K-§MART SEEDS集炭化物系材料の水熱反応に関する研究

概要

炭化ケイ素をはじめとする非酸化物系セラミックスは、耐熱性に優れ、広い温度範囲で高強度を維持することができるため、応用範囲は広い。一方、その優れた機械特性のために、精密加工が困難である。本研究では、炭化ケイ素の水熱反応を新しい加工法に展開するための検討を行っている。

従来技術
炭化ケイ素の加工は、ダイヤモンドやcBNを材料とする切削工具により行われている。
優位性
水熱腐食反応を応用するため、微細加工を得意とする。

特徴

パターン形成を適切に行うことにより、㎛オーダーの微細孔を一気に形成できるなどの特徴を持つ。

実用化イメージ・想定される用途
・表面への微細孔の導入
・微細流路の形成
実用化に向けた課題
・パターン形成に利用する塗布剤の選定
・塗布剤パターンの焼き付け方法

研究者紹介

伊達 勇介(だて ゆうすけ)researchmap

米子工業高等専門学校・総合工学科・准教授

青木 薫(あおき かおる)researchmap

米子工業高等専門学校・総合工学科・教授

研究者からのメッセージ

実用化にはさらに多くの検討が必要ですので、一緒に研究してくださる方を求めています。

研究キーワード

炭化ケイ素

水熱腐食

粒界・成分制御

知的財産権

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