参加者に説明する学生たちの様子
GEAR奈良ユニットと佐世保ユニットが連携し、次世代エネルギーの啓発を行いました。
GEAR奈良ユニットでは防災減災エネルギー、GEAR佐世保ユニットでは環境エネルギーがテーマで活動しています。燃料電池等の次世代デバイス開発や、水素社会実現のためのインフラ整備に関する社会実装を目指した高専ならではの教育研究活動を実施しています。
本イベントの趣旨に賛同するとともに、GEAR活動の一環として地域連携へのステップになればと考え、次世代エネルギーの啓発を行うブース出展を行いました。
イベントの様子
学生は高専で日々学んでいる知識を披露する場として、また、勉学に自立して取り組むための良い経験ができました。
水素エネルギー体験コーナーでは、水素で動くミニカーを動かすことで、「水素エネルギー」に興味を持ってもらい、仕組みを参加者に伝えました。
また、3D-CADの体験コーナーにも多くの方がご参加くださり、学生が体験方法をレクチャーしました。
家族連れが多く立ち寄ってくれ、次世代エネルギーや、奈良高専についても皆さん興味深々で質問してくださいました。
学生が積極的に、水素エネルギーの啓発チラシを配布したり、子供たちの体験のサポートをしました。
晴天にも恵まれ、来場された500名以上の方に、水素啓発のチラシ(サイコロ作成付き)をお配りすることが出来ました。
チラシ裏面(サイコロ作成面)
機械工学科3年:山本理人さん(青の車のデザイン担当)
自分自身の経験を積むために、イベントに参加するのもいいかなという気持ちで参加しました。 どんな活動になるのかイメージがない中で始まりました。
チラシを配布する時に「人前で大きな声を出す、声を掛ける。」という初めての経験ができました。
また、このようなイベントにはぜひ参加し、最初からどんどん声を出して、自分から積極性を出して行きたいと思いました。
小学生にCADの使い方の説明をしましたが、吸収力の高さにも驚きました。
機械工学科3年:宮本博司さん(奈良高専学生会会長)
学校の広報イベントには数回参加しています。そこで、小中学生に教える経験は今後のためになると思っています。 今回のイベントは1万人以上の来場者が予想されると聞いて、楽しみに参加しました。来場された大人の方の反応に驚きました。「GEARの取り組みについて"佐世保高専と、鈴鹿高専とも一緒に組んでるの?"や、"学校ではどんな勉強をしているの?"という質問を受けました。学校内でのイベントは参加者も、奈良高専について知ろうとして集まってくださる。今回は、どうしてサッカーの試合に、奈良高専?と疑問に思われる方もいたと思います。このイベントだからこそ、地域と連携したり、盛り上げる事ができたのではないかと思います。
機械工学科3年:東方杏志郎さん(赤の車のデザイン担当)
今までイベントに参加した経験はありません。 どんなことをするのかな?という気持ちで参加しました。
終わった後にはまたぜひイベントに参加しようという気持ちに変わっていました。
来場者と話をして感じたのは、「高専は堅いなどの印象を持っている。」「どんな勉強をしているのかよく分からない。」
というイメージを持った大人の方が多いんだなという印象でした。理解をしていただくいい機会になったと思います。
イベントに参加した学生と教員