-
令和6年度第1回『県内企業×奈良高専 産学交流会』開催
令和6年7月29日(月)本校地域創生交流室において、令和6年度第1回『県内企業×奈良高専 産学交流会』を開催いたしました。奈良県奈良しごとiセンターのご協力のもと、県内企業をお招きし、活発な意見交換を行いました。
参加者は8企業15名、奈良県奈良しごと i センターより3名、本校教員は各学科2名、計10名、合計28名でした。
中村教授の開会挨拶後、まずは、全体で企業様から事前にいただいた質問に教員が回答する、質疑応答を行いました。
続いて、2グループに分かれて、より話がしやすい形態でのトークディスカッションを行いました。企業様と教員の距離が近くなった分、活発な意見交換が行われました。
機械工学科の須田准教授による「ものづくり実験・実習棟」の案内を行い、学生の実習の取り組みなどの説明を行いました。
起業家工房では機械工学科5年生の宮本さんが、金属3Dプリンタ「LASERTEC 65 3D」の説明を行い、皆さん、熱心に見学してくださいました。
最後の名刺交換の時間では企業様も教員も熱心に情報交換する様子が見られました。
終了後のアンケートでは「先生方の生の声を聞く機会がないので貴重な時間でした」 など、また参加したいというお声をたくさんいただきました。
ご参加いただき、ありがとうございました。今後も、幅広い様々な連携を模索するきっかけづくりの場として、企業様に学校の事を知っていただく機会を作っていきたいと思っています。
令和5年度3機関連携「郡山城天守台プロジェクションマッピング」実施
令和5年12月2日(土)、大和郡山市・阪南大学・奈良高専による3機関連携、郡山城にぎわいづくり事業「郡山城天守台プロジェクションマッピング」が、大和郡山市の郡山城跡にて開催されました。
本事業は「教育研究の成果を社会還元する機会づくり」「地域活性化に寄与する若者の人材育成」を通し、大和郡山市の地域活性化に連携して寄与することを目的とした3機関による連携協定の成果として、実施しています。
本校からは、情報工学科 内田眞司教授と本科3・4年生7名が映像制作の一部を担当しました。今回の映像制作では生成AIを用いる試みを行っており、そのこともあり映像投影の前の講演では、情報工学科 市川嘉裕助教が生成AIの活用に関する講演を行いました。また、会場では一般教科 稲田直久教授が協力し、天体コーナーとして望遠鏡を設置し、木星の縞模様や衛星も来場者の方に観察いただきました。寒い中お越しいただきありがとうございました。内田教授(右)挨拶 市川助教講演 天体コーナー準備(正面木星) 観察の様子 奈良県主催『脱炭素を実現する夢の水素エネルギー』イベントに山田ラボ参加!
去るR5年8月24日、奈良県が主催する『脱炭素を実現する夢の水素エネルギー』イベントが行われました。
奈良高専による科学教室のほか、奈良県オールトヨタより地域貢献の一環として寄贈された、燃料電池車「MIRAI」が展示され、水素エネルギーを紹介するポスターも展示されました。
科学教室は今年で3回目と好評な奈良県のイベントとなっています。物質化学工学科 山田裕久准教授と松本充央GEAR特命助教、研究室の学生5名が科学教室を担当しました。イオンモール大和郡山イベント広場で3回に渡り実施しました。
このイベントはR3年度、奈良県内初の水素ステーション「イワタニ水素ステーション奈良大安寺」が開設されたことを記念し、奈良県内における水素エネルギーへの理解促進を目的として行われています。
山田研究室の専攻科1年、音成さんが科学教室の実験の説明を行い、縄手さんが解説を行いました。
専攻科2年の大井さん、本科5年の加藤さん、山口さんはサポートをしました。1回目から、スムーズに参加者をサポートし、明るい雰囲気で実験が進みました。今回の参加者は、小学生を中心に老若男女、幅広い年齢の方にご参加いただきました。1つ目の実験は『ボルタ電池を作る』です。水に3種類の粉を入れ、どう変化するか、通電してオルゴールは鳴るのか?
参加者は、白衣とゴーグルを着用し、何が始まるのかとワクワクしながら実験に参加していました。2つ目の実験は『燃料電池を作ろう』です。水素が何なのか、分からない小さな子供さんでも簡単に出来る実験で、炭素棒から泡が出てくるのを不思議そうにじっと見られていました。
参加後のアンケート(一部抜粋)
【 小学低学年 】
「燃料電池の実験で炭素の棒にぶくぶくついていて楽しかった。」
「実験道具をさわれて楽しかったです。」
「泡がぶくぶくと出て来た時は楽しかったです。」
「リトマス紙の色が変わることが楽しかった。オルゴールの音が鳴ったことにびっくりした。」
など、実験を楽しんでいただけたお声を頂きました。
【 小学高学年 】
「学校でやってない実験が出来て楽しかった。」
「とても楽しかった。空気がお風呂に入っていることを初めて知りました。」
「水素や酸素のしくみや電気の使い方が分かりました。」
「とても楽しかった。この学校に頑張って入りたい。」
など、実験を楽しんでいただけたお声を頂きました。
昨年度に引き続き、物質化学工学科 山田 裕久准教授がユニットリーダーとして参画している『GEAR5.0 K-§MART』の活動の一環として行いました。
奈良市立三笠中学校「高校授業体験」にて出前授業を行いました。
令和4年9月30日(金)に、奈良市立三笠中学校でキャリア教育の一環として実施された「高校授業体験」の
プログラムの一つとしてお招きいただき、出前授業を行いました。この催しは、同中学校が高校等の様々な教科担当の先生方をゲストティーチャーとして招き、生徒の皆さんに授業
を体験してもらうというもので、県内の様々な高校等が特色ある授業を行いました。
本校は理科の授業体験を担当し、情報工学科 松村 寿枝 教授による「音や音声の特徴を調べてみよう」と
題した授業を行いました。授業では、奈良高専の概要を紹介した後、松村教授の研究分野である「音声工学・音響工学」について説明を行い、
騒音レベルを数値で見れる騒音計で、実験を行いました。話声のない教室内は『40dB』で図書館並み、先生が話し
ている場面では『60dB』、生徒さんの一瞬の大声は『110dB』くらいまで達しました。
ちなみにセミの鳴き声は『80dB』(計測距離にもよる)だそうです。続いて、フリーソフトを利用して以下の実験を行いました。
・可聴域チェック:一般的に20代をピークとして徐々に聞き取りにくくなると言われる周波数の高い音を、どこまで
聞こえるかみんなで試しました。人が聞き取れる音の高さは20~20,000Hzと言われますが、教室内の雑音も
ある中19,000Hzまで聞き取った生徒さんもいてました。・音の周波数分析:生徒さんが持参してくれたギターの音について、周波数を分析しました。
奈良高専とは?
可聴域チェック
ギターの音を鳴らしてもらいました
ギターの音分析中
今回は、理科の授業体験という事でしたが、高専で行っている「研究」というものを少しでも身近に感じてもらえた
らうれしく思います。ありがとうございました。公益財団法人寺田科学技術育英会様を訪問しました(令和4年9月9日)
令和4年9月9日(金)に後藤景子校長、中村秀美校長補佐(研究推進担当)、上野秀剛産学協働・地域創生研究センター長が、公益財団法人寺田科学技術育英会 理事長 寺田俊彦 様を訪問し、後藤校長より同育英会の科学技術教育支援事業の支援対象へ今年度より本校を加えていただいたことへの御礼の挨拶、社会における教育研究環境、学生の進路状況、技術研究開発等ざっくばらんに意見交換を行いました。
国際フロンティア産業メッセ2022に出展しました。
令和4年9月1日(木)・2日(金)、神戸国際展示場で行われた「国際フロンティア産業メッセ2022」に2年ぶりに奈良高専が出展しました。
「国際フロンティア産業メッセ2022」は「未来を拓く 未来を動かす」をメインテーマとし、約500小間の出展がありました。また、全国初となる「第1回ドローンサミット」(主催:内閣官房・兵庫県)も同時開催し、多種多様なドローンが展示され、二日間で約12,900人の来場があり奈良高専のブースにも多くの来場者にお越しいただきました。
本校ブースでは物質化学工学科 中村 秀美 教授及び 情報工学科 上野 秀剛 准教授のパネルを展示し来場者に対してシーズの紹介等を行いました。
MOBIO産学連携オフィス『テーマ別大学・高専合同シーズ発表会(環境・SDGs編)』において 物質化学工学科 中村 秀美教授がシーズ発表をおこないました
令和3年9月14日(火)、大阪産業創造館で開催されたMOBIO産学連携オフィス『テーマ別大学・高専合同シーズ発表会(環境・SDGs編)』において、本校 物質化学工学科 中村 秀美教授が「使用済みメッキメディアからの金属リサイクルシステム開発」と題して研究シーズの発表をおこないました
当日は、会場参加者、オンライン参加者あわせて約90名の参加者が熱心に聴講しました。発表後には、発表大学・高専ごとに各ブースに分かれ、展示会も実施され、立ち寄った参加者からの質問等に対応しました。
「第2回おしごとフェスタin大和郡山」に出展しました。
奈良高専は、令和3年3月7日(日)に、大和郡山市立体育館(三の丸会館)で開催された「第2回おしごとフェスタin大和郡山」
(主催:昭和工業団地協議会)に出展しました。
この催しは、昭和工業団地の企業16社様を中心として開催されたものです。出展者が普段取り組んでいる仕事を、子どもたちが
体験することにより、新しい知識、発見、ひらめき、経験値を得るだけでなく、世の中にある様々な職業・企業を知り将来の夢や
可能性を育てることにつなげることを目的としています。本校は、機械工学科 須田 敦 准教授および谷口 幸典 准教授による「歯ブラシで動く金魚ロボットを作ろう!」と題した出展を
行いました。(機械工学科 須田 敦 准教授)
(機械工学科 谷口 幸典 准教授)
この出展では、本校で製作したキットを使って、参加者の皆さんに歯ブラシで動く金魚ロボットを作ってもらいました。
予定していた定員となる40名のお子さんたちが参加し、ロボット製作を行いました。皆さん、折り紙などを使って思い思いの
デザインにしていきました。
完成したお子さんからスイッチを入れ、動作確認を行いました。この金魚ロボットは底面に取り付ける歯ブラシの位置によって
様々な動きをします。皆さん、動きを変えるために歯ブラシの場所を色々と試行錯誤していました。
皆さんが作った個性豊かな金魚ロボットはお土産として持って帰ってもらいました。家に持って帰ってもらってからもデザインを
変更したり、また歯ブラシの位置を変えて別の動きを試してみたりするなど楽しんでもらえると幸いです。MOBIO常設展示場「知的財産等ビジネスマッチング」企画展に出展しました。
奈良高専は、令和2年12月2日(水) ~令和3年1月28日(木)の期間、クリエイション・コア東大阪で開催されたMOBIO常設
展示場「知的財産等ビジネスマッチング」企画展に出展を行いました。
このイベントは、大阪府と連携する「産学連携オフィス」の36大学・高専及び研究所等が有するアイデア(特許等)を展示・紹介
するとともに、知的財産の支援機関「知財サポートチーム」を広くPRすることにより、府内ものづくり中小企業を支援することを
目的に開催されたものです。本校は、農工連携クラスターから機械工学科 福岡 寛 准教授の研究シーズ「樹液流量測定システムの改良」のブース展示
を行い、来場された企業の方などに関心を示していただきました。令和2年度 特許検索競技大会 スチューデントコースのサテライト開催を実施しました。
本校は、令和2年12月14日(月)、令和2年度 特許検索競技大会(主催:一般財団法人 工業所有権協力センター)スチューデント
コースのサテライト開催を実施しました。
特許検索競技大会は日本で唯一の特許調査の実務能力を評価する大会で、J-PlatPatや商用DBを用いた実際の検索作業を含
む問題等を通じて、特許調査の実務能力を競います。当大会のスチューデントコースは、各学校内で開催を行うサテライト参加が
可能であり、今年度、知的財産権に関する課外教育を受けてきた電子制御工学科及び機械工学科の本科5年生が受験しました。
採点の結果、一定のレベルを満たした学生に対しては、後日、認定証が送られました。
認定を受けた学生の皆さん、おめでとうございました。
知的財産の情報収集は、技術者・研究者にとって重要なスキルの一つです。社会に出てからも必要になりますので、普段の研究
に加えてこちらも今後意識して、引き続き技術習得に向けて頑張ってください。3機関連携「郡山城天守台プロジェクションマッピング」を実施しました
昨年度に引き続き、令和2年12月20日(日)に大和郡山市・阪南大学・奈良高専による
3機関連携「郡山城天守台プロジェクションマッピング」を開催しました。
上田市長から挨拶がありました。
阪南大学 来村先生の講演。百万石の城-郡山城-をテーマにお話をいただきました。
本校 稲田先生の講演、宇宙に関するお話をいただきました。
プロジェクションマッピングの様子
天文観測コーナーの様子。この日は木星と土星のランデブーでした。
今年も多くの市民の皆さんに来場いただきました。
教育の成果として、このような素晴らしい場に披露できたことは学生諸君にとっても
とてもよかったのではないかと思います。
MOBIO産学連携オフィス連続企画 テーマ別大学・高専合同研究シーズ発表会において、電子制御工学科 玉木 隆幸 准教授がシーズ発表を行いました。
令和2年12月9日(水)、クリエイション・コア東大阪で開催されたMOBIO産学連携オフィス連続企画 テーマ別大学・高専合同
研究シーズ発表会『精密・微細(材料・加工)編』において、本校 電子制御工学科 玉木 隆幸 准教授が「超短光パルスを用い
たガラス、金属材料への微細加工技術」と題してシーズ発表を行いました。
発表後には、今回のシーズのブース展示会が行われ、発表を見た参加者からの質問等に対応しました。特許検索に関する特別講演会を実施しました。
本校電子制御工学科では、知的財産権に関する課外教育を行っています。今年度は特許検索に関する特別講演を3回行った後、
特許検索競技大会に挑戦する予定となっております。(対象者:電子制御工学科及び機械工学科の本科5年生全員)
令和2年11月30日(月)・12月7日(月)、古谷国際特許事務所の弁理士 古谷 栄男 様をお招きし、特許検索競技大会に備えて、
特許検索の実技を含んだ特別講演会を実施しました。
(古谷 栄男 弁理士)学生は説明を聞きながら、実際にパソコンで特許検索に取り組んでいました。今回学んだことを用いて、特許検索競技大会に挑戦
