キャラクターデザイン
- DATA
- 機械工学科5年
宇野 暁斗
宇野さんは、持ち前のデザイン力で本校マスコットキャラクター「じゃんぺん」のデザインを提案し、令和6年7月に学校の規程に採用されました。高専卒業後は、千葉大学工学部総合工学科デザインコースに進学されます。
宇野さんに高専について語ってもらいました。

高専を進路に選択した理由を教えてください。
小さいころからモノ作りが大好きで想像したモノを自分の手でカタチにしたいという思いがあったからです。中2の頃に母親に高専の存在を教えて貰い、オープンキャンパスに参加すると「絶対高専に行きたい!」となっていました。滋賀県には高専がなかったので近県の高専を見て回った結果、一番楽しそうと感じ、やりたいことと合致している奈良高専に決めました。
高専に入学して一番取り組んだことは何ですか?
部活動も頑張っていましたが一番取り組んだのは日ごろの創造制作です。忙しいときも何かしら描いたり、作ったりしていました。編入学の時に提出した在学中の作品をまとめたポートフォリオが作れたのは、なんやかんやコツコツやっていたからだと思います。
いつからデザインに興味を持ちましたか?
私は、受講していた「しなやかエンジニア教育プログラム」の影響が大きいと思います。年数回行われる講義もですが一番大きいきっかけはプロトタイプを制作するワークショップに参加したことです。こんな進路もありだなと感じた瞬間でした。また、母親の仕事や機械工学科の実習や製図が好きだったことも影響していると思います。
ふだんの勉強と課外活動等の両立にどう取り組みましたか?
両立はできていませんでした。(笑)私はどちらかというと部活動や日ごろの制作などの課外活動に注力していたと思います。テスト期間はクラスの賢い同級生や寮の友達に教えてもらってなんとか乗り切っていた感じです。しかし、全くしていなかったわけではなく、課題やレポートはしっかりしていましたし、テスト2週間前には勉強に取り掛かっていたと思います。
奈良高専を中学生にアピールしてください。
普通の高校にない設備が使えるのでモノづくりが好きな人には魅力的な空間です。最近の奈良高専は、起業家工房Hub×Fabに多くの機械が入り、作りたいと思ったモノをすぐ作れる環境が整っています。
授業や課題は大変ですが何か好きなことがあればつらいことも乗り越えられると思います。
ぜひ一度、奈良高専に来てみてください!
奈良高専マスコットキャラクター「じゃんぺん」