K-§MART SEEDS集レーザ・プラズマ等の高エネルギー場による光機能性材料プロセッシング

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概要

レーザやプラズマなどの高エネルギー照射源による材料の作製および改質を行うことができます。レーザを照射することで簡便に光触媒に酸素格子欠陥を導入することも可能です。プラズマは一般には酸化場として有機物分解に利用されますが、ある化学的な手法で還元反応が促進される反応場を局所的に導入できるようになりました。研究開発の概要

従来技術
格子欠陥を導入する場合は水素を流しながら加熱、あるいは還元力の強い薬品を混合加熱するなど。
優位性
加熱や化学薬品を使う手法に比べ、電気を使う環境にやさしい技術となります。

特徴

レーザ及びプラズマ、いずれも高エネルギー場を制御しやすいため、材料改質の技術として従来技術にできない材料改質の補間技術の可能性があります。各種光触媒にレーザ光の高エネルギー場により、酸素格子欠陥が導入できる様子が確認できました。光触媒への酸素格子欠陥導入 有機色素ナノ微粒子作製 プラズマ場内の金属イオンの還元反応による材料への金属担持

実用化イメージ・想定される用途
・ナノ材料加工
実用化に向けた課題
・コストと制御因子の探索(再現性の向上)

研究者紹介

村上 能規(むらかみ よしのり)researchmap

長岡工業高等専門学校・物質工学科・教授

研究者からのメッセージ

本技術は、汎用性が高いので、ご興味をお持ちの企業の技術相談や、共同研究等をご検討の際にはご連絡ください。

研究キーワード

レーザ

プラズマ

高エネルギー

材料改質

ナノ材料

知的財産権

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