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国立高専機構主催「第1回高専研究国際シンポジウム (KRIS 2023)」参加

更新:2023年03月30日

国立高専機構主催の「第1回高専研究国際シンポジウム (KRIS 2023)」が開催され、拠点校・連携校(奈良、苫小牧、長岡、和歌山、米子、都城)の学生・教員が参加し、防災・減災[エネルギー]の研究成果を発表しました。
奈良ユニットからの発表件数は18件(オーラル:8件、ポスター10件)に上り、学生達は、英語によるプレゼンテーションに挑戦しました。

奈良高専、山田研究室からは4名の学生が発表しました。GEARのTA活動をしている物質創成工学専攻科2年安藤うたさんが感想をまとめました。

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令和5年3月1日・2日に一橋講堂(東京都)で行われた「The 1st KOSEN Research International Symposium」に参加しました。

学生発表
学生発表の様子(安藤うたさん)

学生にとっては、他高専の発表に刺激をもらい、先生方の講演からはたくさんの学びが得られる学会となりました。
対面での国際学会でしたので、発表はもちろん、質疑応答なども上手くできるか心配でしたが、無事に終えることができました。

大学生であれば一般的に、大学4年生から研究活動がスタートします。
しかし、奈良高専では大学2、3、4年と同等の本科5年、専攻科1、2年生からそれぞれの研究室に配属されます。
主に専攻科生は、知識の幅を広げ、他の研究者が行っている最先端のデータを知るために、普段から英語の論文を読みます。
一方で、自分で英語の発表資料を作成し、学会で話すなどのアウトプット作業は、今回のような国際学会が開催されたときに行える貴重な体験です。

今回、英語で専門用語などの難しい単語を用いて伝える練習をしたことで、自分の研究内容が世界中に通用する、
唯一無二なものであることを実感しました。これからも自分の研究に誇りを持って、実験や解析ができたらと思います。

他高専の先生方から実験に対する意見を頂戴できるのも、学会の醍醐味だと思います。次回も積極的に参加させていただきたいです。

奈良高専 物質化学 松本助教
奈良高専 物質化学工学科 松本充央GEAR5.0特命助教講演の様子
ポスターセッション
ポスターセッションの様子(物質創成工学専攻科2年宇賀正紘さん)
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