します。知的財産権特別講演会を実施しました。
本校電子制御工学科では、知的財産権に関する課外教育を行っています。今年度も令和2年12月7日(月)、古谷国際特許
事務所の弁理士 古谷 栄男 様をお招きし、電子制御工学科の4年生を対象とした特別講演会を実施しました。
(古谷 栄男 弁理士)技術者にとって将来必要となる知的財産権ついてご講演いただきました。学生は実際に特許公報を読むなど実践的な内容
まで幅広く知的財産権について学ぶことができました。株式会社椿本チエイン会長 長勇 様が来校されました。
令和2年11月13日(金)、株式会社椿本チエイン会長の長勇様が来校されました。
椿本チエイン様は、奈良高専 地域イノベーションコンソーシアムの会員企業様であり、
また、共同研究を行うなど積極的に本校と連携いただいております。まず、本校 後藤校長及び中村校長補佐と会談され、後藤校長が本校についての簡単
な説明を行いました。その後、現在、共同研究を行っている電子制御工学科 飯田教授により研究内容などの
説明がありました。今回のご来校を通して、今後も椿本チエイン様と本校の間で活発な連携を行っていくこと
を確認いたしました。知的財産権特別講演会を実施しました。
本校電子制御工学科では、知的財産権に関する課外教育を行っています。今年度は特許検索に関する特別講演を3回行った後、
特許検索競技大会に挑戦する予定となっております。(対象者:電子制御工学科及び機械工学科の本科5年生全員)
令和2年11月11日(水)、古谷国際特許事務所の弁理士 古谷 栄男 様をお招きし、特許検索に関する特別講演会を実施しました。
(古谷 栄男 弁理士)特許検索を含む知的財産権について基礎となる内容からご講演いただき、学生は真剣な表情で聴講していました。
奈良県広域消防組合様と実験を行いました(電気工学科 池田 陽紀 講師)
令和2年10月13日(火)、電気工学科 池田 陽紀 講師は、奈良県広域消防組合様からの要請を受け、本校においてコンデンサ
の放電による発火の再現実験を行いました。
(電気工学科 池田 陽紀 講師)実験は数時間に及びましたが、今回の結果を消防署に持ち帰り、今後活用させていただくとのお言葉をいただきました。
奈良市立三笠中学校「高校授業体験」にて出前授業を実施しました。
令和2年10月27日(火)に、奈良市立三笠中学校でキャリア教育の一環として実施された「高校授業体験」の
プログラムの一つとして本校もお招きいただき、出前授業を行いました。この催しは、同中学校が高校等の様々な教科担当の先生方をゲストティーチャーとして招き、生徒の皆さんに授業
を体験してもらうというもので、当日は本校も含め12プログラム実施されたとのことです。
本校は理科の授業体験を担当し、情報工学科 松村 寿枝 教授による「音や音声の特徴を調べてみましょう」と
題した授業を行いました。授業では、奈良高専の概要を紹介した後、松村教授の研究分野である「音声工学・音響工学」について、説明を行い
ました。
続いて、フリーソフトを利用して以下の実験を行いました。
・可聴域チェック:一般的に20代をピークとして徐々に聞き取りにくくなると言われる周波数の高い音を、どこまで
聞こえるかみんなで試してみました。・音の周波数分析:ギターの音、手をたたく音、人の声等のいろいろな音による波形の違いを確認しました。
今回は、理科の授業体験という事でしたが、高専で行っている「研究」というものを少しでも身近に感じてもらえた
らうれしく思います。ありがとうございました。国際フロンティア産業メッセ2020に出展しました。
令和2年9月3日(木)・4日(金)、神戸国際展示場で行われた「国際フロンティア産業メッセ2020」に奈良高専が出展しました。
この「国際フロンティア産業メッセ」は、企業や大学・研究機関による先端技術の紹介や新事業創出の基盤となる製品展示を
中心とした多彩なプログラムを展開することにより、技術交流・ビジネスマッチングを進めることを目的として開催されています。
今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、十分な安全対策が講じられる中、317の企業・団体が出展を行いました。
本校ブースでは来場者に対して教員研究シーズや地域イノベーションコンソーシアムの紹介等を行いました。
新型コロナウイルス対策の関係で入場制限がかかる中でしたが、多くの来場者にブースにお越しいただき、本校の産学交流
活動に関心を示していただきました。
大学・高専・企業マッチング交流会を開催しました
令和2年1月24日(金)、クリエイション・コア東大阪に於いて、「大学・高専・企業マッチング交流会」を開催しました。
(共催:奈良女子大学、武庫川女子大学 後援:近畿経済産業局、大阪府、奈良県、(一財)大阪科学技術センター、
池田泉州銀行)本イベントは、社会でも関心の高いダイバーシティの動向を通じて、産業界と大学・高専との産学官金連携マッチングの場を創出し、ダイバーシティの普及、地域活性化および技術振興を図ることを目的として実施しました。
【講演会の部】
はじめに、奈良工業高等専門学校 後藤景子校長より開会の挨拶、奈良女子大学 理事副学長 藤原素子様と、武庫川女子大学 栄養科学研究所長 福尾 惠介様から共催のご挨拶をいただきました。引き続き、近畿経済産業局 地域経済部次長 内海 美保様から来賓ご挨拶をいただきました。
次に、5高専(大阪府立大学高専・鈴鹿高専・鳥羽商船高専・富山高専・明石高専)を加えた2大学・近畿地区6高専それぞれの学校紹介と研究事例紹介がありました。本校は、情報工学科 松村 寿枝 教授 (本校男女共同参画推進委員会委員長)が紹介を行いました。
続いて、連携企業3社(株式会社プロアシスト様、帝人フロンティア株式会社様、佐藤薬品工業株式会社様)から、ダイバーシティへの取組や技術紹介についてご講演いただきました。
【産学官金交流会の部】
2大学・6高専がそれぞれブースを設け、ご参加いただいた皆様と技術相談・就職関係などで活発な情報交換を行いました。
同時に、近畿経済産業局が実施している「関西ものづくり新撰」に選定された企業様によるポスターセッション、ダイバーシティ企業・後援機関の展示も実施しました。
「関西ものづくり新撰」は、近畿経済産業局が関西ものづくり中小企業の優れた製品・技術を発掘し、情報発信や販路開拓支援、などを通じてビジネスの拡大を応援することを目的に実施しており、その優れた製品や技術が紹介されました。交流会の参加者は、57機関(関係機関含む)123名(うち学校関係者・後援機関など59名)にのぼり、盛況のうちに終えることができました。。
このマッチング交流会が、ご参加いただいた企業の皆様と各大学・高専が産学官金連携・就職などにおいて関係が深まる一助になれば幸いです。
whiims様より抵抗カラーコードかるたを寄贈いただきました。
令和元年12月23日(月)、本校専攻科生の内田啓太さんが参加する制作チーム whiims 様より 抵抗カラーコードかるたを寄贈頂いた事を受け、後藤校長から内田さんに礼状が渡されました。
抵抗カラーコードかるたは、抵抗のカラーコードをゲーム感覚で覚えられるよう作られたかるたです。 電気工学のミニ知識も楽しく学べるようになっています。 頂いたかるたは、本校の授業や実験で活用させて頂きます。
奈良市立三笠中学校「高校授業体験」にて出前授業を実施しました。
奈良高専は、令和元年10月29日(火)に、奈良市立三笠中学校で行われた「キャリア教育参観」の中の3年生対象
「高校授業体験」の1プログラムとして出前授業を行いました。
この催しは、三笠中学校が周辺の高校から様々な教科担当の教員を招待し、生徒さんに高校で行われているような
授業を受けてもらうという内容になっています。
本校は理科の授業体験担当で、情報工学科 松村 寿枝 教授による「音を見てみよう-フリーソフトで音を分析する-」
と題した授業を行いました。授業では、まず奈良高専について簡単に紹介があった後、松村教授が普段研究している音声工学・音響工学について
説明がありました。
(情報工学科 松村 寿枝 教授)
続いて、フリーソフトを使用してどこまで高い周波数の音を聴き取れるかという可聴域のチェックを行いました。
中学生の皆さんは20000Hz近くの高い周波数まで聴き取ることができていましたが、参観に来られていた保護者の
方々は15000Hzくらいから聴き取ることができていないようでした。
次の実験では音に含まれる周波数成分を見ることができるフリーソフトを使用して、様々な音の分析(周波数分析)を
行いました。
今回は、生徒の皆さんがマイクの前で、指を鳴らしたり、鈴を振ったり、定規を弾いたり、声を出したりしてくれたので、
それらの音の分析を行いました。
色々な音の波形を、生徒の皆さんは興味深そうに見られていました。
最後にまとめと生徒の皆さんからの挨拶。
皆さん、最後まで楽しみながらも集中して授業を受けられていました。
ぜひ検索してみてください。2019年度 電子制御工学科「卒業研究中間発表会」を開催しました。
令和元年10月17日(木)、本校 電子制御工学科5年生の卒業研究中間発表会が外川町スポーツ会館で開催されました。
(中間発表会の様子は電子制御工学科HPからもご確認ください。)
当日は、55社88名の企業関係者の方々が来場され、卒業研究のポスター発表の聴講や、同じく聴講のために参加した4年生に対して企業紹介を行われました。
会場は、学生と企業の方々との活発な交流が行われ、大盛況のうち終了いたしました。「奈良県福祉フェア 第4回福祉機器展 in 奈良 2019」に出展しました。
奈良高専は、令和元年9月21日(土)に奈良県営福祉パークで行われた「奈良県福祉フェア 第4回福祉機器展 in 奈良 2019」(主催:社会福祉法人奈良県社会福祉事業団)に出展しました。
この催しは、高齢者や障害者の社会参加と自立の促進のため、福祉用具を見て・触れて・試して・体験する「福祉機器展」を通じて、県民に福祉用具の普及啓発を図ることを目的に開催されているものです。
本校からは、電子制御工学科 早川 恭弘 教授による『高機能歩行支援靴』『介護移乗移動ロボット「ひびき」』等の研究紹介を早川研究室の学生が行い、福祉機器に関心を持つ県民の方々と交流を行いました。
また、今回、同時開催された「介護ロボット奈良フォーラム」において、早川 教授が『介護移乗移動ロボット「ひびき」』の研究事例紹介を行いました。これまでにない介護移乗移動ロボットは多くの関心を集めていました。
1日を通して、多くの方にお越しいただき、イベント最後まで盛況のうち終了しました。手作りIoTのすすめ「IoT BASIC」(IoT基礎講座)を実施しました。
令和元年7月6日・13日・27日、8月10日の4回にわたり、電気工学科 土井 滋貴 准教授による社会人向け講習会
「手作りIoTのすすめ「IoT BASIC」(IoT基礎講座)」開催しました。本校では、「元気なら組み込みシステム技術者の養成」の後継事業として「新ベーシックコース~ゼロから始める
組み込みシステム基礎講座~」を平成28年度まで実施してきましたが、その中で現在の潮流である「IoT」に焦点
を当てた後継事業として開催しているものです。講義では、土井准教授よりIoTに関する様々な解説があるとともに、ときには実習を行いながら、最新のIoT技術に
ついて学んでいきました。
(土井 滋貴 准教授)
また、7月13日の講義では、大阪府大高専 総合工学システム学科の土井 智晴 教授をお招きし、IoTの事例紹介等
について講義いただきました。
(土井 智晴 教授)
各回、受講生の皆様は真剣な表情で受講されていました。この講義で学ばれたことをこれからの業務の中でも活用
いただけると幸いです。『IKOMAサマーセミナー』にて本校教員が授業を実施 ~音を見てみよう~
令和元年8月18日(日)、生駒小学校等で生駒市・生駒市教育委員会主催の『IKOMAサマーセミナー』が開催され、当セミナー授業の一つとして
本校情報工学科 松村 寿枝 教授による「音を見てみようーフリーソフトで音を分析するー」と題した授業が行われました。(於、生駒市小学校)まず最初に音について説明があった後、受講者の皆さんに可聴域のチェックをしてもらいました。
可聴域は、人が音として認識できる周波数の範囲です。人は20Hz~20,000Hz程度の周波数を聞き取れますが、加齢とともに高い音が聞き取れ
なくなります。今回は様々な周波数の音を出すことができるフリーソフトを使ってチェックを行いました。今回受講された皆さんは全員10代でしたので
18,000Hzくらいまでは全員聞き取ることができ、人によっては20,000Hzも聞き取ることができていました。
なお、動物により可聴域は異なりますが、コウモリは人間の6倍の約120,000Hzまで聞くことができるそうです。次に、音に含まれる周波数成分を見ることができるフリーソフトを使用して、色々な音の分析を行いました。
まず、2人の受講者の方の声の分析を行いました。分析された音の波形を比較し、それぞれの波形の違いを確認しました。続いて持ち込んだ色々な楽器等から一つを選んでもらって周波数分析を行いました。
今回選ばれたのは卓上ベル。分析すると先程の声とは波形が大きく異なることが分かります。最後に奈良高専の紹介と今日の授業のまとめ。
皆さん、楽しみながら音について学ばれていました。今回の授業で使用したようなフリーソフトは誰でもダウンロードできますので、興味がある方は
是非検索してみてください。近鉄百貨店 橿原店で出前授業を実施しました
令和元年8月6日(火)、情報工学科 山口 賢一 准教授、岩田 大志 講師が、近鉄百貨店橿原店において開催され
ている「夏休みこども博」の一環で出前授業「パズルの達人」を実施しました。
( 山口 賢一 准教授 ) ( 岩田 大志 講師 )
この出前授業では、「15パズル」という1~15の数字が書かれたバラバラのピースをスライドさせて順番通りに並べ
るゲームに挑戦してもらいます。
タブレットに入ったアプリのパズルと、本校にある3Dプリンタで作ったパズルを準備していましたので、参加者の小
学生の皆さん全員に挑戦してもらいました。なお、3Dプリンタで作ったパズルはプレゼントとして、持って帰ってもら
いました。
最初にとりあえず解き方のコツは伝えずに挑戦してもらいました。
早い人はこの段階でも5分ちょっとで解けていました。
先生や本校の学生がヒントを与えるなど補助してくれました。
パズルの早い解き方について説明がありました。15パズルには早く解くコツがあります。
皆さん、説明後は最初と比べて格段に早い時間で、完成させることができるようになっていました!
