感知するとセンサにより、遮断機が上がる踏切>
つぎに、作製したロボットで実際にコースを走らせて、試行しました。
<作製したロボットで実際にコースを試行する様子>
最後に、完成したロボットで"、香芝市のマスコットキャラクター「カッシー」くんに、市の花「すみれ」と地域ブランド「KASHIBA+(カシバプラス)」の商品を届けるという競技に挑戦しました。
<競技説明の様子>
<競技の様子>
<表彰式の様子>
当日は、雨模様の天候にもかかわらず、多くの来場者があり、本校のブースにも、たくさんの小・中学生が参加しました。
参加いただいた学生の皆さん、お疲れ様でした!
近畿7高専 マッチング交流会を開催しました。
平成31年1月18日(金)、近畿地区7高専(奈良高専・舞鶴高専・明石高専・和歌山高専・大阪府立大学高専・神戸市立
高専・近畿大学高専)は、クリエイション・コア東大阪で「近畿7高専 マッチング交流会」を開催しました。
(共催:MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)、池田泉州銀行 後援:近畿経済産業局、大阪府、奈良県、(一財)
大阪科学技術センター)このイベントは、産業界と近畿7高専とのマッチングの場を創出し、高専と企業との縁づくり、地域経済活性化及び
技術振興を図ることを目的として、本校が中心となり、実施しました。
イベントは、関係機関関係者による講演や各高専教員による学校・研究事例紹介などを行う講演会の部と、高専と企業
との意見交換及び「関西ものづくり新撰」選定企業のパネル紹介・見学を行う情報交換会の部の2部構成で行われました。
【講演会の部】
まず最初に、(独)国立高等専門学校機構本部 安藤真 理事から開会の挨拶、大阪府ものづくり支援課長(MOBIO)
竹田謙二 様から共催挨拶、近畿経済産業局 地域経済部次長 大西宏志 様から来賓ご挨拶をそれぞれいただきました。引き続き、近畿経済産業局地域経済部 連携企画係長 和田本啓 様から、「我が国における産学連携の現状について」
と題してご講演いただきました。主に産学連携の現状と大学ベンチャーについてお話しいただきました。近畿地区7高専の教員からそれぞれの学校紹介と研究事例紹介がありました。本校は、物質化学工学科 教授 中村秀美
産学協働研究センター長が紹介を行いました。
最後に、ご共催・ご後援をいただいた関係機関の皆様から各種ご案内がありました。
【情報交換会】
講演の部終了後、高専と企業との情報交換会が始まりました。
7高専それぞれがブースを設け、ご参加いただいた皆様と技術相談・就職関係などで活発な情報交換を行いました。
同時に、近畿経済産業局が実施している「関西ものづくり新撰」に選定された企業様によるポスターセッションも実施しました。
「関西ものづくり新撰」は、近畿経済産業局が関西ものづくり中小企業の優れた製品・技術を発掘し、情報発信や販路開拓支援
などを通じてビジネスの拡大を応援することを目的に実施しています。
今回の展示では、選定企業の皆様により、その優れた製品や技術が紹介されました。交流会の参加者は、149機関(関係機関含む)251名(うち高専関係者41名)にのぼり、最後まで盛況のうちに終えることが
できました。
このマッチング交流会が、ご参加いただいた企業の皆様と各高専が産学官金連携・就職などにおいて関係が深まる一助に
なれば幸甚です。
企業訪問のご紹介(㈱オクノコトー様)
平成30年12月5日(水)に電子制御工学科 中村 篤人 講師、機械工学科 須田 敦 助教、
舞鶴高専建設システム工学科 加登 文学 教授が本校地域イノベーションコンソーシアムの会員企業である
株式会社オクノコトー様 http://www.okunokotoh.jp/ を訪問しました。
奥野社長様より事業説明をしていただきました。
引き続き、技術的課題や業界の事情等、ざっくばらんな情報交換を行いました。
株式会社オクノコトー様は,土質性状の異なる2種類、あるいは3種類の建設発生土を組み合わせて混合処理
(粒度調整や強度改善)し、利用用途に応じた品質の盛土材料を製造され、
例えば、河川堤防のような土砂の品質を厳しく求められている場面で製品を供給されています。
3つの専門分野を融合したお話しができてとても有意義な訪問になりました。
今後も会員企業様を訪問してトピックを紹介したいと思います。
