K-§MART SEEDS集技術指導支援モデル構築に向けたサッカーにおけるドリブル指導法の開発と効果検証

  • HOME
  • SEEDS集一覧
  • 技術指導支援モデル構築に向けたサッカーにおけるドリブル指導法の開発と効果検証

概要

サッカーのドリブルにおいて①モーションキャプチャーによる3次元動作分析で習熟度別技能構造の解明、②解明した技能構造に沿った習熟度別チェックリストを用いて生徒の動作課題を可視化し、見える化指導に繋がるアプリケーション (以下、アプリ) 開発、③開発したアプリを5年間の高専教育での年代別縦断的効果検証することで、技術指導支援モデルの構築を目的とする。taga_1.png

従来技術
サッカーのドリブルは競技特性上長年重要視されているが、学術的技能構造が未解明なため適切な指導法も未確立である。
優位性
教員の経験問わず専門的指導や客観的評価、生徒の主体的学習、他競技や部活動の技術指導への代用が可能など、波及効果も多大である。

特徴

・異なる年代・習熟度におけるドリブル時の動作様式を比較し、習熟度別技能構造の解明
・解明した技能構造による習熟度別チェックリストを用い動作課題を可視化するアプリ開発
・開発したアプリを用い、5年間の高専教育における年代別及び縦断的な効果検証
taga_2.png

実用化イメージ・想定される用途
・サッカー以外の他競技や運動部活動も含め、教員の客観的かつ専門的な指導が可能になる
・生徒の技能上達度や意欲の評価をアプリ内データから具体的かつ客観的評価が可能になる
・生徒の主体的な技術習得による各々の運動機能の発達と自己有能感の向上に貢献できる
・現代教育法 (教員から生徒への一方向指導、精神論指導による体罰) の改善に貢献できる
実用化に向けた課題
・サッカーにおけるドリブルスキルの学術的技能構造はどのように解明できるか
・解明した技能構造を基に、どのような技術指導法が客観的かつ効果的か

研究者紹介

多賀 健(たが けん)researchmap

苫小牧工業高等専門学校・創造工学科・准教授

ken-taga(α)tomakomai-ct.ac.jp(α)を@に置き換えてください

研究者からのメッセージ

スポーツの動作分析やコーチング、認知―判断について、ご興味がある方がいらっしゃれば、ぜひ一緒に勉強しましょう!

研究キーワード

技術トレーニング

スキル

動作分析

育成年代

コーチング

知的財産権

ページのトップへ