最後に本日のまとめ。15パズルのような16マスでの数字の並べ方は約20兆通りあり、そのうち約10兆通りは絶
対に答えにたどり着きません。ここから、世の中には解けない問題もあることや、答えの求め方にはいくつも方法が
あること、コンピュータはさらに難解な問題も解くことができることなど話がありました。
このようなパズルからでも、小学生の皆さんに、理系科目に興味をもってもらえればと思います。
奈良県、近畿財務局奈良財務事務所と本校見学を通じて地方創生について情報交換をしました
令和元年7月18日(木)、奈良県庁及び財務省 近畿財務局 奈良財務事務所の一行が視察のため来校されました。
奈良県庁からは 末光 大毅 総務部長、財務省近畿財務局 奈良財務事務所からは 米倉 洋成 所長にお越しいただき、
学校見学や意見交換を行いました。
最初に本校の後藤校長が奈良高専について簡単に説明を行いました。
アクティブラーニングを行う授業の様子を見学いただきました。
ものづくり実験実習棟で様々な設備機器を見学いただきました。
続いて、物質化学工学科 中村 秀美 教授の研究室、物質化学工学科実習棟、機器分析センターの設備機器を
見学いただきました。
最後に、意見交換を行いました。奈良県及び奈良財務事務所からは、奈良高専の持つ豊かな可能性を地域振興に 還元できるよう具体的な連携のあり方を検討していきたいとの意見が示され、今後、様々な面における連携の 可能性を検討していくことになりました。
八尾市、川西町の小・中学生対象『ロボットプログラミング教室』を実施
平成31年3月26日(火)、本校地域創生大講義室において、大阪府八尾市及び奈良県磯城郡川西町の小・中学生計31名が参加し、本校電子制御工学科 玉木隆幸准教授及び学生5名による『ロボットプログラミング教室』を実施しました。 冒頭、玉木准教授より本校の紹介及び今回の『ロボットプログラミング教室』の進め方について紹介がありました。
(玉木准教授による「ロボットプログラミング教室」の紹介)
講義は、教育用LEGO Mindstormsというロボットキットを使用し、小学生たちが二人一組となり、本校学生が作成した動画マニュアルを電子タブレット端末で確認しながらロボットプログラミングの基本を学び、タブレット端末を使って実際にロボットを試走させながらプログラミングの楽しさを体感しました。
(タブレット端末を使った学習)
(ロボットの試走)
最後にコンテストを行い、設定されたコンテスト用シートの上でルールに沿ってロボットを走らせて点数を競い、教室内は小学生たちの歓声と熱気に包まれました。
(ルールに沿ってロボットを走らせるコンテスト)
競技終了後、点数上位の3チームが表彰され、玉木准教授より表彰状が授与されました。
(表彰式)
当日は、参加した小学生たちが高いモチベーションで取り組み、将来を担う理系人材教育の一環として有意義な一日となりました。「かしばのしごと展」に出展しました。(2019年3月12日掲載)
奈良高専は、平成31年3月3日(日)に、香芝市ふたかみ文化センターで開催された「かしばのしごと展」に参加しました。
<会場の様子>
この催しは、子どもたちがあこがれの職業や社会に必要なさまざまな職業を体験することで、将来なりたい職業探しのキッカケ作りを目的として、かしば産業展実行委員会が実施しています。
親子で楽しめる20種類以上の「かしばのしごと」を体験しながら「仕事をする→給料をもらう→買い物をする」といった社会の仕組みを学べる体験型イベントです。
香芝市との産学官連携・地方創生に係る連携として、本校から電子制御工学科 玉木 隆幸准教授率いる同好会「システム開発研究会」の学生が参加し、「ロボットプログラマー」と題するブースで、小・中学生にロボット作製・プログラミングを行いました。
<電子制御工学科 玉木 隆幸准教授(左側)とシステム開発研究会の学生>
最初に、教育用LEGO Mindstormsというロボットキットを使用して、二人一組でロボットを作製し、プログラミングを行いました。
<本校学生が作成した動画でロボットの作製、プログラミングを学ぶ様子>
<学生がサポートする中、二人一組でロボット作製、プログラミングを行う様子>
<ロボットを感知するとセンサにより、遮断機が上がる踏切>
つぎに、作製したロボットで実際にコースを走らせて、試行しました。
<作製したロボットで実際にコースを試行する様子>
最後に、完成したロボットで"、香芝市のマスコットキャラクター「カッシー」くんに、市の花「すみれ」と地域ブランド「KASHIBA+(カシバプラス)」の商品を届けるという競技に挑戦しました。
<競技説明の様子>
<競技の様子>
<表彰式の様子>
当日は、雨模様の天候にもかかわらず、多くの来場者があり、本校のブースにも、たくさんの小・中学生が参加しました。
参加いただいた学生の皆さん、お疲れ様でした!
近畿7高専 マッチング交流会を開催しました。
平成31年1月18日(金)、近畿地区7高専(奈良高専・舞鶴高専・明石高専・和歌山高専・大阪府立大学高専・神戸市立
高専・近畿大学高専)は、クリエイション・コア東大阪で「近畿7高専 マッチング交流会」を開催しました。
(共催:MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)、池田泉州銀行 後援:近畿経済産業局、大阪府、奈良県、(一財)
大阪科学技術センター)このイベントは、産業界と近畿7高専とのマッチングの場を創出し、高専と企業との縁づくり、地域経済活性化及び
技術振興を図ることを目的として、本校が中心となり、実施しました。
イベントは、関係機関関係者による講演や各高専教員による学校・研究事例紹介などを行う講演会の部と、高専と企業
との意見交換及び「関西ものづくり新撰」選定企業のパネル紹介・見学を行う情報交換会の部の2部構成で行われました。
【講演会の部】
まず最初に、(独)国立高等専門学校機構本部 安藤真 理事から開会の挨拶、大阪府ものづくり支援課長(MOBIO)
竹田謙二 様から共催挨拶、近畿経済産業局 地域経済部次長 大西宏志 様から来賓ご挨拶をそれぞれいただきました。引き続き、近畿経済産業局地域経済部 連携企画係長 和田本啓 様から、「我が国における産学連携の現状について」
と題してご講演いただきました。主に産学連携の現状と大学ベンチャーについてお話しいただきました。近畿地区7高専の教員からそれぞれの学校紹介と研究事例紹介がありました。本校は、物質化学工学科 教授 中村秀美
産学協働研究センター長が紹介を行いました。
最後に、ご共催・ご後援をいただいた関係機関の皆様から各種ご案内がありました。
【情報交換会】
講演の部終了後、高専と企業との情報交換会が始まりました。
7高専それぞれがブースを設け、ご参加いただいた皆様と技術相談・就職関係などで活発な情報交換を行いました。
同時に、近畿経済産業局が実施している「関西ものづくり新撰」に選定された企業様によるポスターセッションも実施しました。
「関西ものづくり新撰」は、近畿経済産業局が関西ものづくり中小企業の優れた製品・技術を発掘し、情報発信や販路開拓支援
などを通じてビジネスの拡大を応援することを目的に実施しています。
今回の展示では、選定企業の皆様により、その優れた製品や技術が紹介されました。交流会の参加者は、149機関(関係機関含む)251名(うち高専関係者41名)にのぼり、最後まで盛況のうちに終えることが
できました。
このマッチング交流会が、ご参加いただいた企業の皆様と各高専が産学官金連携・就職などにおいて関係が深まる一助に
なれば幸甚です。
企業訪問のご紹介(㈱オクノコトー様)
平成30年12月5日(水)に電子制御工学科 中村 篤人 講師、機械工学科 須田 敦 助教、
舞鶴高専建設システム工学科 加登 文学 教授が本校地域イノベーションコンソーシアムの会員企業である
株式会社オクノコトー様 http://www.okunokotoh.jp/ を訪問しました。
奥野社長様より事業説明をしていただきました。
引き続き、技術的課題や業界の事情等、ざっくばらんな情報交換を行いました。
株式会社オクノコトー様は,土質性状の異なる2種類、あるいは3種類の建設発生土を組み合わせて混合処理
(粒度調整や強度改善)し、利用用途に応じた品質の盛土材料を製造され、
例えば、河川堤防のような土砂の品質を厳しく求められている場面で製品を供給されています。
3つの専門分野を融合したお話しができてとても有意義な訪問になりました。
今後も会員企業様を訪問してトピックを紹介したいと思います。
企業訪問のご紹介(㈱椿本チエイン京田辺工場様)
平成30年11月21日(水)に本校地域イノベーションコンソーシアムの会員企業である
株式会社椿本チエイン京田辺工場 様http://www.tsubakimoto.jp/ を機械工学科 須田 敦 助教が訪問し、
工場見学等をさせていただきました。工場は、奈良から京田辺まで車で約40分の距離にあります。
和やかな情報交換の場になりました。細いひものようなチェーンから
大型船舶に使用する巨大かつ精密なチェーンまで、また、周辺商品だけでなく、
マテハン事業(搬送システム)等、チェーンを使用するあらゆる場所で
事業展開され日本の産業を支えておられます。
エントランスにて。レオナルド・ダ・ビンチの肖像画を背景に、ご対応いただいた
太田様、新田様、木原様と須田助教と撮影しました。
この肖像画は大小のリンクプレートを使って描かれております。
15世紀にダ・ビンチが既にチェーンの概念を描いていたとのこと。温故知新とはこのことですね。
高専卒、院卒の新入社員が研修を受けているところ。コンテストに向けて鋭意がんばっています。
熊倉開発・技術センター長との面談後、京田辺工場を見学させていただきました。
様々なチェーンを製造されている過程で、商品の丁寧な作り込みを拝見し、
過酷な環境に晒されて使用されることが多いチェーンの信頼性を
日々努力して保たれていることが分かり有意義な訪問になりました。
今後も会員企業様を訪問してトピックを紹介したいと思います。
本校機械工学科4・5年生が特許検索競技大会2018スチューデントコースを受験しました。
本校は、特許検索競技大会2018(主催:一般財団法人 工業所有権協力センター)のスチューデントコースにサテライト参加しました。
特許検索競技大会は日本で唯一の特許調査の実務能力を評価する大会で、J-PlatPatや商用DBを用いた実際の検索作業を含む問題等を通じて、特許調査の実務能力を競います。
今年度、当大会のスチューデントコースにおいて各学校内で開催を行うサテライト参加が可能となったため本校も参加し、機械工学科の4・5年生が受験しました。【受験当日:10月15日(月)】
総合情報センターを会場に受験しました。担当教員の機械工学科 須田 敦 助教から大会について説明があった後、WEB受験を開始しました。学生は各自、真剣な様子で特許検索に取り組んでいました。
【認定証授与:11月20日(火)】
採点の結果、一定のレベルを満たした学生については認定証が授与されます。今回認定を受けた学生については授業の中で、須田 助教から認定証が授与されました。認定を受けた学生の皆さん、おめでとうございました。
知的財産の情報収集は、技術者・研究者にとって重要なスキルの一つです。普段の研究に加えてこちらも今後意識してもらえると、今回の受験がさらに有意義なものになると思いますので、引き続き技術習得に向けて頑張ってください。「青少年のための科学の祭典2018」奈良大会に出展しました
平成30年11月18日(日)に本校で「青少年のための科学の祭典2018」奈良大会が開催されました。
「青少年のための科学の祭典」は、子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年)助成活動により開催されているもので、物理や化学、数学あるいは情報・技術といった分野の実験や工作を一同に集めた体験型イベントです。
奈良大会は、奈良女子大学、奈良教育大学および本校が輪番で会場となって実施されており、今年で21回目の開催となります。(奈良大会のページへのリンク)http://vivaldi.ics.nara-wu.ac.jp/kagaku/
開会式では、本校から実行委員長の土井 滋貴 准教授と後藤 景子 校長の挨拶がありました。
また、本校からは、下記5件の出展を行い、大勢の来場者に様々な実験・工作を体験していただきました。
「オリジナルキーホルダーをつくろう!」(教育研究支援室 代表者:島田 大嗣)
本校実習工場のレーザ加工機で、オリジナルキーホルダーを作ってもらいました。
「奈良高専・電機工学科展」(電機工学科有志 代表者:大谷 真弘)
本校電機工学科の教育や研究活動、学生の取組みなどをパネルや製作物の展示などによって紹介しました。
「ペーパークラフト風車を作って水遊び」(教育研究支援室 夢づくり工房「なら」 代表者:西野 貴之)
様々な形のペーパークラフト風車を組み立ててもらい、それをポンプと組み合わせて水の汲み上げを体験してもらいました。「ネジをつくろう」(機械工学科 代表者:平 俊男)
金属のネジを人力で作成してもらい、そのできたネジをネックレスにしてプレゼントしました。
「液体のマイナス圧力って?」(機械工学科 代表者:廣 和樹)
液体が引っ張られたときに発生する負圧を、本校で改良してきた装置を使って測定する実験を行いました。イベントを通して約1070名の来場者にお越しいただき、盛況のうち終了しました。
2018年度 電子制御工学科「卒業研究中間発表会」を開催しました。(2018年10月19日掲載)
平成30年10月16日(火)本校電子制御工学科5年生の卒業研究中間発表会が電子工学科棟構内で開催されました。
当日は、22社40名が来校され、専攻科学生、電子制御工学科4年生も参加し、盛況となりました。学科主任 早川教授による開会挨拶の後、参加の皆さんが各自自由に卒業研究内容を紹介するポスターを見て回られました。会場は学生の説明に熱心に耳を傾ける光景に包まれ、企業の方々と学生との間で活発な質疑応答が行われました。
最後に各社より講評が行われ、学生の卒業研究に対し熱いエールが送られました。
(学生による卒業研究内容紹介の光景)
(企業様による講評の光景)
(早川教授による挨拶の光景)