企業訪問のご紹介(㈱椿本チエイン京田辺工場様)
平成30年11月21日(水)に本校地域イノベーションコンソーシアムの会員企業である
株式会社椿本チエイン京田辺工場 様http://www.tsubakimoto.jp/ を機械工学科 須田 敦 助教が訪問し、
工場見学等をさせていただきました。工場は、奈良から京田辺まで車で約40分の距離にあります。
和やかな情報交換の場になりました。細いひものようなチェーンから
大型船舶に使用する巨大かつ精密なチェーンまで、また、周辺商品だけでなく、
マテハン事業(搬送システム)等、チェーンを使用するあらゆる場所で
事業展開され日本の産業を支えておられます。
エントランスにて。レオナルド・ダ・ビンチの肖像画を背景に、ご対応いただいた
太田様、新田様、木原様と須田助教と撮影しました。
この肖像画は大小のリンクプレートを使って描かれております。
15世紀にダ・ビンチが既にチェーンの概念を描いていたとのこと。温故知新とはこのことですね。
高専卒、院卒の新入社員が研修を受けているところ。コンテストに向けて鋭意がんばっています。
熊倉開発・技術センター長との面談後、京田辺工場を見学させていただきました。
様々なチェーンを製造されている過程で、商品の丁寧な作り込みを拝見し、
過酷な環境に晒されて使用されることが多いチェーンの信頼性を
日々努力して保たれていることが分かり有意義な訪問になりました。
今後も会員企業様を訪問してトピックを紹介したいと思います。
本校機械工学科4・5年生が特許検索競技大会2018スチューデントコースを受験しました。
本校は、特許検索競技大会2018(主催:一般財団法人 工業所有権協力センター)のスチューデントコースにサテライト参加しました。
特許検索競技大会は日本で唯一の特許調査の実務能力を評価する大会で、J-PlatPatや商用DBを用いた実際の検索作業を含む問題等を通じて、特許調査の実務能力を競います。
今年度、当大会のスチューデントコースにおいて各学校内で開催を行うサテライト参加が可能となったため本校も参加し、機械工学科の4・5年生が受験しました。【受験当日:10月15日(月)】
総合情報センターを会場に受験しました。担当教員の機械工学科 須田 敦 助教から大会について説明があった後、WEB受験を開始しました。学生は各自、真剣な様子で特許検索に取り組んでいました。
【認定証授与:11月20日(火)】
採点の結果、一定のレベルを満たした学生については認定証が授与されます。今回認定を受けた学生については授業の中で、須田 助教から認定証が授与されました。認定を受けた学生の皆さん、おめでとうございました。
知的財産の情報収集は、技術者・研究者にとって重要なスキルの一つです。普段の研究に加えてこちらも今後意識してもらえると、今回の受験がさらに有意義なものになると思いますので、引き続き技術習得に向けて頑張ってください。「青少年のための科学の祭典2018」奈良大会に出展しました
平成30年11月18日(日)に本校で「青少年のための科学の祭典2018」奈良大会が開催されました。
「青少年のための科学の祭典」は、子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年)助成活動により開催されているもので、物理や化学、数学あるいは情報・技術といった分野の実験や工作を一同に集めた体験型イベントです。
奈良大会は、奈良女子大学、奈良教育大学および本校が輪番で会場となって実施されており、今年で21回目の開催となります。(奈良大会のページへのリンク)http://vivaldi.ics.nara-wu.ac.jp/kagaku/
開会式では、本校から実行委員長の土井 滋貴 准教授と後藤 景子 校長の挨拶がありました。
また、本校からは、下記5件の出展を行い、大勢の来場者に様々な実験・工作を体験していただきました。
「オリジナルキーホルダーをつくろう!」(教育研究支援室 代表者:島田 大嗣)
本校実習工場のレーザ加工機で、オリジナルキーホルダーを作ってもらいました。
「奈良高専・電機工学科展」(電機工学科有志 代表者:大谷 真弘)
本校電機工学科の教育や研究活動、学生の取組みなどをパネルや製作物の展示などによって紹介しました。
