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第11回トマトロボット競技会にて総合優勝しました
本校農工連携クラスター(クラスターリーダー:電子制御工学科 飯田教授)の活動の一環として、
12月7日(土)・8日(日)に、北九州学術研究都市(国立大学法人九州工業大学未来社会ロボット実装センター)
にて開催された第11回トマトロボット競技会(*)のシニア部門に出場しました。チームメンバーは飯田研究室の学生で、
電子制御工学科5年 末廣 健悟さん、熊澤 玄眞さん、中窪 大翔さん、永田 大実さん、山口 和音さん、
システム創成工学専攻 機械制御システムコース1年 平井 博大さん、山田 青空さん、同2年 藤本 和哉さんが参加しました。
本校から出場したチームは大学院生や他高専生が参加している中、予選を2位で通過し、実環境に近い屋外のビニールハウスで
行われた決勝にて総合優勝の成績を収めました。さらに、今大会ではTHR2024:トマト収穫ロボット開発ワークショップ(フィールド
協働ロボット工学会主催)が開催され、各チーム15分間のプレゼンテーションを行い、技術交流が図られました。本大会のシニア部門の結果は以下の通りです。
総合優勝:ID-LAB(奈良高専)
準優勝:しゅがらぼ(⻑崎総合科学大学)
テクニカルチャレンジ賞:Hibikino-Toms(九州工業大学)
響灘菜園賞:ぶちょー(九州産業大学)
ラック賞(特別賞):FARoPS(九州工業大学)
フィールド協働ロボット工学会賞(BP賞):FARoPS(九州工業大学)
(*) https://www.lsse.kyutech.ac.jp/~sociorobo/tomato-robot2024/
チームリーダー 電子制御工学科5年 末廣 健悟さん 談
トマトロボット競技会は、アグリロボットの発展を目指して開催され、10分間でロボットのトマト収穫能力を競います。
本競技会はワークに実際のトマトを用いる点が特徴的で、傷つきやすく不規則に実がなるトマトをいかにきれい且つ正確に
収穫できるかといった点が面白い大会です。本年度はロボットの改良だけでなく、日差しなどの外乱が画像処理などに
どのような悪影響を及ぼすかなどのデータ取得を行うことで、先輩方から受け継いだ自動収穫システムにさらなる磨きを
かけるために大会に挑みました。本番では、合計で10個のトマトを収穫することができ、改良の成果を示すことができました。
最後に、ご指導いただいた教職員やサポート企業の方々、競技会の運営に関わられた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。