本校は、独立行政法人大学評価・学位授与機構が実施する「平成18年度高等専門学校機関別認証評価」を受審し、同機構が定める高等専門学校評価基準を満たしていると認定されました!
評価結果・認定証
本校の主な優れた点
- インターンシップが、準学士課程において、「技術者としての心構えや社会人として何が必要か学ぶ」ことなどを目的として実施され、約7割の学生が参加しており、また、専攻科課程においては、「企業・大学その他の公的機関等において、実習体験をすることにより、実践的技術感覚を体得するとともに、学習意欲の向上及び専攻科修了後の進路に対する職業意識の形成等」を目的として実施され、実践的能力を体得するために活用されている。
- 専攻科課程の「システムデザイン演習」においては、新たな企画を立案する構想力や、問題設定力、種々の学問や技術を総合し応用する能力等を含む、デザイン能力の育成を目的として、学生に与えられた予算と期限の中でグループでの作業に自主的に取り組ませるなど、創造性を育む基礎的な取組として工夫がなされている。
- 卒業(修了)生の就職率(就職者数/就職希望者数)が極めて高く、就職先は機械、電気機器、建設等を中心に、各学科・専攻の専門分野に関連した業種となっている。また、進学率(進学者数/進学希望者数)も極めて高く、進学先は工学系の学部、研究科となっており、学校の意図する教育の成果や効果が十分に上がっている。
選択的評価事項における主な優れた点
- 学生と教職員が一体となって行う、「スーパーサイエンスの達人」派遣や小中学校理科教員のスキルアップのためのシンポジウムなどの取組が文部科学省の現代的教育ニーズ取組支援プログラムに採択され、教育における地域の活性化に貢献している。
- 平成18年度に経済産業省の「平成18年度高等専門学校等を活用した中小企業人材育成事業」に採択された「奈良工業高等専門学校を中核とした金属加工系技能者の育成」の取組は、成果の期待できる特色ある取組である。