『医療現場に必要な工学の知識と技術、そして考え方』と題し、特別講演会が行われました。(2018年10月9日掲載)
平成30年10月4日(木)、電子制御工学科第4・5学年の学生を対象に、大阪大学大学院医学系研究科バイオデザイン学共同研究講座特任教授 山田 憲嗣氏による「医療現場に必要な工学の知識と技術、そして考え方」と題した特別講演会が行われました。 本校は平成27年度より地域創生推進事業(COC+)に取り組んでおり、当事業における地域共創研究活動の一環である「医工連携」や「福祉ロボット」の分野において今後の研究活動の参考となる講義として開催されました。 冒頭、電子制御工学科 早川教授より開講の挨拶があり、引き続いて、講師の山田特任教授より自己紹介がありました。
(本校電子制御工学科 早川教授の開講挨拶風景)
(山田特任教授の自己紹介風景)
講義では、「医工連携」における医療現場と工学の緊密な関係、医者のニーズと技術者のシーズの融合、 さらには、看護学と工学の連携について、ユーモアを交えた軽快な語りで、時に質問を投げかけながら講師と聴講学生が身近な距離感で講義が進められました。また、医療現場での工学の具体的な活躍事例として、様々な内視鏡やロボットによる外科手術の事例紹介等も行われ、学生たちの熱い視線が注がれました。
(講義風景)
学生からの質問にも丁寧に回答されるなど、終始、和やかな雰囲気の中で講義が進み、講義会場を埋め尽くした約80名の学生たちの熱気に包まれ、有意義な講義となりました。
「第3回福祉機器展 in 奈良 2018」に出展しました。
奈良高専は、平成30年9月29日(土)に県営福祉パークで行われた「第3回福祉機器展 in 奈良 2018」(主催:社会福祉法人奈良県社会福祉事業団)に出展しました。
この催しは、高齢者や障害者の社会参加と自立の促進のため、福祉用具を見て・触れて・試して・体験する「福祉機器展」を通じて、県民に福祉用具の普及啓発を図ることを目的に開催されているものです。
本校からは、電子制御工学科 早川 恭弘 教授による『高機能歩行支援靴』『介護移乗移動ロボット「ひびき」』『車椅子での鬱血を防止するための布アクチュエータを用いたマット』といった研究紹介を行い、福祉機器に関心を持つ県民の方々と交流を行いました。
生憎の天気でしたが多くの方にお越しいただき、イベント最後まで盛況のうち終了しました。
『奈良高専 地域イノベーションコンソーシアム』第2回総会を開催しました。(2018年9月20日掲載)
『奈良高専 地域イノベーションコンソーシアム』は、平成29年2月に設立し、現在(平成30年9月14日時点)57の会員(個人・企業等)、7の特別会員(団体・教育機関等)に加入頂いております。
この度、第2回総会を平成30年9月14日(金)に開催し、65名の会員・特別会員及び21名の教職員・学生が本校に集いました。
<盛況となった会場風景>
<本校 中村教授の挨拶>
冒頭、本校産学協働研究センター長 中村教授より開会の挨拶があり、その後、各参加者から自己紹介が行われました。
<会員・特別会員自己紹介の様子>
<本校参加者自己紹介の様子>
続いて、本校総務課 身吉専門員より、ホームページを活用した本コンソーシアムの事業説明が行われました。
<身吉専門員による事業説明>
<鐵東様の講演>
さらに、株式会社エヌ・アイ・プランニング 代表取締役 鐵東 敦史様より「ローカル×ローカル=グローバル 『つながる』」と題した講演が行われました。
本校からは、情報工学科 上野准教授より「人間の高次行動を『見える化』した技術伝承」と物質化学工学科 中村教授より「廃プラスチックの熱分解」と題した2つの研究シーズ事例が紹介されました。
<本校 情報工学科 上野准教授>
<本校 物質化学工学科 中村教授>
<研究シーズ事例発表>
その後、身吉専門員より銀行助成金・イベントの紹介が行われ、会員・特別会員の積極的な参加・エントリーをお願いしました。
また、竹下経営革新事務所 中小企業診断士 竹下 富彦様からの挨拶があり、奈良県中小企業診断士会と本校との協定締結の紹介が行われました。
最後に、中村教授による閉会挨拶の後、本校 生協食堂にて情報交換会が行われ、互いに交流を深める会員・特別会員の熱気に包まれました。
<銀行助成金・イベント紹介に耳を傾ける様子>
<奈良県中小企業診断士の挨拶>
<情報交換会の様子>
今後も、会員・特別会員の皆様との連携を密にし、本校を地域イノベーション拠点とした活動を通じて、産学官金協働による知的資源の創造と地域経済の活性化に取り組んでまいります。
IoT基礎講座(手作りIoTのすすめ「IoT BASIC」)を実施しました。
平成30年7月21日、8月4日・11日・18日の4回にわたり、電気工学科 土井 滋貴 准教授による社会人向け講習会
「IoT基礎講座(手作りIoTのすすめ「IoT BASIC」)」開催しました。本校では、「元気なら組み込みシステム技術者の養成」の後継事業として「新ベーシックコース~ゼロから始める
組み込みシステム基礎講座~」を平成28年度まで実施してきましたが、その中で現在の潮流である「IoT」に焦点
を当てた後継事業として開催しているものです。講義では、土井准教授よりIoTに関する様々な解説があるとともに、ときには実習を行いながら、IoTについて学んで
いきました。また、8月4日の講義では、大阪府大高専 総合工学システム学科の和田 健 准教授と土井 智晴 准教授をお招きし、
IoTの事例紹介等について講義いただきました。各回、受講生の皆様は真剣な表情で受講されていました。この講義で学ばれたことを普段の業務の中でも活用
いただけると幸いです。曙川南中学校において、出前授業を実施しました。 (2018年6月29日掲載)
平成30年6月21日(木)、八尾市立曙川南中学校において、物質化学工学科 石丸 裕士 准教授が
出前授業「身の回りの物質の性質を調べよう」を行いました。授業に先立って、今日の授業のサポートをしてくれる本校の技術補佐員と補助学生の紹介がありました。
この授業では、紫キャベツから取り出した色素(アントシアニン)を使い、身の回りにある食材や日用品の
性質を調べていきます。最初に、補助学生が紫キャベツからの色素分離作業を行い、生徒の皆さんに確認してもらいました。
千切りにした紫キャベツにお湯をかけるとあっという間に色素が溶け出します。
この液が今日の実験の主役となります。
また、石丸先生から生徒の皆さんがまだ習っていない液の性質(pH)について説明がありました。生徒の皆さんが身近な食材や日用品の性質を試験紙を使って調べました。
みんなで協力して測定を行い、結果をプリントに記録していきました。次は、紫キャベツの液に先程測定したサンプルを入れて色の変化を見ました。
最後に石丸先生から今日の授業内容のまとめと、本校についての紹介がありました。
この日の出前授業も終了。曙川南中学校の生徒の皆さんお疲れ様でした。
この出前授業をきっかけに更に科学に興味を持ってもらえると嬉しいですね。「第4回かしば産業展」に出展しました。(2018年3月13日掲載)
奈良高専は、平成30年3月4日(日)に、香芝市ふたかみ分化センターで開催された「第4回かしば産業展」に参加しました。
このイベントは、地方創生の一環で地域企業と市民とのふれあいや企業間のマッチングを図ることを目的に実施されているもので、本校は香芝市との産学官連携・地方創生に係る連携として出展しています。今回、本校からはロボット作製・プログラミング体験と将棋部による対局スペースの出展を行いました。
以下は、それぞれの出展の様子です。
【ロボット作製・プログラミング体験】
今回、本校電子制御工学科 玉木隆幸准教授率いる同好会「システム開発研究会」の学生が中心になって出展を行いました。
内容は、教育用LEGO Mindstormsというロボットキットを使用してロボットを作製、プログラミングを行い、完成したロボットで“金魚すくい”に挑戦するというものです。
LEGO Mindstorms 競技コートと金魚たち
最初にロボットの作製とプログラミングを行います。本校学生が優しく分かりやすくサポートします。
ロボットが完成したら金魚すくいに挑戦!悪戦苦闘しながらも皆さんコツをつかむと上手に金魚をすくっていました。
すくうのが難しいコートの一番奥には白い“伝説の金魚”が配置されていますが、見事すくうのに成功した参加者の方も数名見受けられました。【将棋部】
奈良高専将棋部は、全国高等専門学校将棋大会において平成26年~29年度団体戦で4連覇を果たすなど非常に活発な活動を行っています。
今回の展示では将棋部の学生2名と顧問の玉木 隆幸 准教授が参加し、来場者と対局・交流を行いました。
本校将棋部学生による対局。たくさんの来場者と対局してくれました。
昨今の将棋ブームの影響で小学生の中でも将棋が流行っているとのことで、大勢の参加者が対局に来られました。
また、将棋のルールを一から教わる未経験者もおられ、皆さん、色々な形で将棋を楽しまれていました。両展示共に多くの来場者にお越しいただき、イベント最後まで盛況のうち終了しました。
下市小学校に於いて、出前授業「楽しい!不思議!磁石と遊ぼう」を実施しました。 (2018年3月7日掲載)
本校では、児童生徒の理科離れが進む現状の改善を図り、創造性や科学的な考え方を育むことを目的として、県内外の小・中学校に於いて出前授業を実施しております。
平成30年2月28日(水)、吉野郡下市町の下市小学校に於いて、本校 電気工学科 藤田 直幸 教授・池田 陽紀 助教及び学生3名による出前授業「楽しい!不思議!磁石と遊ぼう」を実施しました。
この度の出前授業は、地方創生推進事業(COC+)の一環で、下市町を題材に地域課題の抽出とその解決策を探る地域創生演習型講義「地域社会技術特論」(専攻科1年生対象)を通じて、学生と下市町の交流が深まると共に地元意識が涵養されたことにより、行われました。
(本校 電気工学科 藤田 直幸 教授)
(参加した本校の学生3名)
藤田教授からスタッフ紹介が行われ、早速授業が開始されました。スチール缶やアルミ缶、紙の箱に磁石を近づけ、鉄などを引き寄せることやNとSの二つの極があり、目には見えない磁力線があること、磁石同士を近づけると、異なる極は引き合い、同じ極は反発しあうこと等の磁石の性質について、児童生徒に質問を交えながら理由についても考えてもらいました。
そして、「磁石振り子を止めるゲーム」や「銀玉浮遊手品」、「磁力線の観察」等を通して、磁石の楽しさや不思議を実際に体験しました。
(質問に答える児童生徒の様子)
(答えに対する理由を説明する様子)
(磁石振り子を止めるゲーム)
(磁石の不思議を体験する様子)
さらに、磁石の開発の歴史に日本人が大きく関わっていることを知ってもらい、永久磁石のうちで最も強力とされている「ネオジム磁石の紹介」をして、児童生徒に体験してもらいました。そして、私たちの暮らしの中でモーターや発電機に磁石が使われている例を風力発電や火力発電等から説明し、「磁気カードの紹介」から目には見えない部分で磁石が活用されていることを児童生徒は知り驚きました。
(モーターの説明)
(目に見えない部分で磁石の活用を知る様子)
(磁石の強力さを体験する様子)
(本校 電気工学科 池田 陽紀 助教)
最後に、藤田教授は「日本では磁石の研究が盛んです。この授業で磁石のいろいろな働きを知り、面白いなと思った人は、大きくなって磁石の研究をする人になってくださいね。」と児童生徒に投げかけました。
この出前授業「楽しい!不思議!磁石と遊ぼう」を通じて、児童生徒は様々な実験を行い、「工夫する」「実験する」を繰り返すことの大切さを学びました。そして、それを繰り返すことで、実際の研究開発に於いて、発明や発見が生まれることを肌で感じることとなりました。
JAならけん『冬の大展示会』で本校農工連携研究テーマ等を紹介しました。(2018年2月5日掲載)
奈良高専では、COC+事業の一環として奈良県の農業活性化に向けた農工連携の様々な研究テーマに取り組んでおります。
この度、COC+事業の事業協働機関である奈良県農業協同組合(JAならけん)が主催する『冬の展示会』(平成30年1 月27日(土)~28日(日) 開催 於、五條市統合選果場)に奈良高専が出展し、本校が取り組む農工連携の研究テーマ等を来場者に紹介しました。
(会場の風景)
当日は、本校展示コーナーにて『第2回廃炉創造ロボコン』において最優秀賞(文部科学大臣賞)を受賞した廃炉ロボット「YOT3」を展示し、農工連携の研究内容と共に来場者の高い関心を集めました。
(本校展示コーナーの風景)
会場はマスコットキャラクターの登場で更に盛り上がり、展示会終了前には、餅まきも行われ、熱気に包まれました。
(左:マスコットキャラクターと本校展示、右:餅まき風景)
今回の『冬の大展示会』への出展が平成29年度のJA様主催イベントへの3度目の参加となりました。このようなイベントへの参加を通じ、地域の農業関係者、地域住民の皆様との交流を深め、本校の特色、本校が取り組む地方創生事業、農工連携研究テーマ等を広く知って頂くよい機会となりました。
ビジネスチャンス発掘フェア2017・マイドームビジネスフェスタ2017に出展しました。
奈良高専は、平成29年11月29日(水)・30日(木)に開催された「ビジネスチャンス発掘フェア2017」「マイドームビジネスフェスタ2017」(同時開催)に出展しました。
両イベントは、大阪府内を中心としたものづくり企業の優れた技術・製品を紹介する総合展示商談会として同日にマイドームおおさかにて開催されています。「ビジネスチャンス発掘フェア2017」のブースでは、本校との共同研究で応募する銀行助成金や技術相談の案内等を行いました。
ブースでは、産学官金連携の促進に向けて資料配付や意見交換を行いました。
また、「マイドームビジネスフェスタ2017」では、大阪府が関係する大学・研究機関が持つアイデア(知的財産等)と中小企業とのマッチングを図る目的で出展した「IPビジネスサイトブース」において、本校の特許権について来場者に紹介を行いました。両イベントともに、多くの方が本校の研究情報・産学官金連携活動に興味を持たれ、イベント最後まで盛況のうち終了しました。
三笠中学校で出前授業を実施しました。
奈良高専は、平成29年10月27日(金)に、奈良市立三笠中学校で行われた「キャリア教育参観」の中の3年生
