去る令和4年12月26・27日、北九州国際会議場で第12回高専-TUT太陽電池合同シンポジウム&GEAR防災・減災(エネルギー)シンポジウム&GEARマテリアル(エネルギー)シンポジウム&GEARエネルギー・環境シンポジウムが開催されました。
高専24校、大学3校から、教員、学生合わせて約100名が参加しました。また、『GEAR防災・減災(エネルギー)』からはユニットリーダー・山田裕久准教授(奈良高専)、ユニットサブリーダー・谷藤尚貴教授(米子高専)、荒木秀明教授(長岡高専)、赤木洋二准教授(都城高専)、綱島克彦教授(和歌山高専)が参加しました。
GEAR防災・減災(エネルギー)ユニットの教員・学生による学術発表は合計24件(オーラル発表2件、ポスター発表22件)に上り、学生による研究発表を通じて積極的なディスカッション・情報交換が行われました。
今回のシンポジウムでは本科3年生から専攻科2年生まで幅広い学年の学生が発表に参加しています。
高専では、このように早い段階で学会発表する機会・チャンスに恵まれているのも特徴です。今回は本科3年生・4年生に感想を聞いてみました。
米子高専 物質工学科3年 門永海星さん
「夏休みを中心に、土日を除いてメンバーを交代しながら毎日活動していました。3年生という早い段階で、発表できたことはとても貴重な機会でした。これから卒業研究などで活かせると思います。」
都城高専 電気情報工学科4年 森健太朗さん
「思ったより時間が早く感じました。最初に先生と練習した時よりもスムーズに発表できました。事前に先生と打合せしておいてよかったです。」
長岡高専 物質工学科4年 大門双来さん
「発表は、言葉や言い回しがなかなか出てこなくて大変でしたけど、研究に関する様々なアドバイス・助言をいただき、今後の研究のことを考えるととてもいい機会になりました。」
長岡高専 物質工学科4年 草野優作さん
「研究室に配属されてまだ日が浅く、今回の発表を通じて、沢山の助言・アドバイスを頂きました。発表しながら同時に、勉強ができたと思います。」
シンポジウムの最後に優秀発表賞が紹介され、ユニット内からは長岡高専・小林俊太さん、都納高専・宗像龍輝さん、奈良高専・栗原悠花さんが受賞しました。
奈良高専 物質創成工学 専攻2年 栗原悠花さん
「これまでオンライン発表しか経験がなく、初めて対面でポスター発表をしました。なので、結果は意外です。これまでの発表の中ではうまく発表できた方かなと思います。私個人ということより山田研究室としていい仕事ができたと思います。」