CONCEPT

コンセプト

地域に根ざして、課題の解決に取り組む。
国立高専の教育は、「地域性」と「専門性」を高めることに
重点が置かれてきました。

そのために特別な価値を獲得してきた人材は、
社会の多様化とともに新たな役割を求められています。

ひとつの学問分野だけでは解決できない社会問題に対して、
知識と経験を持ち寄りながら、複合的な研究を行う必要があるのです。

これまで培ってきた高専らしさとも呼ぶべき「地域性」「専門性」を用いて、
自治体や企業、全国の高専と手を繋ぎ、人材を育てていく。
社会をつくるのはいつも、未来を見据えた実践者たちです。

What's GEAR5.0 ?

GEAR5.0とは?

「GEAR5.0」とは、「未来技術の社会実装教育の高度化」を指し、地域密着型、課題解決型、社会実装型など、従来の高専としての特徴を生かしながら、企業や自治体、大学などと連携を持ち、新たな人材育成を行うプログラムです。

同時に「農水」「防災・減災」「マテリアル」「エネルギー」「介護・医工」の5つの分野からなる高専の研究について、それぞれの社会課題に合わせて連携した研究を行い、その過程において、社会に有用な人材育成を目指します。

そのためには、「GEAR5.0」を教育効果の観点から分析する必要があり、情報の把握と発信、カリキュラム点検などを通じて、教育の質を担保する。その分析と情報発信を「GEAR-KEA(Kosen Education Administrator)」と呼んでいます。

このサイトでは、奈良高専を中核校とするエネルギー分野について記述し、協力校である苫小牧高専、長岡高専、米子高専、都城高専、和歌山高専への取材を通じて、「GEAR5.0」の現在地を確かめていきます。

  1. 01

    NARA

    奈良高専

  2. 02

    HOKKAIDO

    苫小牧高専

  3. 03

    NAGAOKA

    長岡高専

  4. 04

    YONAGO

    米子高専

  5. 05

    MIYAKONOJO

    都城高専

  6. 06

    WAKAYAMA

    和歌山高専

INTERVIEW

高専を卒業した研究者に聞く、
高専で学ぶことの意義。

高専が育む未来 GEAR5.0の現在値