対象「高校授業体験」の1プログラムとして出前授業を行いました。
この催しは、三笠中学校が周辺の高校から様々な教科担当の教員を招待し、生徒さんに高校で行われている
ような授業を受けてもらうという内容になっています。
本校は理科の授業体験担当で、情報工学科 松村 寿枝 准教授による「音を見てみよう-フリーソフトで音を分析
する-」と題した授業を行いました。授業では、まず奈良高専について簡単に紹介があった後、松村准教授が普段研究している音声工学・音響工学
について説明がありました。続いて、フリーソフトを使用してどこまで高い周波数の音を聞き取れるかという可聴域のチェックを行いました。
周波数が高くなるとともに、聞き取れる生徒さんの数は減っていきましたが、何とか聞き取ろうと皆さん耳を澄ま
して聞いていました。次の実験では音に含まれる周波数成分を見ることができるフリーソフトを使用して、様々な音の分析を行いました。
今回は、声や生徒さんが持ってきてくれた楽器(ハーモニカ、鍵盤ハーモニカ、木琴、アルトリコーダー、ソプラノリ
コーダー)の分析を行いました。授業の最後には、一人の生徒さんが代表して、お礼の挨拶とこの日の感想を話してくれました。
1時間半近くの授業でしたが、皆さん楽しんで授業を受けられていました。お疲れ様でした。この日、実験で使用したフリーソフトは誰でもインターネットでダウンロードできるので、興味のある方はぜひ検索
してみてください。
ビジネス・エンカレッジ・フェア2017に近畿地区7高専でグループ出展を行い、同時開催の大学等シーズ発表会で情報工学科 上野准教授がシーズ発表を行いました。
平成29年11月8日(水)・9日(木)、マイドームおおさかで行われた「ビジネス・エンカレッジ・フェア2017」に、近畿地区7高専(明石高専・府大高専・近大高専・神戸高専・奈良高専・舞鶴高専・和歌山高専)が合同でグループ出展致しました。
この催しは、池田泉州銀行(共催:但馬銀行・鳥取銀行・東京TYフィナンシャルグループ、特別参加:肥後銀行)により、各行の取引先企業の特徴ある製品やサービスなどの展示や、大学・公設研究機関による先端技術の展示など、産学官の出会いの場を設けて、多面的なビジネスチャンスを創出する目的で開催されています。
今回、近畿地区7高専は、各校教員の研究シーズの紹介パネルや成果物の展示を行いました。
本校は、電子制御工学科 早川 恭弘 教授の研究「高機能歩行支援靴の作成」と、情報工学科 上野 秀剛 准教授の研究「人間の高次行動を『見える化』した技術伝承」の紹介と「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2013全国大会」において準優勝し、今年4月にロボットによる縄跳びのギネスに認定されたロボット「じゃんぺん」の展示行いました。
ブースには大勢のイベント参加者の皆様が来られ、産学官連携の促進に向けて資料配付・意見交換を行いました。
また、同時開催された経済産業省 近畿経済産業局・公益財団法人 新産業創造研究機構主催の「平成29年度 産官学金ネットワークによる技術シーズ橋渡し機能強化事業 大学等シーズ発表会」において、上野 准教授が研究シーズ「人間の高次行動を『見える化』した技術伝承」の発表を行いました。
多くの企業関係者の皆様が聴講され、上野 准教授の研究に興味を示されていました。また、興味を持たれた方の中には、ビジネス・エンカレッジ・フェアの本校ブースに更に詳しい説明を聞きに来られた方もいらっしゃいました。
「エコフェスタ2017 in まほろば」に出展しました。
奈良高専は、平成29年10月28日(土)に、奈良県立橿原文化会館前広場で行われた「エコフェスタ2017 in まほろば」(主催:橿原市地球温暖化対策地域協議会)に出展しました。
この催しは、工作やゲームなどの体験コーナーや、フリーマーケット、野外ステージ、パネル展示などを通して地域住民の方々に環境を楽しみながら学んでいただく場として開催されています。
本校は、自転車発電の展示・実演を行いました。自転車発電は、省電力のLED電球が少ない労力で点灯するのに対して、より電力を必要とする白熱電球や蛍光ランプを点灯させたり扇風機を回すためには多くの自転車を漕ぐ力が必要となります。来場者は実際に自転車発電を体験することにより、電気の大切さを身をもって実感されていました。
あいにくの悪天候でしたが、本校のブースでは延べ44名の来場者が見学・体験されました。
電子制御工学科「卒業研究中間発表会」に参加された企業様による4年生対象の企業説明会を開催しました。
平成29年9月28日(木)、本校電子制御工学科5年生の卒業研究の中間発表会が電子制御工学科棟内で開催されました。
(中間発表会の様子はこちらから。)今年は、中間発表会に見学に来られた企業様による4年生対象の企業説明会も同時に開催し、15社の地域企業の方々に企業紹介を行っていただきました。
4年生は中間発表会だけでなく、企業説明会でも真剣な様子で様々な企業に興味を持って聴講していました。
「第2回福祉機器展 in 奈良 2017」に出展しました。
奈良高専は、平成29年9月23日(土)に福祉住宅体験館(県営福祉パーク)で行われた「第2回福祉機器展 in 奈良 2017」(主催:社会福祉法人奈良県社会福祉事業団)に出展しました。
この催しは、高齢者や障害者の社会参加と自立の促進のため、福祉用具を見て・触れて・試して・体験する「福祉機器展」を通じて、県民に福祉用具の普及啓発を図ることを目的に開催されているものです。
本校からは、電子制御工学科 早川 恭弘 教授の『車椅子での鬱血を防止するための布アクチュエータを用いたマット』『歩行訓練用高機能靴』『介護移乗移動ロボット「ひびき」』といった福祉に関する研究紹介を行い、福祉機器に関心を持つ県民の方々と交流を行いました。
多くの方が本校の研究に興味を持たれ、イベント最後まで盛況のうち終了しました。
『奈良高専 地域イノベーションコンソーシアム』第1回総会を開催しました。(2017年9月20日掲載)
『奈良高専 地域イノベーションコンソーシアム』は、本校を地域イノベーション拠点とした活動を通じて産学官金協働による知的資源の創造と地域経済の活性化に資することを目的に、平成29年2月に設立致しました。現在(平成29年9月15日時点)37の会員企業、7の特別会員(団体・教育機関等)に加入頂いております。
今般、本コンソーシアムの実質的なキックオフを兼ねた第1回総会を平成29年9月15日(金)、本校にて40名の会員様、20名の本校教職員が参加し開催致しました。
<盛況となった会場風景>
冒頭、本校の後藤景子校長より開会の挨拶があり、その後、各出席者から自己紹介が行われました。
<本校 後藤校長の挨拶>
<各出席者の自己紹介風景>
続いて、本校産学交流室室長 中村秀美教授より本コンソーシアムの事業説明が行われ、出席者の皆さんが熱心に耳を傾けておられました。
<中村教授による事業説明>
また、本校 一般教科 竹原信也准教授より「奈良における地域イノベーションコンソーシアムの役割を考える~奈良高専地域イノベーションコンソーシアムの可能性」と題し講演が行われ、「グローバリゼーションと地域の持続可能な発展」、「明治期以降の我が国地方自治の展開」、「地域社会における企業の機能と役割」、「経済地理学と地域政策論」等の観点から本コンソーシアムへの期待と役割について事例を交えながら紹介がありました。
<竹原准教授の講演>
その後、総務課 身吉専門員より銀行助成金・イベントの紹介が行われ、会員企業様の積極的な参加・エントリーをお願いしました。
最後に、中村教授による閉会挨拶の後、名刺交換を兼ねた歓談が行われ、お互いの交流を深める会員様の熱気に包まれました。
<銀行助成金・イベント紹介>
<閉会挨拶>
<名刺交換・歓談風景>
<会場に設置した会員企業の紹介ディスプレイを熱心に見つめる参加者の風景>
本校では、今後、本コンソーシアムを核に、会員企業・特別会員の皆様との連携を密に協働で地域のイノベーション創出に取り組んでまいります。
国際フロンティア産業メッセ2017に出展しました。(2017年9月20日掲載)
☆上図をクリックすると、出展「奈良高専の教員シーズ等紹介」が表示されます。
平成29年9月7日(木)・8日(金)、神戸国際展示場で行われた「国際フロンティア産業メッセ2017」に奈良高専が出展し、来場者に対して本校の教員研究シーズの紹介等を行いました。
この催しは、企業や大学・研究機関による先端技術の紹介や新事業創出の基盤となる製品展示を中心に、多彩なプログラムを展開しており、毎年奈良高専をはじめとした近畿地区国公私立高専も各分野での出展を行い、技術交流・ビジネスマッチングを進めております。
今年度、本校は「産学連携・支援機関」分野で出展を行い、物質化学工学科 山田 裕久 准教授・片倉 勝己 教授の研究「電解沈降法を用いた金属ー空気二次電池用 層状複水酸化物電解質薄膜の合成」を紹介しました。
研究に興味を持った多くの来場者がブースに訪れ、主に産学連携についての活発な情報交換を行いました。☆上の画像をクリックすると「奈良高専 山田 裕久 准教授・片倉 勝巳 教授」の出展内容PDFが表示されます。
イベント全体では両日で昨年を上回る3万人を越える来場者となり盛況を博しました。
『高田・葛城地区農協まつり』で本校農工連携研究テーマを紹介しました。(2017年9月4日掲載)
奈良高専では、COC+事業の一環として農工連携を研究テーマに様々な取り組みを行っております。
この度、COC+事業の事業協働機関である奈良県農業協同組合(JAならけん)が主催する『高田・葛城地区農協まつり』(平成29年9月2日(土)~9月3日(日)開催 於、新庄営農経済センター)に奈良高専が出展し、本校が取り組む農工連携の各研究テーマを来場者に紹介しました。
当日は、本校電子制御工学科 飯田教授が本校展示コーナーにて本校が取り組む農工連携テーマ「農業の圃場環境センシングシステムの開発」「災害に強いパイプハウスの開発」「植物の生理状態測定システムの開発」についてパネルを使いながらわかりやすく来場者に説明を行いました。
日本の就農者人口の減少・就農者の高齢化問題や新規参入者が抱える問題を農作業の軽労化・生産性の向上や技術支援の面から研究アプローチする本校の取り組みに熱い関心が集まりました。
今回の『高田・葛城地区農協まつり』への出展を通じ、地域の農業関係者、地域住民の皆様との交流を深め、本校が取り組む地方創生事業、農工連携研究テーマを広く知って頂くことができ、有意義な2日間となりました。
平成29年度全国高専フォーラムに、本校教職員が出席しました。
(上の画像をクリックすると平成29年度全国高専フォーラムプログラムが表示されます!)
平成29年8月21日(月)から8月23日(水)の3日間、長岡市シティホールプラザ アオーレ長岡(1日目)と長岡技術科学大学(2・3日目)の2つの会場において、『平成29年度全国高専フォーラム』が開催されました。
このフォーラムは、国公私立高等専門学校、長岡技術科学大学および豊橋技術科学大学の教職員ならびに関係者が一堂に会し、教育方法の改善・開発、研究能力の向上、産学官連携の推進などを図ることを目的に毎年開催されております。
8月22日(火)に行われた“ワークショップ”には、本校から産学交流室長 中村 秀美教授や総務課 身吉 孝一専門員らが出席いたしました。
また、「地域創生を意識した社会科教育の実践事例」と題して、一般教科 社会 上島 智史助教と竹原 信也准教授が地方創生推進事業(COC+)の取組みとして実施している「地理」と「政治経済」の地域をテーマにした授業を“教育研究ポスターセッション”として紹介しました。
(クリックすると「地域創生を意識した社会科教育の実践事例」PDFが拡大表示されます!)
8月23日(水)に行われた“全国Kosen-IoT共有化推進プロジェクト・キックオフセッション 二部” 「全国KOSENで食・農・環境・健康の未来を拓く!地域をつなぐ!」と題したパネルディスカッションにおいて、本校 機械工学科 福岡 寛准教授がパネリストとして参加しました。高専の未来に向けて活発に議論が行われ、定員を超える70名以上の高専・大学教員、企業の方々が出席し、高い評価をいただきました。
その他、本校からは電気工学科 平井 誠准教授、情報工学科 松村 寿枝准教授らが参加し、平成29年度の開催地である長岡市に高専と技術科学大学が設置されている利点を活かして、総合的な教育研究発表や意見交換が行われるとともに、高専・技術科学大学が展開している実践的教育・研究について地域の方々と情報を共有し、地域の教育機関、企業とより一層の連携強化を図ることとなりました。
『IKOMAサマーセミナー』にて本校教員が授業を実施 ~タブレットでプログラミングの基本を学ぼう~
平成29年7月30日(日)、生駒市コミュニテイセンター、たけまるホール等で生駒市・生駒市教育委員会主催の『IKOMAサマーセミナー』が開催され、当セミナー授業の一つとして本校 情報工学科 山口賢一准教授、松尾賢一教授による「タブレットでプログラミングの基本を学ぼう」と題した授業が行われました。(於、生駒市たけまるホール)
(本校 情報工学科 山口賢一准教授)
当日は、2回行われた当授業に参加応募のあった小学4年生~6年生計29名が受講し、プログラミングを習得する過程として、アルゴリズム的思考法を紹介し、タブレット端末を使って数値の並び替えやパズルのアプリケーションを使った楽しくわかりやすい授業が行われ、教室はコンピュータに関心の高い小学生たちの熱気に包まれました。
授業を見学した保護者の方も子供たちと一緒になってパズルを楽しみ、本校学生が丁寧にアドバイスを行いながら和やかな雰囲気の中で授業が進行しました。
今回の授業を通じ、小学生がコンピュータをより身近なものに感じると共に、小学生に奈良高専を知ってもらうよい機会となりました。
【募集締切りました】奈良高専・近大高専合同 中学生・保護者対象の入試説明会&科学教室を開催します
奈良高専では,近大高専と合同で中学1~3年生と保護者対象の入試説明会を行います。
各高専の説明会の後には、科学教室も開催されます。
高専の入試制度や学科・学校について紹介を聞いた後は、科学教室で高専の授業をチラッと覗いてみましょう!
