HOME
>
[社会貢献] 学市連携事業
>
お知らせ
>
出前授業 「光を探る」(令和6年6月27日(木) 於 郡山西小学校)
-
出前授業 「光を探る」(令和6年6月27日(木) 於 郡山西小学校)
令和6年6月27日(木)大和郡山市立郡山西小学校において、電子制御工学科 玉木 隆幸准教授が「光を探る」をテーマに出前授業を実施しました。
当日は、6年生3クラス計79人の方に受講いただきました。
(出前授業は児童生徒の理科離れが進む現状の改善を図るため、奈良県大和郡山市及び生駒市と学市連携協定を締結し、創造性や科学的な考え方を育むことを目的に、教育委員会や小中学校からの依頼により、実施しているものです。)
最初に先生やスタッフ、世の中で使われている光技術についての紹介がありました。
座学の後は、待ちに待った実験です。プリズムを使用し白色の光を赤、緑、青色などの各色に分けることで小さな虹ができました。これは、光の波長によって屈折率が異なることで見られる現象です。
また、太陽光とLED照明における波長の違いについても勉強しました。
次は、細い溝がたくさん刻まれた回折格子という光学素子を用いて、蛍光灯を観察しました。回折格子を通して見ることで、虹色の蛍光灯が観察できました。これは、波が障害物を回り込んで伝わる回折という現象と、複数の波が重なることで新しい波ができる干渉という現象によるものです。
光の性質と応用先について学び、受講者の皆さんは、光に興味を持ってくれました。