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科学教室 「セッケンって油から作れるんだ」(令和6年8月31日 於 奈良高専)
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科学教室 「セッケンって油から作れるんだ」(令和6年8月31日 於 奈良高専)
令和6年8月31日(土)、大和郡山市との学市連携協定事業の一環として、科学教室「セッケンって油から作れるんだ~やってみて、感じて、語る科学実験~(物質化学工学科担当)」を奈良高専で開講し、大和郡山市内の小学5・6年生12名が参加してくれました。
物質化学工学科 宇田亮子教授が講師を務め、補助学生スタッフ5名とともに以下の内容で実施しました。
①アイスブレイク・全体説明:講師・スタッフの自己紹介、実験内容および注意事項等説明
②実験:コーン油やアーモンド油など全9種類の油から好きな油を選択し、様々な行程を経てセッケンを完成させます。作成行程は高専生が学生実験で受講するような本格的な内容も含まれ、安全のため白衣・ゴーグル・手袋等も適宜装着して行います。
③振り返り・感想共有:受講者の小学生だけでなく、補助学生スタッフも含めて実験の振り返りシートを作成し、発表することにより、個々の気付きや感想をみんなで共有しました。
振り返りシートの発表では、油の種類により作成過程や完成したセッケンの色、におい、泡立ち等に違いが出たこと、油等を湯せんして混ぜる行程が大変だったこと、初めて使用した機器に関する感想等様々な気付きや体験に繋がったことがわかりました。
各自が選んだビンに詰め持ち帰った自作セッケンも用いて、今日の体験をお家の方と一緒に振返ってもらえたらと思います。今回の科学教室は台風の影響も考えながらの開催でしたが、送迎等いただいた保護者の方を含め皆様のご協力により、受講者の皆さんの楽しそうな様子や真剣な様子へ繋げることができました。感謝申し上げます。