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[社会貢献] お知らせ
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出前授業 「パズルの達人」(令和5年11月16日(木) 於 矢田小学校)
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出前授業 「パズルの達人」(令和5年11月16日(木) 於 矢田小学校)
令和5年11月16日(木)、大和郡山市矢田小学校6年生を対象に、情報工学科 山口賢一教授、岩田大志准教授が「パズルの達人」と題した出前授業を実施しました。
(出前授業は児童生徒の理科離れが進む現状の改善を図るため、奈良県大和郡山市及び生駒市と学市連携協定を締結し、創造性や科学的な考え方を育むことを目的に、教育委員会や小中学校からの依頼により、実施しているものです。)
今回の出前授業は、矢田小学校で年に一度行われる保護者等が企画する授業と併せての開催となり、児童とその保護者51名に受講いただきました。 「パズルの達人」の内容は、スライドパズル(15パズル)を使って「難しい問題」を効率的に解くというのがどういうことかを体験し、やみくもに答えに向かうのではなく、法則性を見つけたり経験則を活かすといった実生活にも通用する知見に気づいてもらえる事が、目的です。
最初に山口先生より奈良高専の紹介とパズルの紹介をします。 スライドパズル(15パズル)は、奈良高専で3Dプリンターを使って作成したものになり、児童にプレゼントいたしました。
最後に本日のまとめ。 このようなアルゴリズムを活用する事で宅配便が荷物を運ぶ順路を最も短い道筋で運搬するなど活用する事が出来ます。
スライドパズル(15パズル)のような16マスでの数字の並べ方は約20兆通りあり、そのうち約10兆通りは絶対に答えにたどり着きません。
ここから、世の中には解けない問題もあることや、答えの求め方にはいくつも方法があること、コンピュータはさらに難解な問題も解くことができることなど話がありました。
パズルを通して奈良高専や理系科目に興味をもって頂ければと思います。