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奈良県主催『脱炭素を実現する夢の水素エネルギー』イベントに山田ラボが参加しました
R6年8月22日、奈良県が主催する『脱炭素を実現する夢の水素エネルギー』イベントがイオンモール大和郡山で行われました。
奈良高専による科学教室、和歌山高専による水素実験の展示のほか、奈良県オールトヨタより地域貢献の一環として寄贈された、燃料電池車「MIRAI」が展示され、水素エネルギーを紹介するポスターも展示されました。昨年度に引き続き、物質化学工学科 山田裕久准教授がユニットリーダーとして参画している『GEAR5.0 K-§MART』の活動の一環として行いました。
科学教室は今年で4回目と好評な奈良県のイベントとなっています。物質化学工学科 山田裕久准教授と、研究室の学生5名が科学教室を担当しました。和歌山高専からは、生物応用化学科 綱島克彦教授と3年生5名、2年生1名が水素実験の展示を担当しました。
このイベントはR3年度、奈良県内初の水素ステーション「イワタニ水素ステーション奈良大安寺」が開設されたことを記念し、奈良県内における水素エネルギーへの理解促進を目的として行われています。
科学教室は3回行われ、40名以上の小中学生が参加してくれました。
1つ目の実験は『ボルタ電池を作る』です。水に3種類の粉を入れ、どう変化するか、通電してオルゴールは鳴るのか?
参加者は、白衣とゴーグルを着用し、何が始まるのかとワクワクしながら実験に参加していました。2つ目の実験は『燃料電池を作ろう』です。水素が何なのか、分からない小さな子供さんでも簡単に出来る実験で、炭素棒から泡が出てくるのを不思議そうにじっと見ていました。
◆◆ 参加後のアンケート(一部抜粋)◆◆
【 参加してよかったことは? 】
「オルゴールの音が聞けてうれしかった。」
「泡が出るのが楽しかった。板を水から外すと音が出なくてふしぎだった。」
「水素が車に使われていることをしって。」
「水素のことを初めて知りました。内容は難しかったけど、オルゴールを鳴らす実験は面白かったです。」
など、実験を楽しんでいただけたお声を頂きました。
【 保護者の方より 】「5年生さん、たくさん教えてくださり、ありがとうございました。これからも頑張ってください。」
「こういった環境に優しい電気がどんどん普及していく社会になっていくことを願います。」
「何でも自分でやりたがる1年生。今回親が手出ししなくても自分で出来たという達成感と新しいことを知れたうれしさでとても満足気でした。楽しい時間をありがとうございました。学生さんたち、丁寧に見ていただき、安心できました。ありがとうございました。」
など、保護者の方からもお声を頂きました。