令和8年3月16日(月)および17日(火)の2日間、本校において演劇ワークショップ「心を動かし、生活を豊かに。発見、衝撃、虚構ツアー!」を実施しました。
本ワークショップは、演劇の手法を用いて日常とは異なる視点から物事を捉え直し、グループでアイデアを生み出し、それを第三者に発表するプロセスを体験することで、イノベーションに必要な発想力や想像力を育むことを目的として実施されたものです。
奈良高専は「高専STEAM教育拠点校」として、工学教育に加えSTEAMの視点を取り入れた教育活動「しなやかエンジニア教育プログラム」を推進しており、本ワークショップもその取り組みの一環として実施されました。
本ワークショップは、株式会社明治産業 アートマネジメントの菅本千尋氏、演劇的パフォーマンスユニットPUYEYの高野桂子氏、五島真澄氏を講師としてお迎えし、演劇の手法を活用した体験型プログラムとして行われました。
当日は本校学生5名が参加し、2チームに分かれて活動しました。学生たちは校内の場所や物を観察し、それらに新しい物語を与えて再構築する「虚構ツアー」の制作に取り組みました。フィールドワークやディスカッションを通してアイデアを深め、それぞれのチームが独自のツアーを企画しました。
完成した虚構ツアーのタイトルは
「コウセン見学ツアー」
「シン・シンデレラ」
の2つで、普段見慣れた校内の風景を新しい視点で捉え直したユニークなツアーが実演されました。
学生たちはアイデア発想から具体化、実演までの演劇的な表現を通じて「コトづくり」の視点や、イノベーションに欠かせない発想力、想像力の重要性を実感する機会となりました。
奈良高専では今後も、STEAM教育の視点を取り入れた教育活動を通して、柔軟な発想力と創造力を備えた技術者・研究者の育成に取り組んでいきます。