科学教室開催時に個別相談会も同時開催しています。※本説明会・科学教室は、奈良県社会福祉総合センター指定管理者 奈良いきいきプロジェクトとの共催で地域貢献事業も合わせて実施されるものです。
■開催日時:平成29年8月20日(日)13時00分~15時30分
■会場:奈良県社会福祉総合センター5F 研修室A・B・C http://www.narafukushi.com/access
■対象:中学1~3年生及び保護者(各高専定員30名)
■応募方法:申込フォームに必要事項をご記入の上,お申込みください。
(原則、入試説明会と科学教室セットでの受講とさせていただきます。科学教室の申込者が各高専30名を超えた
場合は抽選により決定いたします。)※上記「申込フォーム」をクリックすると入力画面に切り替わります。申込フォーム送信時の自動返信メールが届かない場合、受信許可設定を再度ご確認下さい。
■締切日:
平成29年7月31日(月)17時まで平成29年8月7日(月)17時まで◎スケジュール:
13時00分~13時30分 受付
13時30分~14時10分 入試説明会
(両高専の説明を連続して聴講していただく形になります)13時30分~13時50分 奈良高専入試説明会
13時50分~14時10分 近大高専入試説明会(場所移動:5分休憩)
14時15分~15時05分 科学教室
(別スペースで個別相談会を同時開催)
(どちらかの高専のプログラムを選択)科学教室のイメージ
※昨年度の(「ひらめき☆ときめきサイエンスより」)
■科学教室プログラム:
〈奈良高専〉:電池の仕組みを知ろう! (物質化学工学科 山田 裕久 准教授)
〈近大高専〉:有機ELディスプレイってどんなもの? (総合システム工学科 電気電子コース 三崎 雅裕 講師)
■当日橿原市に気象警報が発表された場合
・午前11時までに警報が解除された場合は予定通り開催いたします。
・午前11時の時点で警報が継続している場合は、中止といたします。
→今後の予定につきましては、HPに掲載いたします。
・午前11時以降警報が発表された場合も中止といたします。
→今後の予定につきましては、HPに掲載いたします。
■ その他
・保護者の方も一緒に体験授業の様子を見学していただくことが出来ますが、定員の関係で室内にお入りいただけない
場合もございますので、ご了承下さい。
■ 問い合わせ:奈良工業高等専門学校 産学交流室
〒639-1080 奈良県大和郡山市矢田町22番地
TEL:0743-55-6173 FAX:0743-55-6019
E-mail:sangaku◇jimu.nara-k.ac.jp
(巡回ロボット対策によりメールアドレスの@を◇に変えています。 送信の際は◇を@に変えてから送信してください。)
奈良高専より感謝状をお贈りしました(2017年6月27日公開)
奈良高専にて、本校の教育・研究の進展に顕著な貢献をなされた個人又は団体に対して
感謝状の贈呈を行っております。
平成29年6月20日(水)オーケー器材株式会社代表取締役 山田 進一 様
(代理:商品開発部長 吉田 昌弘 様)が来校され、感謝状の贈呈を行いました。
平成26年度より現在まで本校の卒業研究・特別研究に参画いただき、
材料系・化学系の研究に多大なる貢献をいただいております。
今後とも本校の教育研究にお力添えをよろしくお願いいたします。
「第3回 奈良ダイハツビジネスフェア with 福祉車両・機器展」に出展しました。
奈良高専は、平成29年6月13日(火)に奈良ロイヤルホテルで行われた「第3回 奈良ダイハツビジネスフェア with 福祉車両・機器展」(主催:奈良ダイハツ株式会社)に出展しました。
この催しは、奈良に関わる企業を対象に新たな販路開拓あるいは技術提携・製品開発におけるパートナーとの出会いを目的として開催されているものです。3回目に当たる今回は100社以上の企業等が出展し、他企業や来客者の方々と様々な形で交流を行いました。
本校は、フェアの一つのテーマである「福祉」ブースに出展し、電子制御工学科 早川 恭弘 教授の研究である『歩行訓練用高機能靴』や『車椅子での鬱血を防止するための布アクチュエータを用いたマット』等を紹介するとともに、産学官連携の促進に向けて企業関係者の皆様と意見交換等を行いました。
多くの方が本校の研究に興味を持たれ、イベント最後まで盛況のうち終了しました。
第9回 ちゅうしん地域中小企業振興助成金制度で連携企業様が受賞されました。
平成29年3月、奈良中央信用金庫様による「ちゅうしん地域中小企業振興助成金制度」(愛称「グッドサポート」)の第9回助成対象企業が発表されました。この制度は奈良県内の中小企業を育成支援し、地域経済・社会の活性化に貢献することを目的とされた助成制度で、今回、産学連携部門で本校との共同研究を申請テーマとした2社の企業様が受賞されました。
受賞内容の詳細は下記のとおりです。■第9回ちゅうしん地域中小企業振興助成金制度 助成対象企業一覧 (本校連携企業様のみ)
賞
企業名
所在地/取扱店部門 申請テーマ 本校における
共同研究担当教員グッドサポート大賞
(助成額 200万円)ダイワ精密プレス(株)
奈良市/南奈良支店産学連携 業界初がん新治療法のための発熱インプラントの試作開発 機械工学科
谷口 幸典 准教授金賞
(助成額 100万円)梅本樹脂工業(株)
大和高田市/高田支店産学連携 新素材ナノファイバー複合化プラスチックの研究開発 物質化学工学科
中村 秀美 教授平成28年度 関西アーバン共同研究助成金で本校連携の共同研究プランが受賞しました。
平成29年3月、関西アーバン銀行様による平成28年度「関西アーバン共同研究助成金」の助成対象共同研究プランが発表されました。この助成金は、優れた技術を有する中小企業と教育機関との共同研究をマッチングし技術開発を支援するとともに、その共同研究に対して1プランに200万円を助成し、地域経済の活性化に資する事業をサポートするものです。今回、本校との共同研究プランを応募した3社の企業様が受賞されました。
受賞内容の詳細は下記のとおりです。■平成28年度 関西アーバン共同研究助成金 助成対象共同研究プラン一覧 (本校連携共同研究プランのみ)
企業名
(所在地)共同研究プラン 本校における共同研究担当教員 三協エアテック(株)
(大阪市北区)農薬を使用しない害虫駆除技術の研究 物質化学工学科
中村 秀美 教授(株)プロアシスト
(大阪市中央区)発話音声解析による疲労検出システムの研究開発 電気工学科
小坂 洋明 教授
情報工学科
松村 寿枝 准教授八洲電業(株)
(大阪市東成区)UAV(ドローン)とITポストによる圃場管理システムの開発 電子制御工学科
飯田 賢一 教授
中村 篤人 講師「第3回かしば産業展」に出展しました。
奈良高専は、平成29年3月5日(日)に、香芝市ふたかみ分化センターで開催された「第3回かしば産業展」に参加しました。
このイベントは、地方創生の一環で地域企業と市民とのふれあいや企業間のマッチングを図ることを目的に実施されているもので、本校は香芝市との産学官連携・地方創生に係る連携として昨年度に引き続き出展しました。今回、本校からは将棋部とロボコンプロジェクトの学生が参加し出展を行いました。
両展示共に多くの来場者にお越しいただき、イベント最後まで盛況のうち終了しました。
ロボコンの活躍等で香芝市の方々にも本校の知名度は高く、多くの方にお声掛けいただきました。また、知らなかった方についても、今回の展示を通して本校の活動・取組を知っていただくことができました。以下は、将棋部・ロボコンプロジェクトそれぞれの出展の様子です。
【将棋部】
奈良高専将棋部は、全国高等専門学校将棋大会において平成26年~28年度団体戦で3連覇を果たしています。また、ここ数年、個人戦においても決勝進出を果たし優勝、準優勝に輝いており、非常に活発に活動しています。
今回の展示では1年生3名と顧問の玉木 隆幸 准教授が参加し、来場者と対局・交流を行いました。
将棋に興味を持つ子供たちが果敢に挑戦!高専生相手に奮闘していました。
高専生より年長の来場者の方にも対局していただきました。中には高専生も歯が立たない強者もおられました。お見事!
多くの方が集中した真剣な様子で対局を楽しんで行かれました。
小学生の保護者の方からは、「家族以外の人と対局する機会が少ないので、こういったイベントがあると嬉しい」といったご感想をいただきました。【ロボコンプロジェクト】
奈良高専ロボコンプロジェクトは、アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテストにおいて、2015年度全国大会優勝・ロボコン大賞受賞、2016年度全国大会ベスト4・ロボコン大賞2年連続受賞など目覚ましい活躍をしています。
今回は、高専ロボコン最大の栄誉であるロボコン大賞を今年度もたらしたロボット「Δ(デルタ)」の展示・実演を行いました。
実演を行う時間帯には展示スペース周りに人だかりができていました。
まずは、今年度の高専ロボコンのルール説明とその攻略のために製作されたロボット「Δ(デルタ)」について、ロボコンプロジェクトの学生から説明がありました。
実際にルールに沿ってロボットを動かし、来場者にご覧いただきました。
展示スペースの天井の都合上、ブロックを限界まで積み上げることにチャレンジはできませんでしたが、全国大会で最高記録の約3.2mを積み上げたその技術力に来場者から驚きの声が漏れていました。
実演終了後、希望者にロボット操作の体験をしていただきました。
ロボットを自分で動かすというめったにできない体験は子供たちに大好評でした。京都ビジネス交流フェア2017に電気工学科 平井 誠 准教授が出展しました(2017年3月16日掲載)
京都ビジネス交流フェア2017に出展しました!
平成29年3月1日(水)・3月2日(木)、「京都ビジネス交流フェア2017」(会場:京都パルスプラザ)において、本校と舞鶴工業高等専門学校が共同ブースで出展し、本校からは電気工学科 平井 誠 准教授がディスプレーしました。
<複合型半導体光電極による高効率な水素生成に向けた研究>
<電池駆動の揺れ探知機センサで事業化を行う企業を探しています>
※上図をクリックすると拡大PDFが表示されます。
<奈良工業高等専門学校>
<舞鶴工業高等専門学校>
この展示会は、京都府内中小企業をはじめ、ものづくり企業の高度な技術力を国内外にアピールし、新たな取引先・連携先の開拓を図ることや大学・支援機関等によるシーズ・ニーズの説明や連携事例などの発信を行い、産学官金連携、ビジネスマッチングの場を目指し、京都府と(公財)京都産業21が主催で毎年開催されております。
両日共に、小雨の天気にもかかわらず、計6,900名の来場者数となり盛況を博しました。
「奈良高専 学生チャレンジプロジェクト ロボット作製&プログラミング体験 ロボットコンテスト」を実施しました。
平成28年12月25日(日)、本校電子制御工学科において、「奈良高専 学生チャレンジプロジェクト ロボット作製&プログラミング体験 ロボットコンテスト」が行われました。
学生チャレンジプロジェクトは、本校の学生からグループで行う意欲的かつアイデアに溢れる活動プランを募集し、採択されたプランに対して活動経費が学校から補助される企画です。
この「ロボット作製&プログラミング体験 ロボットコンテスト」は、近隣の小学生に本校の授業でも実際に行われているLEGO(LEGO Mindstorms)を用いたロボット作製とプログラミングを体験してもらうことを目的として電子制御工学科の学生グループ(協力教員:電子制御工学科 玉木 隆幸 准教授)により企画されました。当日は17名の小学生が参加され、終始楽しんで取り組まれていました。
≪当日の様子≫
プロジェクトメンバーの学生たちが司会・進行を行いました。
まず最初に、学校の紹介、電子制御工学科で学ぶロボットなどについて説明がありました。引き続き、これから行うロボットコンテストのルール説明がありました。
作製したロボットでいくつかのミッションをクリアしながら、制限時間以内にコースの完走を目指します。クリアしたミッションの数によってポイントが与えられ、2回のコンテストの合計点を競います。
ミッションは、
①スタート直後の通路上にある雪(綿)をまっすぐ運び除雪する
②引き返してゴールを目指す道を進み、その途上にある2つの家にプレゼント(ブロック)を置く
③ゴール横の雪だるまのパネルを押して立てる
④ゴールの枠からはみ出さないようにロボットを到着させる
というものです。このミッションを全て達成するためには、コースの進み方とプレゼントのブロックを置くタイミングを上手にプログラミングする必要があります。
とても難しそうです!!
ロボット作製に入る前に、今日一緒に作業を行うチーム(参加者2~3名とプロジェクトの補助学生)内で自己紹介などによりアイスブレイクをしてもらいました。
最初は、少し緊張した様子の参加者の方も、次第に打ち解け合っている様子でした。アイスブレイクの後はお待ちかねのロボット作製に取り掛かりました。皆さん、悪戦苦闘しながらも補助学生のサポートも受けながら、様々な形のロボットを組み立てていました。
ロボットの形ができてきたら、次はプログラミングです。説明を聞いた後、コースを攻略するために試走を行いながら、少しずつプログラミングでロボットの動作を調整していました。
その後はいよいよ1回目のコンテストの開始です。完走できたチームはありませんでしたが、何チームかはプレゼントを置くまではできていました。
1回目のコンテストの後は、2回目に向けて再調整に入りました。1回目のポイントを超えられるよう、限られた時間で試行錯誤していました。
ついに最後の2回目のコンテストです。ミッションを完全にクリアできたチームはありませんでしたが、1回目よりもさらに多くのミッションをこなしたチームが見受けられました。
コンテスト終了後、表彰式が行われ受賞チームに賞状が授与されました。また、参加者全員にコンテスト参加を証明する手作りのカードが配られました。
最後には、玉木准教授から閉会の挨拶。1日お疲れ様でした。大和郡山市立 里山の駅風とんぼ野外活動センターにおいて矢田幼稚園園児とロボットを通じて交流を行いました。
大和郡山市立 里山の駅風とんぼ野外活動センターと協働で地元の子どもたちがロボットに触れ合う企画を行い、平成28年12月10日(土)に矢田幼稚園園児を招いて平成27年度高専ロボコンにて全国優勝&ロボコン大賞を受賞した「大和」のデモンストレーションを行いました。
最初に駅長から挨拶がありました。
学生の司会で「大和」の紹介、説明を行いました。高専生のプレゼン力を活かした正に名司会です。
「大和」の凄さをご理解いただくために、輪投げの難しさを体験していただきます。輪投げに挑戦したい園児は元気よく手を挙げてアピールです。
実際に園児に輪投げをしてもらいました。先生や園児達の熱い応援を受けてチャレンジ!ですがなかなか入りません。的に当てることは難しいですね。
「大和」のかっこいいところをご覧いただきましょう。カウントダウンが始まりました。
「大和」が輪を発射!!見事100%命中です。学生が発射機構の説明をしています。
「大和」の主砲、「サンバースト」をご覧いただく前に、大きな的への輪投げ体験。こちらも難しかったですね。
「大和」の主砲、「サンバースト」に使う直径4mの輪をご覧いただいています。輪の大きさに園児もびっくりです。
「大和」の主砲、「サンバースト」を発射!!と思いきや不発・・・。学生諸君は再調整しています。園児が「大和」に「がんばれー!!」と大きな声援を贈っていますが・・・学生諸君には結構プレッシャーだったかもしれません。(笑)
気を取り直して再度カウントダウン!「大和」の主砲、「サンバースト」を発射!!見事命中しました。
園児から質問を受けています。
園児が「大和」のコントローラを操作体験をしました。
「大和」の移動速度に園児だけでなく幼稚園の先生方、保護者の方々もびっくりです。
学生と園児達の交流です。園児が学生諸君に歌のプレゼントをしてくれました。
園児から奈良高専、風とんぼの方々にクリスマスプレゼントが贈られました。かわいい松ぼっくりのクリスマスツリーです。受付に飾らせていただきました。
イベント終了後も保護者の方々から質問をいただきました。学生諸君や芦原准教授が答えています。
園児達の「大和」に向ける純粋できらきらとした目がとても印象的なイベントでした。大きくなったら技術・研究の道に進んでもらえるととても嬉しいです。ビジネスチャンス発掘フェア2016・マイドームビジネスフェスタ2016に出展しました。
奈良高専は、平成28年11月30日(水)・12月1日(木)に「ビジネスチャンス発掘フェア2016」「マイドームビジネスフェスタ2016」(同時開催)に出展致しました。
両イベントは、大阪府内を中心としたものづくり企業の優れた技術・製品を紹介する総合展示商談会として同日にマイドームおおさかにて開催されています。「ビジネスチャンス発掘フェア2016」では、本校は、情報工学科 岡村 真吾 准教授の研究「サイバーセキュリティ教育研究」と、物質化学工学科 林 啓太 講師の研究「非イオン界面活性剤を用いた様々な自己集合体の調製と構造に基づく特性変化の評価」の研究シーズ2件のパネル展示を行いました。
☆上図 (左)をクリックすると「情報工学科 岡村 真吾 准教授」、(右)をクリックすると「物質化学工学科 林 啓太 講師」の出展内容PDFが表示されます。ブースでは、研究の紹介だけでなく、産学官連携の促進に向けて資料配付や意見交換等も行いました。
また、「マイドームビジネスフェスタ2016」では、大阪府が大学・研究機関が持つアイデア(知的財産等)と中小企業とのマッチングを図る目的で出展した「IPビジネスサイトブース」において本校の技術シーズ紹介を行いました。
☆上図をクリックすると「智(技術シーズ)」の紹介についての出展内容PDFが表示されます。ブースでは、主に展示した技術シーズについて説明を行いました。また、本校について更に興味を示された参加者の方に対しては技術相談等の案内も行いました。
両イベントともに、多くの方が本校の研究・産学官連携活動に興味を持たれ、イベント最後まで盛況のうち終了しました。
「ならボランティアフェスタ2016」に参加しました。
奈良高専は、平成28年11月27日(日)に、地域連携の一環で、大和郡山市社会福祉協議会館で開催された「ならボランティアフェスタ2016」に参加しました。
雨天の中、本校のブースに約100名の来場者に来ていただき、小学生をはじめ保護者の皆様に自転車発電機を体験いただきました。電力を起こすことの大変さを体で体験した小学生には、節電の大切さを理解いただけたかと思います。部屋の電気をマメに消して、環境を大切する心がけの積み重ねがきっと日本全体の社会を良くしてくれると思います。小学生が自転車発電機に挑戦です。見事にLED電灯、蛍光灯(電球タイプ)、白熱電球、扇風機2台を稼働させてくれました。みなさんにあきらめない気持ち、まさにガッツを見せていただきました。拍手!!
