イオン液体を電気化学デバイスへと応用するためには、従来化合物をしのぐ優れた性能を示す必要がある。しかしながら、その目的化合物の選定には経験的な要素が極めて多いのが現状である。本研究では、既存の化合物と電子状態の関係性を紐解き、未知物質に対して目標となる性能を発揮できるポテンシャルがあるかを実験操作を無しにスクリーニングする技術を目指す。
本研究では、既に物性の知られている化合物をまずモデリングする。その際に計算された種々のパラメータ(イオン化ポテンシャル、電子親和力、化学硬度、分子間相互作用等)と、実際の物性との関係性を多変量解析から明らかにする。
土田裕介(つちだゆうすけ)researchmap
米子工業高等専門学校 総合工学科 化学・バイオ部門 助教
パラメータの予測に興味のある方はご気軽にご相談ください。分子間の相互作用の計算などについても行ってきた経緯がございます。
イオン液体
量子科学計算
物性予測
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