お知らせ

【奈良高専・和歌山高専】奈良県主催水素エネルギー啓発イベント参加

更新:2024年08月28日

去るR6年8月22日、奈良県が主催する『脱炭素を実現する夢の水素エネルギー』イベントがイオンモール大和郡山で行われました。
奈良県内での水素エネルギーへの理解、普及を目的に行われ、今年で4回目となります。その中の科学教室でGEAR5.0奈良ユニットリーダー山田 裕久准教授と研究室のの5年生5名が、実験教室を担当しました。
また、和歌山高専からユニットサブリーダー綱島教授と生物応用化学科の3年生5名、2年生1名が水素実験展示コーナーを担当しました。

その他、奈良県オールトヨタより地域貢献の一環として寄贈された、燃料電池車「MIRAI」が展示され、水素エネルギーを紹介するポスターも展示されました。


実験教室は、11時・14時・16時と3回行われました。各回約15名、小学1年生から中学3年生まで幅広い年齢層が参加してくれました。保護者の方と参加されたり、お1人で参加される方もいましたので、学生がサポートしました。

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実験①は「ボルタ電池を作る」で、水にそれぞれ3種類の粉を入れ、どう変化するのか?電気はできるのか?オルゴールを鳴らすことができるのか?といった実験でした。参加者は白衣、手袋、ゴーグルを着用し説明を聞きながら、慎重に水に粉を溶かしたり、リトマス試験紙で観察したりと始めて触る道具にも興味津々で取り組んでいました。

実験②は、「燃料電池を作る」です。水に炭素棒をつけ、水素などが発生する様子を確認しました。

今回の実験教室では、参加者が「燃料電池」や「水素エネルギー」に少しでも興味を持ってもらい、楽しく体験していただく事が目的です。参加後のアンケートでは、みなさん、実験は楽しく、水素エネルギーを知って頂くきっかけになったようです。

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水素実験展示コーナーも大盛況で、人だかりが絶えませんでした。参加者は興味津々で質問をしていました。和歌山高専の学生も、丁寧に質問に答えていました。

【 参加した学生の声 】

ion0822-8.jpg 奈良高専 物質化学工学科 5年 根来 香糸さん

研究室としては、全員でイベントに参加することが初めてだったので、不安が大きかったです。
ですが、元々仲の良い研究室ということもあり、今回のイベントの準備等を通して、更にチームワークや信頼、親密度が高まりました。
また、イベント中では、化学実験に興味関心のある子供達の姿を見て、私の小学生時代を思い出し、懐かしく思いました。
参加して下さった方には「面白い!」「楽しい!」と言って頂けました。
中には、どういう仕組み?と質問して下さる方もいて、化学を身近に感じ、興味を持って下さったことに対して嬉しく思いました。
改めて、化学が好きになりましたね(笑)
こういった前向きな気持ちと共に、水素エネルギーや環境に興味も持って頂けて、嬉しい気持ちと同時に、このイベントには感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

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イベント終了後の集合写真

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