「ペーパークラフト風車を作って水遊び」(教育研究支援室 夢づくり工房「なら」 代表者:西野 貴之)
様々な形のペーパークラフト風車を組み立ててもらい、それをポンプと組み合わせて水の汲み上げを体験してもらいました。「ネジをつくろう」(機械工学科 代表者:平 俊男)
金属のネジを人力で作成してもらい、そのできたネジをネックレスにしてプレゼントしました。
「液体のマイナス圧力って?」(機械工学科 代表者:廣 和樹)
液体が引っ張られたときに発生する負圧を、本校で改良してきた装置を使って測定する実験を行いました。イベントを通して約1070名の来場者にお越しいただき、盛況のうち終了しました。
2018年度 電子制御工学科「卒業研究中間発表会」を開催しました。(2018年10月19日掲載)
平成30年10月16日(火)本校電子制御工学科5年生の卒業研究中間発表会が電子工学科棟構内で開催されました。
当日は、22社40名が来校され、専攻科学生、電子制御工学科4年生も参加し、盛況となりました。学科主任 早川教授による開会挨拶の後、参加の皆さんが各自自由に卒業研究内容を紹介するポスターを見て回られました。会場は学生の説明に熱心に耳を傾ける光景に包まれ、企業の方々と学生との間で活発な質疑応答が行われました。
最後に各社より講評が行われ、学生の卒業研究に対し熱いエールが送られました。
(学生による卒業研究内容紹介の光景)
(企業様による講評の光景)
(早川教授による挨拶の光景)
『医療現場に必要な工学の知識と技術、そして考え方』と題し、特別講演会が行われました。(2018年10月9日掲載)
平成30年10月4日(木)、電子制御工学科第4・5学年の学生を対象に、大阪大学大学院医学系研究科バイオデザイン学共同研究講座特任教授 山田 憲嗣氏による「医療現場に必要な工学の知識と技術、そして考え方」と題した特別講演会が行われました。 本校は平成27年度より地域創生推進事業(COC+)に取り組んでおり、当事業における地域共創研究活動の一環である「医工連携」や「福祉ロボット」の分野において今後の研究活動の参考となる講義として開催されました。 冒頭、電子制御工学科 早川教授より開講の挨拶があり、引き続いて、講師の山田特任教授より自己紹介がありました。
(本校電子制御工学科 早川教授の開講挨拶風景)
(山田特任教授の自己紹介風景)
講義では、「医工連携」における医療現場と工学の緊密な関係、医者のニーズと技術者のシーズの融合、 さらには、看護学と工学の連携について、ユーモアを交えた軽快な語りで、時に質問を投げかけながら講師と聴講学生が身近な距離感で講義が進められました。また、医療現場での工学の具体的な活躍事例として、様々な内視鏡やロボットによる外科手術の事例紹介等も行われ、学生たちの熱い視線が注がれました。
(講義風景)
学生からの質問にも丁寧に回答されるなど、終始、和やかな雰囲気の中で講義が進み、講義会場を埋め尽くした約80名の学生たちの熱気に包まれ、有意義な講義となりました。
「第3回福祉機器展 in 奈良 2018」に出展しました。
奈良高専は、平成30年9月29日(土)に県営福祉パークで行われた「第3回福祉機器展 in 奈良 2018」(主催:社会福祉法人奈良県社会福祉事業団)に出展しました。
この催しは、高齢者や障害者の社会参加と自立の促進のため、福祉用具を見て・触れて・試して・体験する「福祉機器展」を通じて、県民に福祉用具の普及啓発を図ることを目的に開催されているものです。
本校からは、電子制御工学科 早川 恭弘 教授による『高機能歩行支援靴』『介護移乗移動ロボット「ひびき」』『車椅子での鬱血を防止するための布アクチュエータを用いたマット』といった研究紹介を行い、福祉機器に関心を持つ県民の方々と交流を行いました。
生憎の天気でしたが多くの方にお越しいただき、イベント最後まで盛況のうち終了しました。
『奈良高専 地域イノベーションコンソーシアム』第2回総会を開催しました。(2018年9月20日掲載)
『奈良高専 地域イノベーションコンソーシアム』は、平成29年2月に設立し、現在(平成30年9月14日時点)57の会員(個人・企業等)、7の特別会員(団体・教育機関等)に加入頂いております。
この度、第2回総会を平成30年9月14日(金)に開催し、65名の会員・特別会員及び21名の教職員・学生が本校に集いました。
<盛況となった会場風景>