奈良県大和高田市の「みくちゃん」が遊びに来てくれました。ポーズもかわいいですね。
奈良県のマスコットキャラクター「せんとくん」が遊びに来てくれました。しかも自転車発電機に挑戦してくれました!スタッフ一同、感謝感激です!!
出前授業「音を見てみよう-フリーソフトで音を分析 する-」(平成28年10月28日 於 奈良市立三笠中学校)
奈良高専は、平成28年10月28日(金)に、奈良市立三笠中学校で行われた「キャリア教育参観」の中の3年生
対象「高校授業体験」の1プログラムとして出前授業を行いました。
この催しは、三笠中学校が周辺の高校から様々な教科担当の教員を招待し、生徒さんに高校で行われている
ような授業を受けてもらうという内容になっています。
本校は理科の授業体験担当で、情報工学科 松村 寿枝 准教授により「音を見てみよう-フリーソフトで音を分析
する-」と題して行われました。授業では、まず奈良高専について紹介があった後、松村准教授が研究する音声工学・音響工学について説明が
ありました。その後はお待ちかねの実験です。まずは、フリーソフトを使用してどこまで高い周波数の音を聞き取れるかという
可聴域のチェックを行いました。
一般的に年齢が高くなるとともに、可聴域は狭くなります。実際、この実験でも音が高くなるにつれて、生徒さんた
ちよりも参観に来られていた保護者の方から早い段階で「もう聞こえない」と声があがっていました。次の実験は、音に含まれる周波数成分を見ることができるフリーソフトを使用して、様々な音の分析を行いました。
生徒さんの声の周波数を分析。
このようになりました。
それ以外にも、リコーダー、カスタネット、タンバリン、ウクレレといった楽器の周波数成分を分析しました。
事前に生徒さんたちに音の分析をしたい物を準備してもらっていました。
一人は、防災用ラジオに付いたサイレン。約600Hzの周波数でした。救急車などのサイレンについては、多くの人が聞き取りやすい周波数に決まっていて、これより少し高いくらいだそうです。
もう一人は、打楽器を叩くばちを2本持ってきてくれたので、ばち同士で叩いてみました。こちらは、先に試したカスタネットとよく似た周波数成分になっていることが分かりました。
この日、実験で使用したフリーソフトは誰でもインターネットでダウンロードできるので、興味のある方はぜひ検索
してみてください。授業の最後には、質疑応答が行われ、生徒さんたちから「奈良高専の魅力は?」「どんな研究ができる?」「授業
科目は普通の高校と違う?」といった様々な質問がありました。2時間近くの長時間の授業でしたが、皆さん楽しみながらも集中して授業を受けられていました。
ビジネス・エンカレッジ・フェア2016に近畿地区7高専でグループ出展しました。
平成28年11月9日(水)・10日(木)、マイドームおおさかで行われた「ビジネス・エンカレッジ・フェア2016」に、近畿地区7高専(明石高専・府大高専・近大高専・神戸高専・奈良高専・舞鶴高専・和歌山高専)が合同でグループ出展致しました。
この催しは、池田泉州銀行(共催:但馬銀行・鳥取銀行、特別参加:肥後銀行)により、各行の取引先企業の特徴ある製品やサービスなどの展示や、大学・公設研究機関による先端技術の展示など、産学官の出会いの場を設けて、多面的なビジネスチャンスを創出する目的で開催されています。
今回、近畿地区7高専は、「産学官連携活動と教員研究シーズの発表」と題して各校教員研究シーズ2件のパネル展示を行いました。
本校は、機械工学科 榎 真一 准教授の研究「シミュレーション技術の建築部品設計への適用」と、電気工学科 池田 陽紀 助教の研究「洋上構造物における落雷対策に関する研究」のパネル展示を行いました。
☆上図 (左)をクリックすると「電気工学科 池田 陽紀 助教」、(右)をクリックすると「機械工学科 榎 真一 准教授」の出展内容PDFが表示されます。
また、ブースには大勢のイベント参加者の皆様が来られ、産学官連携の促進に向けて資料配付や意見交換等を行いました。
本校だけでなく他高専の展示にも多くの方が興味を持たれ、イベント最後まで盛況のうち終了しました。
エコフェスタ2016 in まほろばに出展しました。
奈良高専は、平成28年10月22日(土)に、奈良県立橿原文化会館前広場で行われた「エコフェスタ2016 in まほろば~環境と音楽の祭典~」(主催:橿原市地球温暖化対策地域協議会)に出展しました。
この催しは、工作やゲームなどの体験コーナーや、フリーマーケット、野外ステージ、パネル展示などを通して地域住民の方々に環境を楽しみながら学んでいただく場として開催されています。
本校は、吉野町・山添村と連携して取り組んでいる「水車を利用した小水力発電」についてのパネル展示とともに、自転車発電の展示・実演を行いました。自転車発電は、省電力のLED電球が少ない労力で点灯するのに対して、より電力を必要とする白熱電球や蛍光ランプを点灯させたり扇風機やテレビを起動させたりするためには多くの自転車を漕ぐ力が必要となります。来場者は実際に自転車発電を体験することにより、電気の大切さを身をもって実感されていました。
LED電球は簡単に点灯させることができても・・・
白熱電球は一苦労です。見事、テレビの起動に成功しました!
親子で挑戦!
自転車発電の体験を待っているときなど、小さなお子様には
奈良高専特製の塗り絵も楽しんでもらいました。その他大勢の老若男女の皆様に体験していただきました。
本校のブースには、延べ180名の来場者に見学・体験していただき、イベント最後まで盛況のうち終了しました。
第11回けいはんなビジネスメッセに出展しました。
☆上図をクリックすると、出展「 奈良高専の産学官連携活動と教員シーズ紹介」が表示されます。
奈良高専は、平成28年10月13日(木)にけいはんなプラザ イベントホールで行われた「第11回 けいはんなビジネスメッセ」(主催:(公財)関西文化学術研究都市推進機構)に出展しました。
この催しは、けいはんな学研都市の産業活性化のため、産学官連携やビジネスマッチングを推進する場として開催されています。11回目に当たる今回は、「知と産業の異分野融合による未来の創造」をテーマに、環境・エネルギー、ものづくり・ICT、アグリ・バイオ・ヘルスケア等の分野から100以上の企業や教育・研究機関による先端技術の紹介や新事業創出の基盤となる製品展示等が行われました。
本校は、「奈良高専の産学官連携活動と教員シーズ紹介」と題して出展し、物質化学工学科 片倉 勝己 教授の研究『水系電解質を用いた次世代型二次電池』を紹介するとともに、産学官連携の促進に向けて企業関係者の皆様と意見交換等を行いました。
☆上の画像をクリックすると「奈良高専 片倉 勝己 教授」の出展内容PDFが表示されます。
昨年を上回る1,580名の来場者となり盛況を博しました。
平成28年度IoT事業化セミナーに参加しました。
平成28年9月28日(水)、奈良県文化会館で開催された奈良県主催「平成28年度IoT事業化セミナー」(後援:奈良高専等)に参加しました。
当日はセミナーと参加者の懇親会の2部構成で、セミナーでは高専出身のさくらインターネット株式会社 田中邦裕 代表取締役社長による基調講演「IoTで拡がるビジネスの可能性」が行われました。
また、会場ではIoTチャレンジ応援企業及び団体紹介の展示スペースが設けられ、本校も出展しました。ブースでは、電気工学科 土井滋貴 准教授によるIoTに関する研究紹介や平成28年11・12月開講予定の「奈良高専 IoT基礎講座(手作りIoTのすすめ「IoT BASIC」)」の案内等を行い、多数の参加者の皆様にご見学いただきました。国際フロンティア産業メッセ2016に物質化学工学科 中村 秀美 教授が和歌山高専とグループ出展しました。(2016年9月21日掲載)
☆上図をクリックすると、出展「奈良高専、和歌山高専の教員シーズ等紹介」が表示されます。
平成28年9月8日(木)・9日(金)、神戸国際展示場で行われた「国際フロンティア産業メッセ2016」に本校 物質化学工学科 中村 秀美 教授が和歌山高専 平野 廣佑 助教と合同でグループ出展致しました。
この催しは、企業や大学・研究機関による先端技術の紹介や新事業創出の基盤となる製品展示を中心に、多彩なプログラムを展開しており、毎年奈良高専をはじめ近畿地区国公私立7高専が各分野での出展を行い、技術交流・ビジネスマッチングを進めております。
今年度、本校は和歌山高専と合同で「環境・エネルギー」分野での出展を行いました。明石工業高等専門学校、神戸市立工業高等専門学校においても、出展を通して地域・企業のニーズや問題に対応したシーズの発見や地域産業全体の発展と活性化に寄与しております。
☆上図 (左)をクリックすると「和歌山高専 平野廣佑 助教」(右)をクリックすると「奈良高専 中村秀美 教授」の出展内容PDFが表示されます。
両日で昨年を上回る2万9千人を越える来場者となり盛況を博しました。
イノベーション・ジャパン2016に電子制御工学科 早川 恭弘 教授の研究室が出展しました。(2016年9月15日掲載)
本校 電子制御工学科 早川 恭弘 教授の研究室が、「アクティブ・センシング機能を有する歩行訓練システム」という研究課題で、平成28年8月25日(木)、26日(金)に東京ビッグサイト西1ホールで開催されたイノベーション・ジャパン2016に出展しました。
この展示のみどころは、高機能靴中敷き部に負荷をかけた時の圧力分布状態を端末装置でリアルタイムにグラフィック確認できるようになっており、端末のタッチパネル操作により、小型ポンプ及び弁が駆動し、中敷き部における任意のゴム要素の剛性を変化できることです。
(歩行訓練システム/Walking Training System)
(ハイブリッド・ゴム要素/Hybrid Rubber Element)
両日で2万人を越える来場となりとても盛況だった中、研究
室の学生が来場者に展示物をきめ細かく説明したり、来場
者に思う存分に体験して頂きました。
奈良高専産学交流講座 新ベーシックコース ~ゼロから始める組み込みシステム基礎講座~/GENET NEXT
2007年度から2011年度の5年間に文部科学省の科学技術振興調整費(現:科学技術戦略推進費) 地域再生人材創出拠点の形成事業として、「元気なら組み込みシステム技術者の養成」事業が採択され、奈良県を中心に、中小企業を数多く抱える周辺の東大阪市、八尾市、京都府南部までを対象にして中小企業の組み込みシステム技術者の育成を行ってきました。2012年度以降は「奈良高専産学交流講座」として、"新ベーシックコース ~ゼロから始める組み込みシステム基礎講座~ "を毎年開講しております。
本校は、今後もニーズの変化に対応し、組み込みシステム技術教育を核に地域活性化を目指して参ります。
2016年度 新ベーシックコースのご案内
本年度の受付は、現在締切っております。
≪新着情報≫
「元気なら組み込みシステム技術者の養成」講座を開講致しました(2016年9月1日掲載)
平成28年5月14日(土)から7月2日(土)までの全6回に渡り、「奈良高専産学交流講座 2016年度新ベーシックコース ~ゼロから始める組み込みシステム基礎講座~」の開講が行われました。
平成19年度から平成23年度の5年間に文部科学省の科学技術振興調整費(現:科学技術戦略推進費)、地域再生人材創出拠点の形成事業として、「元気なら組み込みシステム技術者の養成」事業が採択され、奈良県を中心に、中小企業を数多く抱える周辺の東大阪市、八尾市、京都府南部までを対象にして中小企業の組み込みシステム技術者の育成を行ってきました。平成24年度以降は「奈良高専産学交流講座」として、毎年開講しております。開講式では、電気工学科の土井准教授からの挨拶があり、その後に講義担当の石飛准教授の紹介や受講に当たっての注意事項等の説明が行われました。
(電気工学科 土井 滋貴准教授)
(電気工学科 石飛 学准教授)
本年度も、拠点形成事業で蓄積された教育・研究のノウハウに基づき、実験実習を重視した実践的な新ベーシックコース(技術要素コース)の1コースを実施し、組み込みシステム技術をゼロの状態から最終製品の企画、開発、製造までを包括的にできる技術者の養成をめざし、講義が行われました。
全6回に渡り、新ベーシックコースの講義が行われ、受講者は熱心に講師の言葉に耳を傾けていました。講座修了者には修了証書が授与されました。
「ひらめき☆ときめきサイエンス」を実施しました(2016年8月19日掲載)
日本学術振興会(JSPS)が公募した「小・中・高校生のためのプログラム ひらめき☆ときめきサイエンス」に本校 機械工学科 谷口幸典准教授と物質化学工学科 三木功次郎教授、山田裕久准教授のプログラムが採択され、実験教室が開かれました。
小学校5・6年生対象プログラム「電池が拓く新しい未来~実践!!果物電池から学ぶエネルギーの不思議~」を平成28年7月23日(土)と24日(日)に実施し、合計39名が参加しました。
(物質化学工学科 山田裕久准教授)
講義「電池の仕組みを知ろう」では、最初の電池であるボルタ電池を例に電池の構成と材料の役割について説明し、身近にある電池の中身について講義しました。また果物電池を作り発生した電流をテスターで計測したり、モーターを回したりして、実際に電気が起きていることを受講者に体感してもらいました。
燃料電池のしくみを説明するために水を電気分解して水素と酸素を作り、これを利用した燃料電池を使ってモーターを動かしました。山田裕久准教授の講義を通じて、水素という分子が拓く新しい燃料電池がエコエネルギーとして生み出す、水素エネルギー社会のイメージについて体験しました。
本年度で2年目を迎える中学生対象プログラム「え!?粘土細工のように金属製品が手づくりできちゃうの?粉末冶金法を体験!」を平成28年7月26日(火)~27日(水)に実施し、22名が参加しました。
(機械工学科 谷口幸典准教授)
1日目は、概要紹介の後、型取りをする工程に取り組み、受講者は真剣な表情で練り込んだパテに各々持参したキャラクターを押し当てて丁寧に型取りをしました。その型に、溶かした寒天に混ぜた金属粉末が流れ込む工程を興味深そうに見入っていました。
