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コロナ感染拡⼤を踏まえた学年末期の学校活動 について
令和4年2月16日
学生・保護者の皆様
校長
コロナ感染拡⼤を踏まえた学年末期の学校活動
について
1⽉初旬にオミクロン株による新型コロナウィルス感染症の
第6波が発生し、奈良県においても日々1000 名前後の感染者
報告がなされている状況です。本校においては、入学者選抜
試験や学年末試験、答案返却、追試験等、対面実施が不可欠な
教育活動を優先事項として捉え、1月13日以来、2月18日まで
の期間、活動基準レベルを2として、対応してきたところです。
幸い、これまでクラスター発⽣はありませんが、学生自身が陽
性となったり、同居家族等の濃厚接触者になったりしたとの報
告が連日寄せられています。
近隣地域の様⼦を⾒ると、全国的に感染の収束が見通せない中、
1月27日から大阪・兵庫・京都に発出されているまんえん防⽌等
重点措置も延長の方向で検討されているようです。また、文部科
学省から教育機関に対しては感染防⽌対策を徹底した上での活動
が要請されていますが、学校での感染者報告も増える中、各地で
休校や学級閉鎖が相次いでおります。学年末期を迎えるにあたっ
て、学校教育活動を通常に戻したいところではありますが、近隣
地域の新型コロナウイルス感染症の感染状況を考慮すると、依然
として新型コロナウイルス感染症の感染拡⼤防⽌と学校教育活動
の両⽴が求められている状況に変わりはありません。2月2日には、
奈良県教育委員会が県⽴学校に対して感染防⽌対策の強化を指⽰し、
適切な感染防⽌対策を⾏った上で、感染リスクの低い個⼈練習を
中心に活動することが求められており、感染リスクの高い「学生
同士の近距離での活動」、「一斉に大きな声で話す活動」、「室内
で⾏う合唱及び管楽器演奏」、「組み合ったり接触したりする運動」
など、濃厚接触者となり得る学校教育活動等は原則⾏わないとして
おります。
このように、近隣地域の新型コロナウイルス感染症の感染状況や、
奈良県の学校教育活動の制限を鑑み、活動制限を緩和するには時期
尚早であると判断し、活動基準レベル2による活動制限を3月6日
まで継続することとし、特に指示がない限り登校を禁止します。
また、「新型コロナウイルス感染症対策のための学⽣⽣活ハンド
ブック」を第5版に改訂しましたので、再度熟読して日々の感染防止
に努めて、安⼼・安全な学年末・春季休業を過ごしてください。
なお、今後の活動基準については、本校並びに奈良県を含む近隣地域
の感染状況により決定し、本校ホームページを通じてお伝えします。
以上