令和8年1月17日、18日、システム創成工学専攻機械制御システムコース2年の小山遼さん、阪本靖大さん、電気電子システムコース2年の甲元陸羽さん、堀内風琳さん、および奈良高専機械工学科の福岡准教授が、Kariya Micro Maker Faire 2026に「おみく地蔵」を出展しました。本イベントは、新しいテクノロジー(エレクトロニクス、ロボティクス、3Dプリンタ、AIなど)を、ユニークな発想で使いこなし、一人一人が本当に欲しいものや皆があっと驚くようなユニークなものを作り出す「メイカー」の展示発表会です。
今回出展した「おみく地蔵」は、上記4名の学生が、専攻科1年システムデザイン演習の授業で製作した作品を、本年度の学生アイデアチャレンジ(SIC)でリニューアルしたものです。矢田寺に安置されている地蔵菩薩立像をモチーフとし、伝統と最新技術を融合させた新しい参拝体験を提供することで、地域振興に貢献することを目的としています。
地蔵菩薩立像は3DCADで設計し、3Dプリンタを用いて造形しました。内部にはモータ駆動部、制御回路、骨格検出システムを搭載し、これらの設計・実装・プログラミングを学生自らが担当しました。
「おみく地蔵」は、来場者の骨格を検出し、お辞儀を認識すると扉が開いておみくじが出てくる仕組みとなっています。製作過程では、骨格検出の精度調整やお辞儀判定アルゴリズムの改良、モータ駆動部と扉の連動機構の安定化など、多くの技術的課題に直面しましたが、学生たちは試行錯誤を重ねながら改善を繰り返しました。
当日はシステムの故障などトラブルに見舞われながらも、200名以上の方に「おみく地蔵」を楽しんでいただくことができました。また、プレゼンテーションも行い、多くの人に「おみく地蔵」を認知していただくことができました。小さなお子様から大人の方まで幅広い世代に好評で、科学技術やものづくりに興味を持つきっかけづくりに貢献しました。
おみく地蔵 プレゼンテーション

展示風景 地蔵ポーズ

展示風景