2日目は、焼き固めた製品を磨きあげ完成させる工程と実習工場での実験及び実験データに基づくエネルギー量の計算が行われました。受講者は黒焦げになったキャラクターを一心不乱に磨き、ピカピカに輝く金属のキャラクターができあがりました。
2日間の日程を終えた受講者は、谷口幸典准教授の講義を通じて、日常生活になくてはならない金属製品が、専用の工作機械なしに造形できることを、中学校までの学習内容を使って再発見し、一つの答えを得たような清々しい表情を浮かべていました。
本年度で5年目の開催となる小学校5・6年生対象プログラム「小さな生き物『微生物』の働きをしらべよう-パンからエネルギーまで大活躍-」を平成28年7月30日(土)と31日(日)に実施し、合計38名が参加しました。
(物質化学工学科 三木功次郎教授)
講義「微生物の不思議を学ぼう」では、パン酵母を顕微鏡で観察し、パン酵母や麹菌について基礎知識を学びました。その後、麹菌でデンブンを分解し生成したブドウ糖を発色法で確認する実験やパン酵母を用いたバイオ燃料電池を作成し、モーターを回す実験を行いました。麹菌からアミラーゼを取出す実験では、デンプンを寒天で固めた板に絵を描き、「イソジン」を加えて絵が白く浮き上がる様子を受講者は興味津々な表情で見入っていました。最後に、米麹を使って甘酒とパン生地を作ってパンを焼き試食しました。受講者は「おいしい」と満足な表情を浮かべていました。三木功次郎教授の講義・実験を通じて身の回りにいる目には見えない「微生物」が、私たちの生活に利用されていることを楽しく学びました。
各日、講義や実験の合間に、校内の実験室や設備、飛行機(テキサン)、新幹線の台車などを見学し受講生は興味深そうに見入っていました。
この度のプログラムを通じて、科学に興味を持つ絶好の機会となりました。
☆修了証書として参加者全員に「未来博士号」が授与されました。
電気学会関西支部主催「小・中学生のための電気教室」において、ロボコン「大和」を実演しました(2016年8月10日掲載)
奈良高専は、8月2日(火)に大阪市立科学館で開催された「小・中学生のための電気教室」の一環で、平成27年度全国高専ロボコン大会優勝・ロボコン大賞受賞機である「大和」の出展・実演を行いました。
本校学生による軽妙な司会進行の元、ロボコン競技の歴史や醍醐味等の説明が行われ、平成27年度の課題であった輪投げの難しさを実際に参加者に体験してもらいました。いずれの参加者も輪投げの的を外しましたが、操縦された「大和」が正確に的を捉えると観客から大きな歓声と拍手が湧きました。
(本校学生による解説)
(大勢の参加者で賑わう会場)
(ロボコン「大和」)
(輪投げ体験をする参加者)
会場でカウントダウンが起こると最後に三本の的をまとめて捉える大砲「サンバースト」が発射され、正確に的を捉えるとさらに大きな歓声と拍手が飛び交いました。
(大砲「サンバースト」)
高専生の技術力の高さ、アイデアの独創性に参加者は大変感心を示しました。
「このようなイベントを通じて、“高専”の技術力をアピールし、社会全般に認知度を高めていき、小中学生に理系の楽しさを伝えて行きたいです。」と、引率した電気工学科 池田陽紀助教は結びに、投げかけました。
2016年版 奈良高専 研究シーズ集が出来上がりました(2016年7月19日掲載)
新着情報
●2016年版 奈良高専 研究シーズ集が出来上がりました。
※ Flash版ブックは、パソコンの場合のみご覧になれます。
●奈良高専(国立高等専門学校機構)の特許権の紹介ページを追加しました。
●奈良高専が所有する奈良高専 設備・機器リストが出来上がりました。
機器・設備の利用をご希望の場合は、技術相談申込ページよりお申込みください。
●近畿地区国公私立7高専のシーズ一覧
近畿地区国公私立7高専との産学連携事業の一環で、各校のシーズ集を作成しました。
エクセルファイルですので、研究シーズやキーワード等での検索が容易です。
お近くの高専の技術相談をご検討いただくにあたり、活用いただけましたら幸甚です。
イベント
クリエイション・コア東大阪
合同シーズ発表会(IoT情報通信編)
2016年9月13日(火) 入場料無料 2016年9月8日(木)、9日(金) 入場料無料 2016年7月28日(木) 入場料無料 2016年7月13日(水) 入場料無料 2016年7月7日(木)、8日(金) 入場料 1,000円
(招待状で入場料無料)
クリエイション・コア東大阪
合同シーズ発表会(金属編)
2016年6月14日(火) 終了しました。
ありがとうございました。
建築材料・住宅設備総合展
KENTEN20162016年6月8日(水)~10日(金) 終了しました。
ありがとうございました。
IoTセミナー奈良会場 2016年5月27日(金)
終了しました。
ありがとうございました。
IoTセミナー大阪会場 2016年5月13日(金) 終了しました。
ありがとうございました。
かしば産業展 2016年3月6日(日) 終了しました。
ありがとうございました。
京都ビジネス交流フェア2016 2016年2月18日(木)~19日(金) 終了しました。
ありがとうございました。
<ナント>ものづくり元気企業マッチングフェア2015 2015年12月2日(水) 終了しました。
ありがとうございました。ビジネス・エンカレッジ・フェア2015 2015年12月3日(木)、4日(金) 終了しました。
ありがとうございました。ビジネスチャンス発掘フェア(八尾市) 2015年11月25日(水)・26日(木) 終了しました。
ありがとうございました。アグリビジネス創出フェア2015 2015年11月18日(水)~20日(金) 終了しました。
ありがとうございました。エコフェスタ2015 in まほろば 2015年10月24日(土) 終了しました。
ありがとうございました。産学連携オフィス 企画展 (期間)2015年10月5日(月)~10月29日(木)
9:00~17:00 (※土・日・祝日は休館)※モビオカフェ・ミーティング
10月7日(水) (プレゼン)18:00~19:00終了しました。
ありがとうございました。大和郡山 ものづくりFesta 2015年10月3日(土) 終了しました。
ありがとうございました。第10回けいはんなビジネスメッセ 2015年10月2日(金) 終了しました。
ありがとうございました。近畿地区7高専 産学官マッチングフェア 2015年9月18日(金) 終了しました。
ありがとうございました。国際フロンテア産業メッセ2015 2015年9月3日(木)~4日(金) 終了しました。
ありがとうございました。奈良工業高等専門学校 産学交流室
〒639-1080 奈良県大和郡山市矢田町22番地
TEL : 0743-55-6173 (産学交流室)
FAX : 0743-55-6019
E-mail:sangaku◇jimu.nara-k.ac.jp
(巡回ロボット対策によりメールアドレスの@を◇に変えています。 送信の際は◇を@に変えてから送信してください。)
超高齢社会における生活支援に向けた地域産業創出を考える研究会(第4回講演会) に本校後藤校長が出席しました
平成27年度、奈良県の補助金を活用して「超高齢社会における生活支援に向けた地域産業創出を考える会」が設立され、これまで3回の講演会が開催されてきました。
今回、今年度最初の講演会(第4回)が開催され(平成28年6月30日(木) 於.奈良学園大学)、本校の後藤景子校長が出席しました。講演に先立つ挨拶で、現在、奈良女子大学、奈良県立大学と協働で地方創生(COC+)事業に取り組んでおり、奈良県が抱える大きな課題の一つである高齢化社会問題に向けて、介護ロボットや医工連携をテーマに本校内研究シーズを結集した校内横断的な研究チーム(研究クラスター)を組織し、県内企業・団体・自治体と連携して課題解決に向けて取り組んでいる旨が紹介されました。
当日は、ニーズ紹介として、奈良県総合リハビリテーションセンター 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 石橋裕子氏.による『回復期リハビリテーション病棟における脳卒中患者の介護』について講演があり、続いて、シーズ紹介として、大和ハウス工業 福田祐介氏による『アザラシ型セラピーロボット「パロ」について』の紹介、株式会社プロアシスト 生駒京子氏による『小型脳波計<脳波センサZA>を活用したこれからのヘルスケア』について講演が行われました。
高齢化社会における生活支援は、身に迫る喫緊の課題であり、盛況となった会場では参加者の皆さんが熱心に聴講されておられました。
本校では、今後も地方創生に向けた課題解決に向けて工学的な見地から地域貢献に取り組んでまいります。
奈良高専より感謝状をお贈りしました(2016年7月5日掲載)
奈良高専にて、本校の教育・研究の進展に顕著な貢献をなされた個人又は団体に対して感謝状の贈呈を行いました。
この度、多大な貢献を果たされた社会福祉法人天寿会特別養護老人ホームひびきの郷理事長 林 芳繁様と株式会社アンド 代表取締役 海老澤 満男様に対して、その功績を称えるために、後藤 景子校長が授賞式を執り行いました。平成28年6月23日(木)、社会福祉法人天寿会特別養護老人ホームひびきの郷を訪問し、理事長 林 芳繁 様に感謝状を贈呈いたしました。
平成18年度より現在まで10年にわたり本校の卒業研究・特別研究に参画いただき、エンジニアリングと現場ニーズのマッチングをはじめ福祉ロボットの作製に共同で携わっていただき、本校の教育研究に多大なる貢献をしていただいております。
今後とも本校の教育研究にお力添えをよろしくお願いいたします。
( 後藤校長 ・ 林 理事長 )
平成28年6月29日(水)、株式会社アンド 代表取締役 海老澤 満男 様が来校され、感謝状を贈呈いたしました。
平成25年度より現在まで本校の卒業研究・特別研究に参画いただき、ベンチャーマインドの醸成、機械系・電気系の研究に多大なる貢献をいただいております。
今後とも本校の教育研究にお力添えをよろしくお願いいたします。
( 後藤校長(前列右)と海老澤社長(前列左)及び関係者 )
スイッチング電力変換機器の開発人材育成 ベーシックコースのご案内
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「パワーエレクトロニクス技術に関する人材育成事業の展開」に採択されたことを受け、奈良高専は大阪大学と協働で関西地方の企業を対象としたパワーエレクトロニクス講座(無料)を開設し、次世代のパワーエレクトロニクス技術を担う人材育成を支援します。
平成28年5月より「スイッチング電力変換機器の開発人材育成(ベーシックコース)」を開講します。
1.ベーシックコースの概要と日程
スイッチング電力変換器の開発にはありとあらゆる電気の技術が要求され、初学者にとって大きな壁となっています。そこでベーシックコースでは、スイッチング電力変換器の開発に要求される基礎技術、基礎理論とその展開方法を凝縮し、初学者がスムーズに開発に携われるようなカリキュラムを準備しています。所定の条件を満たした受講修了者には修了証書を授与します。
カリキュラム
講義
日程
項目
1(前半)
5月21日(土)
パワーエレクトロニクス概論
1(後半)
5月21日(土)
スイッチング電源を読むための準備1
(1次・2次の過度現象に関する学習および実験)
2(前半)
6月 4 日(土)
スイッチング電源を読むための準備2
(1次・2次の過度現象に関する学習および実験)
2(後半)
6月 4 日(土)
スイッチング電源を読むための準備3 (実験)
3(前半)
6月18日(土)
半導体デバイス工学入門
3(後半)
6月18日(土)
ダイオード特性実験
4(前半)
7月 2 日(土)
スイッチング回路の製作
4(後半)
7月 2 日(土)
スイッチング回路の動作実験
5(前半)
7月30日(土)
インバータを用いたモード解析演習
5(後半)
7月30日(土)
DC-DCコンバータの製作予備講義
6
8月11日(木・祝)
チョッパ回路(講義および予備実験)
7,8
8月20日(土)
9月10日(土)
昇圧コンバータ回路の設計(i)
9
9月24日(土)
昇圧コンバータ回路の設計(ii)
10
10月8日(土)
パワーエレクトロニクスの現行課題と将来展望
※シラバスはこちら
2. 開催場所
現在予定している開催場所とその交通アクセスは以下の通りです。
会 場:クリエイションコア東大阪 南館3階 研修室A・B
http://www.m-osaka.com/jp/facility/s_3fl.html
奈良工業高等専門学校 電気工学科棟 3階 実験室
https://www.nara-k.ac.jp/
交通アクセス:クリエイションコア東大阪
http://www.m-osaka.com/jp/access/
奈良工業高等専門学校
https://www.nara-k.ac.jp/guide/access/
3.対象者および受講資格
ベーシックコースの対象者は満40歳未満のパワーエレクトロニクス初学者であり、次の方を想定しています。
・パワエレ回路をどこから学べばよいか困っている方
・スイッチング電源の回路動作を読めるようになりたい方
・既製品の組み合わせによる回路製作から、修理・設計・開発へステップアップを図っている方
受講を希望される方は所属企業長の承認を得た方に限らせていただきます。なお、受講者数は25名とし、受講希望者が多い場合には、多くの企業の方に参加していただきたいため、こちらで人数を調節させていただきます。また、受講者の方は以下の基礎知識を修得していることが望まれます。
・オームの法則が使えること
・直流回路における分圧・分流の計算ができること
・キルヒホッフの法則がわかっていること
4.受講申し込みについて
●申込み先:http://www.coire.eng.osaka-u.ac.jp/pejinzai/contact.htmlへアクセスし、所定の応募用紙にてお申込み下さい。
●締切日:4月28日
●詳細についてはチラシ(pdfファイル)をご覧ください。
5.問い合わせ
オープンイノベーション教育研究センター 社学連携部門 東野宛
E-mail:powaele[at]coire.eng.osaka-u.ac.jp ※[at]を@に置き換えてください。
T E L:06-6879-4127